手稲山(1023.12m) |
コース別 | 平和の滝 | 平和- ゲレンデ |
ロープウェイ山麓駅 | 山麓線 | 北尾根 | 金山 (滝ノ沢) |
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TV-TV | TV-ゲレンデ | ゲレンデ | ||||||
ゲレンデ-TV | 純登山 | |||||||
TV・登山道・ゲレンデ |
ポイント 登山、ハイキング、散策など多様な楽しみ方ができる。滝もガレ場もあり、展望の良いケルンからは近くの山々から遠くの山々まで見渡せる。女子大回転コースの横には、急登や直射日光を避けるように登山道が延びている。 国土地理院地図 周辺地図 |
北尾根コース |
アクセス 稲雲高校を目指して手稲山の旧道を行くと、高校の入り口を過ぎてまもなく、右に登山口がある。 |
6月7日<1998(H10)年 登り3:16 下り2:40> |
今日は、よさこいソーラン祭りで娘が車を使っているので、自転車で登山口まで来る。登山口からはトラバース気味に進むとまもなく高校の裏にでる。高校の裏からも小径が続いているようだ。さらに進むと、また、稲積方向からの踏み跡がある。後は、稲積川の沢を登るだけで、展望はない。尾根道にあがると途中に刈り払われた見晴台がある。景色を見ながら一息つく。 途中で分岐点があり方向がわかり難く、滝の沢からの木段が右手に見えたり、舗装道路があったり迷ってしまう。やがて、テイネオリンイアの遊園地の音を聞きながら、その傍を通る。 それを過ぎると、左に行けばパークゴルフ場のまっただ中にでる。パークゴルフ場を横切って、一旦、舗装道路に出て直ぐ林道に入って行くと、札幌冬期オリンピックの運営本部棟を左に出て、ロープウェイの山麓駅にたどり着く。 |
ゲレンデを登って行くと、サイハイランが咲いていた。 山頂からは360°丸見えで、羊蹄山の雪もほとんど無くなっていた。昼食はリフトの山頂駅の板の上でするが、気持ちが良くなって1時間ほど寝てしまう。 登山口に着いて、自転車の鍵を草むらに落としてしまい、中々見付からないので、ワイヤを切ろうと思ったが、プライヤでは中々切れなかった。愛棒が、草むらから鍵を見付けてほっとする。 |
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7月12日<2013(H25)年 JR手稲駅起点往復22.016km 単独 登り3:52 下り2:37> |
JA手稲駅をスタートして、国道5号線を渡り、日産自動車の道路を登って行き、札樽自動車道のアンダーパスを通過する。稲雲高校をやり過ごすと、右手に手稲本町登山口が見えてくる。駐車場には、登山道を降りてきたマウンテンバイクを車の後部に懸架している男性がいた。登山口には「見晴台へ2.7km/分岐点へ3.8km」の距離標識が立っていた。トラバース気味の道には、目立たない橋がある。 |
登山口 | 距離標識 | 橋 | 橋 |
稲積口の涸れ沢にも橋が架かっていた。稲積川からは沢沿いに山へと道が延びて行く。写真を撮そうと立ち止まると、蚊が何処からともなく近づいて来る。花も展望も無いので、橋の数を数えながら登って行く。 |
稲積口 | 橋 | 稲積川の橋1 | 橋2 |
目まぐるしく橋を渡ることになるが、中には、壊れかけていて修理予告の看板も立っていた。 |
橋3 | 橋4 | 橋5 | 橋6 |
稲積川に架かる橋を8つ渡ると、大木が見えて来る。ここで、沢沿いの道が終わり、尾根へと登って行く。 |
橋7 | 橋8 | 大木 | 尾根道 |
標高330m辺りに、木立が切れている所があり、新川の河口が見えて来る。420mの展望台からは生憎、雲が邪魔して展望は無い。道標には「手稲本町入口2.9km/分岐点1.3km/手稲ランド研修センター前2.9km」の道標がある。道端には、オオダイコンソウが咲き、アシブトコバチと思われる虫が蜜を吸っていた。 |
