塩谷丸山(629.2m)
コース別 塩谷登山口 JR塩谷駅 最上町 JR塩谷駅→小樽駅縦走
往復 純登山 時計 反時計 往復 塩谷縦走 旭山 遠藤・天狗山

 ポイント
 登山口は塩谷と最上町の二つある。人気の山なので登山者が多い。岩場の山頂からは奇麗な海岸線が間近に見られる。
 塩谷登山口:高速道路が出来てからは登山口へのアクセスが良くなった。高速道路のアンダーパスの手前に広い駐車場が出来た。それでも、土日休日は満車になることがあるようだ。
 最上町登山口:小樽市廃棄物処理場までは舗装になっているが、その奥は立派な砂利道になっている。現在は、新幹線工事車両が行き来しているので、ルールに従うことが求められている。林道は交差できないので百数十メートル毎に退避場が設けられている。登山口には駐車スペースはある。暫くは、工事の無い日がお勧め。
塩谷駅時計回コース

 アクセス
 塩谷駅の駐車場に車を停める。次に塩谷駅沿いの道から線路を越える。塩谷川に架かる五助沢橋を渡ると直ぐ右折する。後は、塩谷川沿いの道(現在、道は藪に埋もれた所があるようだ)を進む 。
 10月2日<2005(H17)年 一周11.063km 登り1:59 下り50>
 早朝でまだ動きの乏しい駅前駐車場に車を置いて、一人で道路を横切り駅へ上がる階段のステップを踏む。駅前から線路沿いに伸びる歩道を小樽側に歩いて行くと、袴線橋沿いにも歩道が延びていて線路の反対側にでる。歩道から一般道に飛び出し、塩谷川に架かる五助沢橋を渡ると直ぐ右折する。暫し、町内散歩状態が続くが、送電線の下あたりから山頂部が望まれるようになる。
JR塩谷駅 駅からJRの袴線橋へ 五助沢橋(右折) 送電線下から山頂を望む
 最終人家を過ぎると、急に道が悪くなり、ぬかるんだ道が続く。塩谷川の左岸から右岸へ、右岸から左岸へとルートを変えながら道は続くが、遠藤山の作業道に突き当たり終わる。突き当たりには「水利使用標識」と小樽水道局の「マムシに注意」の看板がある。このT字路を右折すると直ぐにダルマ錠の付いたゲートが現れる。
 作業道をしばらく辿ると、登山口の看板が木の幹に架かっていた。届出のポストが新設されていたので、早速記入するが、個人情報保護法が試行されたためか、皆さん電話を書いていないかった。入山届けをして登って行くが、日にちを間違えたことに気が付く。戻るのも面倒なので、そのまま登ってしまう。
最終人家 ぬかるんだ道 遠藤山作業道のゲート 登山口
 途中で、以前にも見た五葉松が現れるが、やはり幹はコブだらけだった。この松はどうやら本州の松を植林したものらしいと言われている。遠藤山の分岐近くになると山頂が見え出す。分岐には「遠藤山2.8km」「丸山0.8km」「最上町→」の3つの道標が立っていた。
 尾根に上がってからは一寸手入れが不足している登山道なので、朝露で濡れた笹や草に触れながら登って行かなければならないので、ズボンがびしょ濡れになる。それでも、赤岩山や高島方向が望めるようになる。後を振り向けば、小樽天狗山、於古発山、遠藤山、桃内天狗山が屏風のように広がっている。やがて、遠藤山と桃内天狗山の間に羊蹄山の頭が登るに連れ伸びてくる。山頂直下の岩場からは西側の余市市街、余市湾の後にシリパ岬(尻場山)、積丹の山々が見えてくる。岩場の山頂からは忍路(おしょろ)の竜ケ岬が綺麗に見え、来た甲斐があったと満足する。
山頂を望む 小樽赤岩方向が 余市湾を 竜ケ岬を
 山頂からは山頂の西外れになる岩塔越しに桃内の海に突き出た桃岩が見え、振り返ると遠藤山と桃内天狗山の間に羊蹄山と三角山が一段と高く見えていた。山頂からは小樽方向が立ち木が邪魔ですっきり見えないが、赤岩山や高島、平磯岬や防波堤が見えるポイントがある。
山頂から桃岩 羊蹄山と三角山 山頂から小樽 山頂から赤岩山
 頂上から少し下って竜神の小路前から見ると、真ん前に忍路の兜岬や竜ケ岬が一段と迫力を増して迫る。その左手には白い余市市街、真っ青な余市湾、真っ白い崖のシリパ岬が、右手には桃内の海に飛び出た桃岩、蘭島の海を守るように立っている立岩が一望できる。
                     ←大
余市市街   兜岬 塵処理場 竜ケ岬(忍路)  桃岩      (蘭島) 立岩
 右側の龍神の小道があるので、覗いて見たら石碑があった。この石碑は以前無かったと思うが、中央に「大山大明神」左に「金比羅・・」、右に「・・八大龍五・・」とだけ読めたが意味は不明だ。竜神の小路から出て、岩塔越しに白い余市市街見て減算を開始する。目の前の桃内から伸びる道のドン尻を良く見ると、北しりべし塵埃物処理場が工事の真っ最中だった。平成19年3月に塵処理場は完成するが、岩内の処理場のようにモクモクと煙が上がらないことを祈る。登りでは良く目印になる反射板を横目で見ながら下って行く。台地状地形を風が吹き抜けるたびにススキの穂がなびき、サワサワという音を出す。ススキの秋の音色聞きながら急ぎ足で下る。
大山大明神? 岩と余市 反射板 ススキの穂がなびく道
 良く整備された登山道を下る途中、数組のパーティーに出会う。やはり、人気の山だけあると思う。塩谷の登山口に着いて振り向くと、遠藤山の作業道と同じ入山ポストが設置されてた。駐車場を下り、町内散歩をしながら塩谷駅の駐車場に向かう。
登山道 ガスタンク側の登山口 駐車場 駅前の駐車場へ
塩谷駅反時計回コース

