白旗山(321.2m)
コース すぎな園 真栄 下三滝 有明 ふれあいの森 西岡

 ポイント
 目印となる山が見えない低山の上、スキーコース、林道、遊歩道が網の目に交差しているので、入口や途中にある道標と地図を確認しながら辿ると安心だ。
 国土地理院地図  周辺地図  (冬期閉鎖)
ふれあいの森コース

 アクセス
 羊が丘通から清田と真栄の間を流れる「厚別川」沿いの道道341号線(真駒内御料札幌線)へ入る。道筋には真栄、有明、下三滝の入口が現れ、最後に、広い駐車場のあるふれあいの森の入口に到着する。ふれあいセンターは、2015年4月29日〜11月3日の9:00〜17:00の間場しているようだ。
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 4月5日<1998(H10)年 登り57 下り55> 
山頂(大×)
 最初に、丸太ロッジ(四阿)に向かう。幹線道路には思ったよりも雪が残っていた。頂上にはわれわれが一番乗りだった。早速、休憩舎(現在は無し)に陣取り、昼食をする。頂上からは曇っていて展望は無かった。
 しばらくして、一組のご夫婦が登って来たので下山を開始する。頂上から下る途中で、昨年秋に出会ったご夫婦とすれ違う。中央峠から下る途中で、フキノトウを見つける。
 5月23日<2018(H30)年 一周4.920km 登り1:18 下り1:01>
 今日は、北広山に登ろうと仁別の登山口まで行くと、タケノコ採りの車で満杯だった。仕方が無く白旗山に向かった。厚別川に架かる札幌ふれあいの森駐車場に車を停め、ふれあいの森へ向かう。橋を渡ると、クイズの森の分岐になるが出発が遅れたので最短距離で登ることにする。有明窯を横目で見て林道を登って行く。沢沿いなのでやぶ蚊やブヨが多く防虫網を被る。
ふれあいの森へ 陶芸窯へ 有明窯 林道を
 山はまだ春らしく、エゾエンゴサク、タチツボスミレ、オオバナエンレイソウが咲いていた。T字路から主稜線へ真っすぐ登ることにしたまでは良いが、直ぐ曲がってしまったので、本来の道ではないようで荒れた道になる。
タチツボスミレ オオバナエンレイソウ T字路 荒れた道
 直登の道は随分荒れたと思いながら登って行くと、いよいよ藪が濃くなり、最後に道が無くなりそうになる。それでも、数少ないタケノコを採りながら登って行くと、下三滝からの主稜線に出る。道端のツクバネソウを眺めながら山頂を目指す。山頂に辿り着くが、昼食を持ってこなかったので直ぐに下山を開始する。
主稜線に出る ツクバネソウ 山頂 三角点
 主稜線を下三滝方向に下って行くと、本来の直登の道があり無事下り始める。下り終えて入口を振り返ると、道標「←白旗山」が入口に立っていた。帰りは展望四阿に寄り道をする。
分岐 直登の道 入口を振り返る 展望四阿
 展望四阿から恵庭岳、空沼岳、札幌岳を眺める。山頂の休憩舎が無くなってから20年以上経つが、何とか建設して欲しいとつくづく思う。
恵庭岳 空沼岳 札幌岳 下りの道
 