新川の河口 | 展望台から | 道標 | オオダイコンソウ |
展望台を後にしながら、振り返ると新川河口が僅かに見えていた。展望台の前の草も大きくなって展望を妨げていたようだった。平らな道を奥へと進むと、リフトの山頂駅が現れ、手稲山やネオパラ山も見えて来るが、手稲山は未だ登山口に達していない位に遠くに感じる。この辺りから冬だと金山(444.4m)に行けるが、マニアの踏み跡もなさそうだった。一旦、下がって、457m峰に向かって登って行く。スダヤクシュの咲く登山道を辿り、457m峰を通過すると、分岐点が現れる。 |
新川河口 | 手稲山を | スダヤクシュ | 分岐点 |
分岐点には、数種類の道標があるが、このコースの道標としては「手稲ランド研修センター前/1.6km」「見晴台1.3km/手稲本町入口4.2km」が分かり易いと思う。他には「ローウウェイ山麓駅へ4.9km/滝の沢へ1.0km/←」と「札幌周辺自然歩道/(現在地)分岐点/←1.0km滝の沢/3.1km男子大回転ゴール跡/3.0km手稲本町入口」の看板がある。入口の看板と比較しても、それぞれまちまちで、どれを信用して良いのか分からない。本町入口から分岐点までは4km位と思う。直ぐに、舗装道路が出てきて分岐になるが、以前は通れた左の道が藪に覆われているので、迷うことはないが、道標は分岐点と同じ「手稲ランド研修センター前/1.6km」「見晴台1.3km/手稲本町入口4.2km」が立っている。舗装道路にはコガネムシが落ちていた。 |
道標 | 舗装分岐 | 道標 | コガネムシ |
以前は、遊園地の喧騒を聴きながら歩いた道だが、ひっそりと静まり返っている。道端には、ハナニガナ、シロバナニガナ、ヘビイチゴが咲き、アシブトコバチと思われる虫が蜜を吸っていた。研修センター跡が近づくと、「手稲本町入口方面」「パラダイスヒュッテ/男子大回転ゴール跡方面」「研修センター」の看板の立つ分岐に差し掛かる。ここから下がる道は、50m位下って、50m位登り返すので、距離的には近そうだが、中々手ごわいと思うので、真っ直ぐ研修センター跡を目指す。 |
ハナニガナ | シロバナニガナ | ヘビイチゴ | ヒュッテ分岐 |
真正面にネオパラ山が見えて来ると、林が切れて研修センター跡に出る。以前は、パークゴルフ場にもなったが、自然に帰っていて人影がない。研修センター前に出る。研修センター口には「分岐点1.5km/手稲本町入口5.7km」の看板と北尾根ルート図が立っている。ルート図では登山口から5.3kmなのだが、道標の方が正解のような気がする。舗装道路からは手稲山が真正面に見える。 |
ネオパラ山 | 研修センター跡 | 道標 | 手稲山が |
一旦手稲山に背を向けて、林道を辿ろうと研修センター跡方向へと行き、バス停から林道へ入る。林道はすっかり荒れてしまっていて、時折、毛虫が衣服に付きゾーっとする。ヒメシジミが群れているところがありほっとする。林道は小山で終わっていた。横から見て初めて陸橋だと分かった。どうやら、林道はレインボーコースのようだ。陸橋の上に上がると林道が延びていそうだが、舗装道路に出ることにする。 |
荒れた林道 | ヒメシジミ | 手稲山を | 陸橋 |
舗装道路を辿ると、真正面に手稲山ありTV山道入口が見えて来る。TV山道には入らずに、駐車場へ左折すると、札幌冬期オリンピックの運営本部棟やロープウェイ山麓駅が見えて来る。以前の賑やかな雰囲気は無く、忘れられた存在になっている。長野のオリンピック跡もこんなだろうかと思いながら、誰も登ることがなくなったロープウェイの階段に座る。昔は、山麓駅でビールを飲みソバを食べたりしたことを思い出しながら、空になったペットボトルを新しい物に交換する。一息入れて、三浦雄一郎のスキースクールの看板のある所から山へと向かう。 |
