藻岩山(530.9m)
コース 旭山記念公園 観音寺
(慈恵会)
小林峠 北の沢 藻岩下 軍艦岬
尾根往復 ゲレ往復 幌南往復
観音寺経由 旭山経由 峠⇒藻岩下 尾根⇒ゲレ ゲレ⇒尾根 幌南⇒ゲレ 割栗岬
北の沢コース

 ポイント
 藻岩山の遊歩道で、一番距離の無いコースになる。
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=

 アクセス
 小林峠から西野真駒内清田線を北の沢へ下りてくると、藻岩山観光道路入口1.3kmの看板がある。この看板を左折して、美山通りを左折する。右側には反対側から良くみえる「北の沢デイセンター・第2この実寮」の看板がある。美山通りを登ると登山口になる。
 美山通りの突き当たりに北の沢の登山口があり、案内板があった。車のUターンの場所しかないので、下の道端に車を置く。
 国土地理院地図 周辺地図
小林峠に向かって 美山通りへ入る

 7月21日<2009(H21)年 往復5.858km 登り56 下り44>
 山に向かって舗装道路を登って行くと、タワーの立つ山頂が見えていた。突き当たりの登山口には案内板があり、真っ直ぐ登山道が延び、林道が左に下っていた。露で濡れた草に靴を濡らしながら辿って行くと、林道にでる。その地点に「馬の背1.2km北ノ沢0.1km」の道標が立っていた。
舗装道路を登る 山頂が見え出す 登山口 林道へ
 道端にクサフジの咲く林道の奥は広場になり「藻岩山頂2.0km馬の背0.9km北ノ沢0.4km」の道標が立っている。327mのコブに向かって登ると、次は丸太で土留めされた階段を下って行く。下った下には小さな沢があり、一跨ぎする。
クサフジ 広場の分岐 階段を下る 小沢を渡る
 薄暗い林の中で、一際目立つのがオレンジ色のクルマユリで、花は大きいが何故か可愛くないオオウバユリが咲いていた。薄暗い暗い林が急に明るくなると、数年前の台風による倒木地帯だった。
クルマユリ オオウバユリ 倒木が 倒木地帯に
 倒木地帯を通過しているうちに、馬の背の分岐になり、登山者が急増する。道端には十九番地蔵が現れる。カタツムリも雨の多い日が続いているためか、伸び伸びと岩の上を進んでいた。傾斜が緩み尾根が細くなりだすと、山頂を望むことができる。
馬の背分岐 十九番地蔵 カタツムリが 山頂を
 三十番と二十九番の間に石仏だったような雰囲気の石を発見する。引き続き、岩場を登って行き、六角堂横の小道から三角点に向かう。この三角点は高射砲の台座のようなコンクリートの中に組み込まれている。
岩場 六角堂横を 三角点
 三角点前の山頂で記念写真を撮し、屋上に上がると、霞んではいたが白い札幌ドームとドーム、一際高いJRタワーなどの市街地が望めた。アルコールフリー(アルコール分0.00%)のビール風炭酸飲料を飲みながらビル座同定を楽しむ。屋上は風が強く、気温も低かったので、山頂標識前で記念写真を撮し早々に退散する。
三角点前の山頂(大×) 札幌ドーム ツドームとJRタワー 屋上の山頂標識(大×)
 下りの登山道は登って来る人達が多く、その度に、エゾアジサイやサビタを撮しながら通過を待つ。下って行くと一人のご婦人がうずくまっていた。具合が悪いのかと近づくと大きなカメラで花を撮していた。良く見るとベニバナイチヤクソウだったので、私も邪魔にならないように撮してみた。帰りの林の中にはアワフキムシの白い泡が沢山あったので、撮してみた。中には虫がいるのだが、そっとしておいた。
エゾアジサイ サビタ ベニバナイチヤクソウ アワフキムシ
 
 8月15日<2003(H15)年 登り1:03 下り54)>
 改めて、登山口の看板を見る。馬の背1.3kmの標識もある登山口から山へ向かって登る。右側には川の丸い石を積み上げただけの石垣が続く。直ぐに道はT分岐となり道標が右を指している。道端には「ヤマハハコ」に鋏虫が止まっていた。
登山口へ 石垣 藻岩山のアンテナが ヤマハハコと虫
 トンボは居ることは居るが、数が少ないためか、「エゾゴマナ」にも虫が止まっていたり、蚊がまだ多い。地図の327と思われるコブを越えると、木段の下りとなり、ほとんど水の流れていない中の沢川支流を渡る。平坦な道を歩いて行くと、T字の分岐があり、左側に馬の背が見える。馬の背まで歩いて50歩の距離だった。
エゾゴマナと虫(大×) 327mのコブを越えると木段で下る 馬の背の上(大×)
 何時もの登山道に合流してからは、良く踏み固められた道を登る。道端には「ツルニンジン」の蕾があった。更に進むと一転、石畳になったり木段になったりしながら登る。
登り慣れた登山道(大×) ツルニンジンの蕾 石畳の道 木段
 頂上が近くなると、「六角堂」が見えて来て、し尿をばっ気処理している臭いが立ち込める。本来の頂上は「六角堂」側にあったが、今は「もいわスカイホール531」の屋上にある。
 何時もの綺麗な市街の景色を観光客の中で見る。そして、「神威岳」をバックに記念写真を撮り、屋上を後にする。久しぶりに、駐車場の上にあるベンチに座り、スポーツ飲料を飲む。
 一息入れて変えるが、愛棒は道標を無視して駐車場へ下りようとする。愛棒が下り始めたが、私は無性に古い山頂標識が見たくなり、お堂のところから登っていった。すると、「六角堂」の所にある水呑み場の蛇口が開いたままになっていて、旧登山道が水浸しだった。誰かが忘れたようなので、慌てて蛇口を閉める。
 下っていると、太陽の日が差し明るい林となった。まるで、太陽の光に包まれたトンネルのようだった。登山口に着くと、「硬石山」が正面に見えていた。
屋上の山頂標識(大×) 山頂にある道標 太陽の光のトンネル 登山口から硬石山を
コース 旭山記念公園 観音寺
(慈恵会)
小林峠 北の沢 藻岩下 軍艦岬
尾根往復 ゲレ往復 幌南往復
観音寺経由 旭山経由 峠⇒藻岩下 尾根⇒ゲレ ゲレ⇒尾根 幌南⇒ゲレ 割栗岬

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2009(H21)年7月21日(火) 曇り 往復5.858km 登り56 下り44
 9:18登山口→9:20「馬の背1.3km」分岐→9:26「馬の背0.9km藻岩山頂2.0km」分岐→9:33小川→9:45「藻岩山頂1.0km」馬の背分岐→10:14頂上10:22→10:45馬の背分岐→11:00分岐「馬の背0.9km」分岐→11:06登山口
 2003(H15)年8月15日(金) 曇り時々晴れ 登り1:03 下り54
 13:57登山口→13:58馬の背1.3km→14:01馬の背1.2km→14:14コブ→14:27馬の背→15:00頂上15:22→15:51馬の背→16:02コブ→16:16登山口