手稲山(1023.12m) |
コース別 | 平和の滝 | 平和- ゲレンデ |
ロープウェイ山麓駅 | 山麓線 | 北尾根 | 金山 (滝ノ沢) |
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TV-TV | TV-ゲレンデ | ゲレンデ | ||||||
ゲレンデ-TV | 純登山 | |||||||
TV・登山道・ゲレンデ |
ポイント 登山、ハイキング、散策など多様な楽しみ方ができる。滝もガレ場もあり、展望の良いケルンからは近くの山々から遠くの山々まで見渡せる。女子大回転コースの横には、急登や直射日光を避けるように登山道が延びている。 国土地理院地図 Google マップ |
ロープウエィ山麓駅コース |
アクセス 手稲オリンピアを目指して舗装道路を車で上ると、ロープウェイ山麓駅(休業中)に着く。この駐車場付近に車を置く。山に向かって右に行けばゲートのあるテレビ山道、左はゲレンデの中を登る。 |
登り:テレビ山道 下り:ゲレンデ |
時期 | 7/8 | 9/1 |
7月8日<2001(H13)年 登り1:24 下り59> 北の山游詩:花鳥蝶 |
あまり天気が良くなかったので、昼から手稲山を目指す。ロープウェイの山麓駅前の駐車場に駐車して、テレビ山道を登って行く。山道脇には花が多く、コウゾリナ、ヤマブキショウマ、ドクゼリ?、タニウツギが咲いていた。 |
タンポポモドキ(大×) | ヤマブキショウマ(大×) | ドクゼリ?(大×) | タニウツギ(大×) |
強烈なオレンジ色のコウリンタンポポ、オニシモツケ?、チシマアザミ、カワラボウフウ等の花を楽しみながら砂利道を登って行く。 |
コウリンタンポポ(大×) | オニシモツケ?(大×) | チシマアザミ(大×) | カワラボウフウ(大×) |
サンカヨウの白い花ももう実を付けていた。山道からは銭函天狗山も見えて来る。黄色い花やハクサンチドリも道端に顔を出す。 |
サンカヨウの実(大×) | 銭函天狗山 | ?(大×) | ハクサンチドリ(大×) |
山道脇にはベニバナイチヤクソウ、サイハイラン、キツネノボタン、チョウセンゴミシも顔を出す。車の走り回る道端とは思えない。NHKのアンテナの建つ敷地にもベニバナイチヤクソウが咲いていた。 |
ベニバナイチヤクソウ(大×) | サイハイラン(大×) | キツネノボタン (大×) | チョウセンゴミシ(大×) |
山頂に上がると、天気が悪い割には阿部山、烏帽子岳、定山渓天狗岳、朝里岳が見えていた。 |
阿部山 | 烏帽子岳 | 定山渓天狗岳 | 朝里岳 |
フェンスを乗り越え、霞んだ小樽を見ながら岩場で休む。足元にはカワラボウフウが咲いていた。山頂に戻り、フェンスの所に咲くハマナスを見て下山を開始する。下山はゲレンデを下って行く。林道よりも意外と花が少なく、黄色いオオダイコンソウの花を見ながら下って行く。 |
山頂の岩場(大×) | カワラボウフウ(大×) | ハマナス(大×) | オオダイコンソウ(大×) |
シロバナニガナ、ヨツバヒヨドリが見られる程度だった。それに比べ、サッポロフキバッタは大量発生で、バラバラと飛び跳ねていた。マウンテンバイクのコースと化したゲレンデを下って行く。外来種のコウリンタンポポは群落をなしていた。 |
シロバナニガナ(大×) | ヨツバヒヨドリ(大×) | サッポロフキバッタ(大×) | マウンテンバイク(↑大) |
ヒメイワショウブ、サラシナショウマ、ノリウツギ、エゾノレイジンソウを見ながら下って行く。 |
ヒメイワショウブ(大×) | サラシナショウマ(大×) | ノリウツギ(大×) | エゾノレイジンソウ(大×) |
ヤナギラン、ジョウザンシジミ、エゾタツナミソウを見ながら、下って終わる。 |
ヤナギラン(大×) | ジョウザンシジミ(大×) | ?(大×) | エゾタツナミソウ(大×) |
9月1日<2007(H19)年 一周6.536km 登り1:29 下り1:00> |
TV山道のゲートがイベントで開いていた。砂利道のTV山道を登って行くと、札幌市街が木立越しに見えてくる。銭箱天狗山も顔を出す。道端にはエゾタツナミソウの小さな花が咲いていた。 |
TV山道ゲート | 札幌の市街が | 銭函天狗山 | エゾタツナミソウ(大×) |
木立越しに石狩湾新港が見えて来て、道端にはキツリフネ、エゾアジサイが咲いていた。ゲレンデと作業道が交差する所からは、ネオパラ山の山腹越しに石狩湾が望まれる。 |
石狩湾新港 | キツリフネ(大×) | エゾアジサイ(大×) | 石狩湾 |