 10月6日<2015(H27)年 一周7.686km 登り1:04 下り1:14>
スズラン線→自然歩道→山頂→自然歩道→白旗山南線→有明中央線→スズラン線
 駐車場から白旗山を見ながら、厚別川に架かる札幌ふれあいの森橋に向う。ふれあいセンター前には水洗トイレもある。ふれあいセンターが開場している時に来たのは初めてだったので、中に入って見ると展示場があり資料も置いていた。その中から、地図や小冊子をいただく。遊歩道の入り口には道標「白旗山・陶芸窯/ロッジ跡.展望四阿」「クイズの森/展望四阿」が立っている。山菜採り禁止アリアの看板もある。
 直ぐに、道標「ふれあいセンター/0.1km・陶芸窯/0.3km」「シモミタキ入り口1km/展望四阿1km」が現れる。この分岐から展望四阿に行く道が沢沿いに延びていた。青空の下に延びる木漏れ日の道を陶芸窯へとゆっくりと辿って行く。
駐車場 遊歩道の入り口 陶芸窯へ 木漏れ日の道
 休憩舎が現れると、有明窯もありカラマツの薪が積まれていた。有明中央線の分岐には総合案内図も設置されている。分岐から、遠回りをしようとスズラン線に入ると、入り口に木の橋がある湿原の小径の入り口が見える。分岐には道標「4.0km中央峠(遠回り)/0.7km・ロッジ跡」が立っていた。この林道は車椅子げも大丈夫と謳っているが、泥濘や丈の短い草が茂っていた。愛棒はスパッツ付けてくれば良かったと言っていた。
 道標「ふれあいセンター/0.1km・陶芸窯/0.3km」「シモミタキ入り口1km/展望四阿1km」が現れる。沢沿いの道を辿って行くと、道標「ロッジ跡0.4km/白旗山2.2km」「ふれあいセンター0.6km」「ふれあいセンター0.6km/陶芸窯0.3km」が現れる。
有明窯 総合案内図 湿原の小径の入り口 ロッジ跡分岐
 すずらん線には木のゲートがあり車両は通行できないようだ。道は沢を見下ろすように高度が上がってくる。見上げると、紅葉の間に青空が覗いていた。再び、木のゲートが現れ交わすと、ロッジ跡分岐のなり、道標「ふれあいセンター2.0km←スズラン線→中央峠白旗山方面」「ロッジ跡1.2km」が立っていた(国土地理院の地図には無い道)。
木のゲート 紅葉 木のゲート ロッジ跡分岐
 引き続きスズラン線を登って行くと、十字路になり、道標「ふれあいの森(センター)・中央峠(遠回り)」「中央峠白旗山」が立っている。ここから、遠回りをして中央峠に行こうとしたが、道が下りだすので引き返す。十字路から白旗山を目指して登って行くと、途中に有明展望線ば分岐して行く。自然歩道西岡・真栄・有明線に突き当り、主稜線を登って行く。
スズラン線 十字路 遠回りで中央峠へ 自然歩道T字路
 T字路には、道標「←中央峠・白旗山→」「←ふれあいの森」が立ってた。途中、森林活用センターの分岐を通過し、山頂直下の急な木段を登り山頂に上がる。山頂には三角点や山頂標識、ベンチがある。早速、記念写真を写す。山頂のベンチに座って、麦芽風味の炭酸飲料を飲む。
T字路の標識 森林活性センターの分岐 三角点 山頂
 山頂には、道標「←ふれあいの森(センター)/有明入り口・シモミタキ入り口」「森林活用センター・真栄入口/中央峠・西岡入口→」が立ってた。山頂からは遠回りしようと有明方向に下りることにする。山頂を振り返り自然歩道を下って行くと、紅葉が奇麗だった。
山頂の道標 山頂を振り返り 自然歩道を 紅葉
 途中、急な傾斜のふれあいの森への道が分岐して行く。地図の破線のところから近道が出来るかと思ったら、森林復元実験区間の看板があり、立入禁止になっていた。この看板によると、自然歩道西岡・真栄・有明線はスキーコースになっているようだ。Uターンする分岐には、道標「←森林活用センター(真栄入口)・有明入口→が立っていた。
 白旗山南幹線に入ると、僅かな登りになる。森林復元実験区間の道が合流する所には真新し看板が立っていた。暫し、汗を掻いて登って行くと、分岐になり道標「←有明入り口・ふれあいの森・中央峠→」が立っていた。ここを通過すると下草が無い林があり、覗きながら木漏れ日の道を歩く。
森林復元実験区間 真栄有明境界線 下草が無い 木漏れ日の道
 白旗山へ真っすぐ登る道の分岐を過ぎると、変形十字路になり、道標「←中央峠・白旗山・有明口・展望四阿→」「←ふれあいの森(センター)」「←中央峠・白旗山・有明口→」「←1.8kmシモミタキ入り口/0.7km展望四阿」が立っていた。T字路の奥まったところには白旗山都市環境林案内図の看板もある。再び、登って来た有明中央線を下って行く。
 途中分岐に、紛らわしい道標「←陶芸窯/0.6km・白旗山南線/0.5km→」が立っていた。さらに下って行くと、道標「←陶芸窯/0.3km・白旗山南線/0.8km→」「ロッジ跡/水辺の径→」があり、沢を除いて見ると、道は不明瞭に思えた。道端の草むらには小さなカナチョロがいて、慌てて逃げて行った。
 今度は、道標「←白旗山/1.7km・ふれあいセンター0.4km/陶芸窯0.1km→」「展望四阿0.2km→」が現れる。間もなく、陶芸窯(有明窯)の到着して、解説板を見る。最後に、厚別川の川辺の紅葉を見ながら札幌ふれあいの森橋を渡る。
T字路 展望四阿分岐 解説板 紅葉
 
