=馬追丘陵(最高地点L分岐286.4m)= |
コース | D往復 | 馬追山 林道 |
E→F | F→E | F往復 | G→D | G往復 | 地図に無い 林道 |
E閉鎖中 |
ポイント 馬追山は馬追自然の森と呼ばれ、南北に大小のコブが連なった長い丘陵になっている。名のあるピークは瀞台(272.7m)と長官山(254m)がる。丘陵の最高地点は国土地理の地図では275だが、L分岐(286.4m)ではないかと思う。瀞台には、遊歩道が延びていて、登り口は馬追温泉DD口、馬追コミュニティーセンターEF口(閉鎖中)、北3号FH口、道道夕張長沼線GI口の4か所で林道は数本ある。 |
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国土地理院地図 周辺地図 |
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道道長沼夕張線口GI往復コース |
9月2日<2008(H20)年 往復9.160km 登り1:19 下り1:18> 順路GI→L→G→瀞台→G→M→L→GI 山の地図帳「2008.9.2」へ |
アクセス 長沼町から夕張長沼(道道1008号)線をながぬま温泉方向に走る。左にながぬま温泉を見過ごして、峠に近づく手前に「道道長沼夕張線口GI」(駐車場有り)がある。 |
駐車場から柵の奥にある遊歩道入口に向かう。最初は暗い林の中を登って行く。林の中には小さな白い花やキツリフネ、ノブキ、ミミコウモリ等が咲いていた。暗いので中々綺麗に撮せない。遊歩道は笹を刈ったばかりで、快調に登って行く。距離標識は「瀞台3600m道道夕張長沼線495m」が現われると、後は400m毎に設置されている。この標識から行けば瀞台までは4095mのようだ。真っ直ぐな尾根道になり、田園風景が木立越しに見えて来る。 |
道道長沼夕張線口GI | 白い花(大×) | キツリフネ(大×) | 尾根道 |
尾根道の最高地点が近づくと「北3号口分岐L」の標識が現われる。ここから下有刺鉄線のフェンス沿いに下る。フェンス越しに航空自衛隊の基地が覗ける。どうやら、レーダーサイトの白いドームは撤去されたようだが台の建物は残っているようだ。林道に出ると右側への道は荒れ果てていた。「瀞台1600m」の標識にトンボが止まっていた。 |
北3号口分岐L(大×) | 航空自衛隊の基地 | ドームが無く | トンボ(大×) |
地図の275m手前から立派な林道に飛び出し、良い香りが充満していた。香りの主を探すと薄ピンクの白い花クサギが咲いていた。道端では木の葉に化けたつもりで安心して動かないコノハチョウがコガネギクの蜜を吸い、真っ青な「エゾトリカブト」が咲いていた。 |
立派な林道に | クサギ(大×) | コノハチョウ(大×) | エゾトリカブト(大×) |
立派な林道は北3号口の分岐Gがある十字路に辿り着く。遊歩道は林道を横断する格好になり、反対側には馬追自然の森案内図と書かれた看板が立っている。看板から、林道と別れて、遊歩道を登って行く。遊歩道は尾根道になり、下の林道と平行している。「カナヘビ」は落ち葉の上を目の止まらないスピードで逃げて行くが、コガネムシはゆっくりと歩いている。再び、先程別れた林道が目の前に現われる。 |
北3号口分岐G | 分岐Gの看板 | コガネムシ(大×) | 十字路 |
再び、林道を横断して最後の登りになる。登って行くと見慣れた天測点のある「瀞台」が見えてくる。三角点と天測点に触り、登山届けに記帳してベンチに腰掛ける。ベンチに座って一人静かにココアを飲む。 |
トンボ | 瀞台 | 三角点 | 天測点 |
