南区の碑 |
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ポイント 「さっぽろ みなみ区 碑を訪ねて」を案山子にして尋ね歩く。南区のHPでは文章の使用が禁止されているので、見たままを記載する。 |
石山地区 |
1.北海道札幌石山高等学校跡(碑) 2.石切山街道(碑) 3-1.旧定鉄石切山駅跡 3-2.旧石山サイレン塔 番外.ぽすとかん 番外.軟石屋 4.石森和男歌碑 番外.石森和男歌碑 5.馬頭観世音碑 6-1.石山開基百年記念碑 6-2.稲荷大神(碑) 6-3.天照皇大神・八幡大神・春日大明神(碑) 6-4.山乃神(碑) 6-5.山の神(碑) 6-6.忠魂碑 6-7.招魂碑 7.親鸞上人像 8.石森延男文学碑 9.豊羽鉱山石山選鉱場跡(石山選鉱場跨線橋跡) |
1.北海道札幌石山高等学校跡(碑) <2016.11.1>石山1条2丁目、啓北商業高等学校校庭 周辺地図 |
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啓北商業高等学校の花壇の一角に、ひっそりと鎮座している。 |
2.石切山街道(碑) <2016.11.1>石山1条3丁目、石山交番横 周辺地図 |
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副碑には石山陸橋からオカバルシ川の境界までを「石切山街道」と呼ぶと明記されている。札幌軟石の歴史も記されている。 |
3-1.旧定鉄石切山駅跡 <2016.11.1>石山1条3丁目 周辺地図 |
石切山駅舎は廃線となった定山渓鉄道で、半世紀の時を越えても、唯一現存する建物で、現在は石山振興会館として利用されている。定山渓鉄道は過って、東札幌から定山渓を結んでいて、石切山駅舎は(1949年(昭和24年)竣工された建物だ。駅舎の基礎には札幌軟石が使われている。 駅前にはサイレン塔や駅名標があり、見る人に駅舎だったことを思い起こさせる。駅舎の裏側には国道と平行に延びる不自然な道路や公園があり、往時の鉄路を忍ばせる。 |
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駅舎 | サイレン塔と駅舎 | 駅名標と駅舎 | 駅名標 |
3-2.旧石山サイレン塔跡 <2016.11.1>石山1条3丁目 周辺地図 |
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石切山駅舎の傍に鉄塔があり、その傍に解説板が設置されている。 |
番外.旧石山郵便局 <2016.11.1>石山2条3丁目 周辺地図 |
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石切山駅舎の前に道路を挟んで、札幌軟石の建物が建っている。郵便局だったようで、今は「ぽすとかん」と看板がかかっている。建物の前には、都市景観重要建築物「さっぽろふるさと文化百選/石山郵便局」と記された解説板が設置されてる。 |
番外.軟石や <2016.11.1>石山1条2丁目 周辺地図 |
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石山には、思わぬ所に札幌軟石で造られたインテリア雑貨店「軟石や」がある。近くにも札幌軟石で造られた建物が点在する。石屋さんもあり、流石に石切山の名残がある町だ。 |
4.石森和男歌碑 <2016.11.1>石山1条4丁目、石山小学校前庭 周辺地図 |
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碑文には「にぐるまも/輪を/かたむけて/あぶなしや/石まろび/ころぶ/いし山/の/里/石森和男」と刻まれている。碑陰はコンクリートの塀とプランタが邪魔で、下の方が見えなかった。 |
札幌市立石山小学校は昭和五十●年九月一日 翌々五十六年三月石山南小学校の●設開●● 思えばここ石山の地に石切る●音がひびいて● ●私どもの祖父はきびしい生活●●●●●●● 教育に思いを馳せその充●●●●●●●●●● 今新たな学校への分離が果される●●●●●● 教育振興の願いの現われと●大き●喜び●●● 此に学ぶ私どもが多くの先人の学●●●●●● 祖父の願いを忘れ去らぬため●●●●●●●● 作品を碑に刻んで死すものとある。 母校石山小学校の益々の発展を祈念●●●●● 昭和五十六年三月十七日 第三十●●卒業生 辻●● 第四十回卒業生 岩●● |
5.馬頭観世音碑 <2016.11.1>石山2条2丁目、妙現寺境内 周辺地図 |
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妙現寺境内の外れに鎮座していた。碑陰には大正8年10月建立と刻まれている。 |