 アクセス
 塩谷駅の駐車場に車を停める。次に塩谷の登山口を目指し線路を横切ると右側に折れる標識がある。塩谷川沿いの道(現在、道は藪に埋もれた所があるようだ) を帰る。
 9月17日<2000(H12)年 登り1:59 下り2:01>  北の山游詩:ヘビと一輪の花
 最初の登山道は結構ぬかるんでいるところがある。一登りすると平らな台地になり、小高い丘を登り切ると山頂だった。山頂からは竜ケ岬(忍路)や桃岩が望めた。早速、山頂標識と記念写真を撮す。山頂の岩の上には、海の近い山らしく錨が祀られている。
竜ケ岬(忍路) 桃岩 頂上(大×) 頂上に祭られた錨
 岩の間にはフランスギクも一輪咲いていた。帰りは遠藤山の方に下り、遠藤山の分岐を左に折れ下って行くと、コブのある五葉松があった。この松はどうやら本州の松を植林したものらしい。オオカメノキの実は赤く色付いていた。登山道から作業道に出ると、登山口の看板が木の幹に架かっていた。
 フランスギク(大×) コブのある五葉松 オオカメノキ(大×) 林道の登山口(大×)
サラシナショウマ(大×)
 サラシナショウマの白い穂が風に揺れるのを見ながら、しばらく林道を歩く。林道を歩いていると、浄水場があり、目の前にゲートが現れる。このゲートを越えてすぐ、左に入る小道に入るが、広い林道からいきなり狭くなるので躊躇する。この小道は塩谷川を右に見て下る。しばらくすると民家が出てきて、さらに進むとJRの袴線橋に突き当たる。そこを左に五助沢橋の方へ行き塩谷駅に出て終わる。
コース別 塩谷登山口 JR塩谷駅 最上町 JR塩谷駅→小樽駅縦走
往復 純登山 時計 反時計 往復 塩谷縦走 旭山 遠藤・天狗山

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 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 塩谷駅時計回コース
 2005(H17)年10月2日(日)曇り時々晴れ 一周11.063km 登り1:59 下り50 単独
 6:01塩谷駅駐車場→6:13五助沢橋→6:20最終人家→6:44ゲート→7:01登山口→7:31遠藤山分岐→8:00山頂8:11→8:21反射板→8:47登山口→8:52駐車場→9:01塩谷駅駐車場
 塩谷駅反時計回コース
 2000(H12)年 9月17日(日)  曇り一時雨 登り1:59 下り2:01
 登山口←1:23→頂上←21→遠藤山分岐←25→林道登山口←16→林道ゲート←45→塩谷駅←14→登山口