振り返れば、小樽の赤岩山が銭函天狗山越しに見える。また、砂利道の作業道を登って行くと、ツリガネニンジンなのかバアソブなのか花を見ていないので判断付かないが、面白い形の大きな実がぶら下っていた。また、隣りには、マタタビも色付いた実を垂らしていた。熟していそうな「マタタビ」の実を採って食べたら甘かった。もう一つ採って相棒にあげたら、すっぱいと言うので、もう一つ採って食べてみたら成る程すっぱい。まだ、時期が早かったようだ。サラシナショウマは風に揺ら揺ら揺れているが、固まって揺れている個体があった。 |
小樽の赤岩山を | ツリガネニンジン(大×) | マタタビ(大×) | サラシナショウマ(大×) |
山頂近くになると三角山、円山、藻岩山が市街地の中に現れる。リフトの山頂駅からは札幌市街が一望できるので、大勢の人達が駅舎の床に座って、休んでいる。道端には実の付いたイチヤクソウが見受けられる。アンテナ群の中を辿ると、山頂が見えて来た。 |
三角・円山・藻岩 | 札幌市街 | イチヤクソウの実(大×) | 山頂へ |
山頂には手稲神社の奥の宮や三角点があり、解説板も添えられている。山頂の岩場には、キアゲハが舞っていた。 |
山頂 | 三角点 | 三角点の解説 | キアゲハ |
石狩湾を一望出来る。 |
←大 |
石狩湾を望む |
山頂の奥からは砥石山、阿部山、樽前山、恵庭岳、百松沢山、烏帽子岳、無意根山、定山渓天狗山、迷沢山、白井岳、余市岳、朝里岳と連なっている。手稲山の西峰も間近に望まれる。踏み跡が無いか見たが、全く無かった。 |
←大 |
砥石 阿部 樽前 恵庭 百松沢 烏帽子 無意根 定天 迷沢 白井 余市 朝里 西峰 |
山頂の奥からは小樽湾を望むことが出来る。岩場には真っ赤に染まった植物があった。手稲山の裏側は柱状節理が剥き出しになって見える。岩場から山頂を見上げると愛棒が心配そうに見ていた。 |
小樽湾を望む | 岩場 | 柱状節理 | 山頂を見上げる |
ケルンへの登山道へ入ると、マイズルソウが充血した目の様な実を付けていた。ケルン風の歌碑「雲わきぬ/雲かがやきぬ/雲消えぬ/高根もつひよ/さひしき/ところ/すみ」に着いて記念写真を写す。 |
登山道入口 | マイズルソウの実(大×) | ケルン(大×) | プレート |
ケルンのある岩場からは札幌市街が一望出来、三角山、円山、藻岩山、砥石山、阿部山、樽前山、恵庭岳と連なって見える。 |
←大 |
札幌市街 三角山 円山 藻岩山 砥石 阿部 樽前 恵庭 |
山側には百松沢山、烏帽子岳、無意根山、定山渓天狗山、迷沢山、白井岳、余市岳と連なって見える。適当な岩を見付けて座り、景色を見ながらピクニック気分で昼ご飯を食べる。 |
←大 |
樽前 恵庭 百松沢山 烏帽子岳 無意根山 定天 迷沢山 余市岳 |
ケルンからリフトの山頂駅へ通じる短絡路を辿ろうと、歩いていると真っ赤なツリバナが咲いていた。フェンスの隙間からリフトの山頂駅に上がると、札幌市街が一望出来た。帰りは石狩湾やネオパラ山、札幌市街を見ながら急なゲレンデを下る。 |
ツリバナ(大×) | 札幌市街を | 石狩湾を | ネオパラ山に向かって |
ネオパラヤマに向かってゲレンデを下りて行くと、ヤナギランの花、花後の鞘、鞘が弾けて綿毛が出ているものが、同時に観察できる。特に、日差しに輝く綿毛は綺麗なものだ。道端にはおおきなコオロギと思われる虫が、日差しを受けていた。 |
ネオパラ山に向かって | ヤナギランの綿毛(大×) | ネオパラ山に向かって | 大きなコオロギ(大×) |
石狩湾や石狩湾新港を見ながら、最後の急登を下る。作業道を横切り、ロープウェイ山麓駅を目指す。途中のゲレンデは草が刈られ、パラグライダの発着場所となっていた。傍らには、数人がパラグライダの準備をしているのを見ながら、ロープウェイ山麓駅に着く。 |
石狩湾新港 | 最後の急斜面を | 作業道に下る | ロープウェイ山麓駅 |
コース別 | 平和の滝 | 平和- ゲレンデ |
ロープウェイ山麓駅 | 山麓線 | 北尾根 | 金山 (滝ノ沢) |
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二人の山行記録 2007(H19)年 9月 1日(土) 晴れ 一周6.536km 登り1:29 下り1:00 駐車場11:25→12:54山頂13:04→13:13ケルン13:32→14:23駐車場 2001(H13)年 7月 8日(日) 曇り 登り1:24 下り59 駐車場12:09→13:33山頂14:16→15:15駐車場 |