6.石山神社石碑群 <2016.11.1>石山254番地、石山神社境内 周辺地図 |
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石段を上がり、石山神社境内に入ると、鳥居の左右に石碑が鎮座している。鳥居から振り向くと、硬石山が見える。 |
6-1.石山開基百年記念碑 <2016.11.1>石山254番地、石山神社境内 周辺地図 |
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石山神社境内に入ると、右側に鎮座していた。碑側には昭和49(1974)年9月7日と刻まれている。 この碑は42年前に建立されたことになり、今年で石山開基142年となる。 |
6-2.稲荷大神(碑) <2016.11.1>石山254番地、石山神社境内 周辺地図 |
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鳥居の左側に、石碑群があり、その一番左に稲荷大神の碑がある。碑陰には石板が埋め込まれ。「昭和六十三(1988)年9月吉日/石山六区より移轉」と刻まれている。 |
6-3.天照皇大神・八幡大神・春日大明神(碑) <2016.11.1>石山254番地、石山神社境内 周辺地図 |
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石碑には左から春日大明神、中央に天照皇大神、右に八幡大神と刻まれている。碑側には明治37(1904)年9月建立と刻まれている。 |
6-4.山乃神(碑)<2016.11.1>石山254番地、石山神社境内 周辺地図 |
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石碑には「山乃神」、台座には「石山組中」と刻まれている。 |
6-5.山の神(碑) <2016.11.1>石山254番地、石山神社境内 周辺地図 |
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尖った二等辺三角形の碑は珍しい。石碑には「山の神/玉井/石工」と碑文が刻まれている。 碑陰には石板が嵌め込まれ、「平成2(1990)年9月吉日/石山2条2丁目山の手町内会/荒井宅地先より移転」と刻まれている。 |
6-6.忠魂碑 <2016.11.1>石山254番地、石山神社境内 周辺地図 |
碑文は「忠魂碑/陸軍少将黒澤圭一郎書」と刻まれている。碑陰には、石板が嵌め込まれ「忠魂碑建立/大正10(1921)年9月8日氏子中」と刻まれている。 |
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副碑は、戦没者名簿で、日露戦争1名、満州事変1名、支那事変6名、大東亜戦争84名、合計92名の名前が刻まれている。 石碑の後ろに、円柱があり寄付者名簿が刻まれていた。 |
6-7.招魂碑 <2016.11.1>石山254番地、石山神社境内 周辺地図 |
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波状に削られた石の面に、「招魂碑」、その右に「明治37(1904)年9月」、左に「征露役建之」と刻まれている。台座正面には寄付者の名が刻まれているようだ。 碑陰には石板が嵌め込まれ「石山4区より移設/平成14(2002)年6月吉日」と刻まれている。 |
7.親鸞上人像 <2016.11.1>石山2条4丁目、善住寺境内 周辺地図 |
未踏 |
8.石森延男文学碑 <2016.11.1>石山2条8丁目、石山南小学校前庭 周辺地図 |
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石森延男文学碑が開校記念文学碑でもある。碑文は確り読めるが、碑陰は掠れていて読み難いので、解読してみた。 |
本校は、昭和五十六年四月に石山小学校か ら分離開校したが、その記念として、ここに 石森延男文学碑を建立する。 時を同じくして石山小学校に石森和男の歌 碑が建ったが、延男はその長男として明治 三十年に札幌で生まれた。 札幌師範学校 (いまの北海道教育大学札幌分校)に学び、教 育者であるとともに、郷土北海道を舞台とした 「コタンの口笛」「千軒岳」「梨の花」などを 持つすぐれた児童文学者として知られる。 「グスベリ」と「桐の花」はこの作者生ま れ育った札幌の少年の日の想いを綴っ た作品だが、碑文の「川釣り」は「グスベリ」の なかの一節である。 撰文は、北海道文学館事務局長木原直彦 昭和五十六年三月二十五日 寄贈 辻 勝 三 |
9.豊羽鉱山石山選鉱場跡(石山選鉱場跨線橋跡) <2016.11.1>石山3条5丁目 周辺地図 |
未踏 |
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