 11月18日<2010(H22)年 一周5.719km 登り56 下り53>
スズラン線→展望四阿→自然歩道→山頂→自然歩道→有明展望線→ロッジ跡→スズラン線
 駐車場から白旗山を見ながら、厚別川に架かる札幌ふれあいの森橋に向う。橋はロープが張られ、立ち入り禁止の看板が立っていた。何事かと、内容を見ると、熊出没と雪害による倒木のためらしい。熊情報は10月19日現在で、目撃・糞・足跡・掘り返しなど30件近いものだったが、白旗山の北側に集中してた。
 ロープを跨いで、林道の入口に着くと、また、熊出没のため立ち入り禁止の看板が立っていたが、自己責任で入らせて頂く。
白旗山を 札幌ふれあいの森橋 立ち入り禁止 立ち入り禁止
 最初に四阿への遊歩道を登ることにする。くいずの森の中の遊歩道は比較的急な傾斜だった。それでも、途中から、楽な方へ逃げる。四つ位分岐を通り過ぎ下三滝橋線に出ると、林道の奥に四阿が見えてくる。四阿の所には案内図が立っているが、山中では一番分かり易い地図に思えた。早速、階段を登り四阿に上がると展望が開けていた。
四阿へ 急な遊歩道を 地図 四阿
 四阿からの展望は白旗山で一番だと思う。少し回りの木が大きくなり見通しは悪いもののイチャンコッペ山幌平山、恵庭岳、手前に野牛山、奥に様茶平、雲のかかった漁岳、一番高く見える空沼岳、少し奥に離れて札幌岳の白い峰々が連なっている。
           ←大
イチャンコッペ 恵庭岳   野牛山  様茶平 漁岳  空沼岳     札幌岳
 元来た下三滝橋線を登って行くと、白旗山南幹線に出るので、右の有明連絡の方に少し曲がると、白旗山の道標がある。ここから、比較的急な遊歩道になる。登り来きると尾根筋の道になり登って行くと山頂に着く。
白旗山の道標 急な遊歩道を 山頂へ 山頂
 誰も居ない山頂で記念写真を撮し、落ち葉に埋もれたテーブルとベンチを掃除し、温かいココアを飲む。座りながら展望の無い周囲を見回し、青空を見上げる。年々大きく育つ木々を見上げながら、やっぱり、以前あった展望台が欲しいと思う。
 一息付いて、今度は、反対側に下って行く。行く手には、木立越しに白い峰々が見えるが、木々が大きくなったためか以前よりは見なくなった。ロッジ跡に行くことにして、有明展望線に左折し下って行くと、白旗山南幹線の十字路になる。
山頂(大×) 青空 下って 十字路
 有明展望線の尾根道を下って行くと、ロッジ跡に到着する。ロッジ跡からは山頂が望めるがベンチに座って憩う気持ちになれない。ロッジ跡の奥からも水辺の道が2本延びていたが、スズラン線に下ることにする。
ロッジ跡 山頂を 案内板 スズラン線に下る
 急な傾斜を下って行くと、小川沿いのスズラン線に出る。落ち葉に覆われたスズラン線を辿って行くと木橋が現れ、その袂にロッジ跡から下ってくる水辺の道が合流する。陶芸釜の傍を通り、ロッジ跡のある山を見上げて帰途に着く。
スズラン線へ 木橋 陶芸釜 ロッジ跡を
 12月7日<1997(H9)年 登り56 下り53> 
山頂(大×)
 ふれあいの森は閉鎖されていた。幹線道路から休憩舎に向かうが結構きつい登りだった。休憩舎からまた幹線道路を辿ると、三股になり急な登りを登ると有明からの登山道に合流する。
 頂上に大勢の人達が憩っていて、綺麗な鳥も飛んでいた。帰りは南幹線を下り、途中の十字路で丸太ロッジ(四阿:現在は無し)に向かう。丸太ロッジは立派な造りだった。ロッジから沢を下り、急な登山道を登り返し、急傾斜を下って行き駐車場に辿り着く。
コース すぎな園 真栄 下三滝 有明 ふれあいの森 西岡

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 二人の山行記録(遊びの時間含む)
 2018(H30)年5月23日(火) 晴れ 一周4.920km 登り1:18 下り1:01
 10:39駐車場
10:45有明窯→11:08T字路→11:09分岐→11:12藪漕ぎ→11:54自然歩道(主稜線)→11:57頂上12:03→12:12ふれあいの森分岐→12:24分岐→12:26展望四阿分岐→
12:47展望四阿12:50→12:59林道へ→13:01有明窯→13:07駐車場
 2015(H27)年10月6日(火) 晴れ 一周7.686km 登り1:04 下り1:14
 10:04駐車場
10:05ふれあいセンター10:12→10:13クイズの森分岐→10:15展望四阿分岐→10:18有明展望線(有明窯)分岐→すずらん線→10:19ロッジ跡分岐→10:26木のゲート→10:44木のゲート→10:45十字路(中央峠遠回り引き返し)10:53→10:59展望四阿分岐→11:05自然歩道(主稜線)→11:06森林活用センター分岐→南幹線→11:15頂上11:23→11:27ふれあいの森分岐→11:47有明分岐→12:04有明分岐→12:06白旗山分岐→12:07展望四阿分岐→12:11有明中央線分岐→12:29展望四阿分岐→12:31陶芸窯分岐(スズラン線)→12:37駐車場
 2010(H22)年11月18日(木) 晴れ 一周5.719km 登り56 下り53
 9:00駐車場→9:30四阿→9:40中央峠有明分岐→9:53有明分岐→9:56頂上10:15→10:23南幹線分岐→10:30十字路→10:43ロッジ跡10:47→11:08駐車場
 1998(H10)年4月5日(日) 曇り、残雪有り 登り57 下り55
 駐車場→22四阿→14有明分岐→13分岐→4頂上→中央峠→55駐車場
 1997(H9)年12月7日(日) 曇り 登り37 下り37
 駐車場→13四阿→11中央峠有明分岐→10有明分岐→3頂上→7南幹線分岐→9十字路→11丸太ロッジ→10駐車場