TV山道入口が | 運営本部棟 | ロープウェイ山麓駅 | 三浦雄一郎SS |
ロープウェイを潜ると、女子大回転のゴールハウスが見えて来る。一旦、TV山道を横切り、ゲレンデを直登する。一息いれながら振り返ると、ゴールハウスの後ろに銭函天狗山が見えていた。ゲレンデにはヤナギランが咲きかけていた。高度があがり、振り返ると、休業中のテイネオリンピア遊園地、研修センター、忘れ去られた聖火台が見えていた。聖火台だけでも、公園にして欲しいものだと思う。忘れられた聖火台に刻まれた選手達が、再び、訪れた時に悲しくないだろうかと思いながら眺める。 |
ゴールハウス | 銭函天狗山を | ヤナギラン | 聖火台を |
ゲレンデは、まだ、見上げる位置にありTV山道は遠いと感じる。ハクサンチドリやアマドコロに元気をもらいながら登って行く。実は、アマドコロは二つづづ花が咲いているが、一つなのでアマドコロか自信はない。ようやく、平らになり、振り返るとネオパラ山が見えていた。 |
ゲレンデを | ハクサンチドリ | アマドコロ | ネオパラ山 |
TV山道に出ると、イチャンコッペ山、樽前山、風不死岳、恵庭岳が見えていた。TV山道を辿って山頂を目指す。NHKの法面にベニバナイチヤクソウを探すが咲いていなかった。山頂の間近の「北大雲物理観測所」跡を見ながら山頂に到着する。 |
支笏の山々が | 山頂へ | 北大観測所跡 | 山頂 |
山頂には、三角点、三角点の解説、山スキー発祥の碑があるが、新たに鳥瞰図が設置されていた。展望を妨げる木立が伐採され、すっきりと海側が見えるようになっていた。ハマナスも咲いていた。 |
三角点 | 解説 | 山スキー発祥の碑 | 鳥瞰図 |
春香山、和宇尻山、赤岩山、小樽港、銭函天狗山、石狩湾が望められた。空には、小樽方向から豊旗雲(帯状高積雲)が放射状に流れていて、綺麗だった。 |
春香山 和宇尻山 赤岩山 小樽港 銭天 石狩湾 |
南側を見ると、砥石山、イチャンコッペ山、恵庭岳、空沼岳、百松沢山、札幌岳、烏帽子岳、峰越、無意根山、定山渓天狗山、羊蹄山、ヒクタ峰が見回せた。 |
砥石 イチャン 恵庭 空沼 百松 札幌 烏帽子 峰越 無意根 定天 羊蹄 ヒクタ峰 |
ヒクタ峰から、白井岳、余市岳、朝里岳、星置山、奥手稲山、春香山、和宇尻山、赤岩山、小樽と一周する。 |
ヒクタ 白井 余市 朝里 星置 奥手稲山 春香 和宇尻 赤岩 小樽 |
無意根山、定山渓天狗山、羊蹄山を撮し、三角点の所で一息入れていると、ご婦人がやって来て、直ぐに下山して行く。誰も居ないので、手稲神社の奥宮にお賽銭を入れ、家内安全を祈る。ケルンで昼食と思い、早々に山頂を引き上げる。途中ロープウェイの山頂駅に立ち寄ろうと、観光客が歩いていた道を下て行く。石段の所にハクサンチドリが咲いていた。山頂駅は訪れる人も少なく、草生していた。柵の所から景色を見ようと思ったら、ティッシュが散乱していたので、具合が悪くなり引き返す。 |
無意根・定天・羊蹄 | 山頂 | ハクサンチドリ | 山頂駅 |
TV山道から平和の滝への道を辿ると、やはり登山道らしい。間もなく、標高980mの立つケルン風の歌碑「雲わきぬ/雲かがやきぬ/雲消えぬ/高根もつひよ/さひしき/ところ/すみ」が現れる。 |
平和の滝へ | 登山道 | ケルンが | 980m |
ケルンの傍で、座りやすそうな石を見付けて座る。今日は、ソールを16、380円で張り替えた登山靴だったので、靴を脱いで足を開放してやる。トースト2枚、ゆで卵1つを食べながら麦芽風味の炭酸飲料を飲む。 目の前には恵庭岳、空沼岳、百松沢山、札幌岳、烏帽子岳、峰越、無意根山定山渓天狗岳、迷沢山、ヒクタ峰、白井岳、余市岳、朝里岳を見ながら楽しむ。 |
恵庭 空沼 百松 札幌 烏帽子 峰越 無意根 定天 迷沢 ヒクタ 白井 余市 朝里 |