改めて、「天測点第一号」と題して書かれている文面を目で追うと、天測点の天場に「十字が刻まれた直径4cmの丸銅版」が埋め込まれていると書かれていた。天場を見るとなるほど十字が刻まれた真鍮の鋲が見える。ここに「子午儀」を置いて天文測量をしたのかと感慨に浸る。金網のフェンス越しには長沼市街や平野が広がっていた。眼下には、パトリオットミサイルだろうか北を向いて配備されていた。そう言えば、天測点の真北に位置する「長官山」には子午線標があることを思い出した。 愛棒と待ち合わせの時間がまだあるので、「長官山」へ行くことにして、再び、元来た道を帰る。林道を横断する所で林道を辿るか迷ったが、尾根道に上がって行く。 |
丸銅版 | 長沼市街 | 長沼の平野 | 十字路 |
北3号口分岐Gからは、時間のロスが気になるが元来た道を行かず、「北3号口分岐」を下ってしまう。264m峰に登る道がないのか探しながら辿るが、踏み跡もなかった。展望も無いので、樹木の名盤を読みながら下って行く。「アサダオ」「キタコブシ」「オヒョウ」「サワシバ」「アオダモ」「コシアブラ」「イヌエンジュ」「アズキナシ」「ベニイタヤ」「ヤマグワ」「ミズナラ」と次から次へと出てくる。見上げるとキノコも木の幹に生えていた。下って行くと沢地形となり道路にぶつかるかと思うと、道路の下にコルゲート管のトンネルがあった。 |
北3号口分岐G | エノキダケ? | 橋 | トンネル |
トンネルを抜けて進んで行くと分岐Mに辿り着く。「北3号口」には寄らずに登り返して行く。道は階段になったり、苔生した石段になり分岐Lにぶつかる。再び、尾根道に上がり、今度はひたすら下がって行く。ようやく、「道道夕張長沼線口GI」に辿り着く。 |
分岐M | 階段の道が | 分岐L | 道道夕張長沼線口GI |
駐車場でオニギリを頬張り、長官山を目指して車を走らせる。 |
地図に無い林道(G近く)コース(未踏) |
アクセス 道道夕張長沼線の峠を挟んで由仁側に林道入口、長沼側に「入口GI」と道路を挟んで反対側に三川古川横断線の入口がある。 |
5月19日 <2007(H19)年> |
道道夕張長沼線の峠を挟んで由仁側の林道入口から瀞台を目指すことにする。今日は時間が無いので行ける所まで行こうと思う。ゲートをすり抜ける時に沢を見たらテレビ等の大型ゴミの山だった。随分酷いことをすると思いながら登って行く。 やがて、道はアップダウンを繰り返しながら奥へ進んで行き、自衛隊の丸いドーム(ナイキ基地のレーダーサイト)が見えて来る。ドームへ真っ直ぐ伸びている道(地図に有る)があるが、藪気味なので林道を辿ると、林道はドンドン下って行き別な林道と合流する。この林道は伏見から上がって来ているようで、山側に上ってもドームには行かず、瀞台の東山麓を巡るようだったので、今日は時間が無いので引き返す。 帰り道、道道夕張長沼線を長沼(ハイジ牧場)方向へ進むと、左に三川古山林道の看板、右に散策路G入口があった。 |
林道入口 | レーダーサイト | 三川古川横断線入口 | G入口 |
コース | D往復 | 馬追山 林道 |
E→F | F→E | F往復 | G→D | G往復 | 地図に無い 林道 |
E閉鎖中 |
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二人の山行記録(遊びの時間を含む) 2008(H20)年9月2日(火) 晴れ(単独) 道道夕張長沼線口GIコース 往復9.160km 登り1:19 下りML経由1:18) 9:33GI→9:44瀞台3600m→9:52静台3200m→9:58静台2800m→10:04静台2400m→10:06L分岐→10:10静台2000m→10:19静台1600m→10:26静台1200m→10:31G分岐→10:30十字路(林道横断)→10:36静台800m→10:44静台400m→10:52頂上11:05→11:11G分岐→11:33瀞台1600m(トンネル)→11:36瀞台2000m→11:39M分岐→11:58L分岐→12:00静台2400m→12:06瀞台2800m→12:11瀞台3200m→12:23GI |
2007(H19)年5月16日(水) 晴れ 地図に無い林道 15:19林道入口→引き返し地点15:52→17:00林道入口 |