昼食を食べ終わって、札幌側を見ようと、平和の滝コースを少し移動する。岩場からネオパラ山、札幌市街、センチが丘、三角山、円山、藻岩山、砥石山が見渡せた。 |
ネオパラ山 札幌市街 センチが丘 三角 円山 藻岩山 砥石山 |
防雪柵の隙間から抜けて、TV山道へ出ようとしたら、ご婦人と出会う。道を譲ってくれたので、お礼を言いながら擦れ違うが、何か言いたそうな雰囲気だった。数歩歩いた所で、声がかかった。何かと思ったら、ベニバナイチヤクソウ咲いているの見ましたかと言い、カメラで撮した写真を見せてくれた。ロープウェイの山頂駅の法面にあったと言う。お礼を行って、山頂駅に向かい、ベニバナイチヤクソウを見付けることが出来た。山頂駅からゲレンデを転がる様に下りて、山麓駅に出てしまう。山頂を見上げたら雲がかかってきていた。山麓駅からは舗装道路を下って、滝ノ沢分岐(パラダイスヒュッテ)を通り過ぎる。ここからも遊歩道はあるが、50m下って50m登ることになり結構堪えるので、引き続き舗装道路を下って行く。 |
ベニバナイチヤクソウ | オリンピックハウス | 山麓駅 | 滝ノ沢分岐 |
再び、研修センター跡前から登山道に入り、分岐点を過ぎると、エゾキンポウゲ、ユリが咲いていた。展望台に下っても、展望は無くそのまま通過する。 |
分岐点 | エゾキンポウゲ | ユリ | 展望台 |
暗い、沢道からトラバース気味の登山道を歩いているとカタツムリが居た。登山口に出ると、登山者の車は一台も無かった。道端の大きな白いキイチゴ花やヒメジョオンを見ながら下って行くと、キイチゴの花にはキスジホソマダラが蜜を吸っていた。 |
カタツムリ | 登山口 | キスジホソマダラ | ヒメジョオン |
9月2日<1995(H7)年 登り3:30> |
娘が車を使っているので、東雲高校の近くの登山口まで自転車で来る。途中で、研修センターに出て、ロープウェイの山麓駅でソバを食べ、ビールを飲む。山麓駅からはTV山道を登って行くと、ダンプカーが行き交い砂誇りに見舞われる。 頂上に上がると、見晴らしが良く嬉しくなって記念写真を撮す。 |
三角点 | 山頂 | 烏帽子岳と | 詳細な看板 |
コース別 | 平和の滝 | 平和- ゲレンデ |
ロープウェイ山麓駅 | 山麓線 | 北尾根 | 金山 (滝ノ沢) |
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TV-TV | TV-ゲレンデ | ゲレンデ | ||||||
ゲレンデ-TV | 純登山 | |||||||
TV・登山道・ゲレンデ |
二人の山行記録もくじ1へ 次金山(滝ノ沢・純登山)へ アソビホロケール山へ |
二人の山行記録 (遊びの時間含む) 2013(H25)年7月12日(金) 曇り 単独 JR手稲駅起点22.016km 登り3:52 下り2:37 7:01JR手稲駅→7:19登山口→8:30見晴台→8:51分岐点→8:53舗装道路分岐→9:13パラダイスヒュッテ分岐→9:18研修センタ口→9:21林道へ→9:31陸橋→9:34舗装道路へ→9:41ロープウェイ山麓駅→9:55TV山道横断→10:41TV山道へ→10:52山頂11:04→11:15ケルン(含む山頂駅往復)11:44→11:44ゲレンデを下る→12:00YV山道横断→12:07ロープウェイ山麓駅→12:21研修センタ口→12:24ヒュッテ分岐→12:40舗装道路分岐→12:41分岐点→13:00見晴台→13:51登山口→14:10JR手稲駅 1998(H10)年6月7日(日) 快晴 登り3:16 下り2:40 登山口→1:15見晴台→22分岐→27研修センタ→16ロープウェイ→54山頂→56研修センタ→19見晴台→56登山口 1995(H7)年9月2日(土) 晴れ 登り3:30 |