春香山(906.7m)
コース別 春香沢 桂岡
+ワオーの森
桂岡〜砂防ダム 砂防ダム
迷 走 銭函峠 純登山

 ポイント
 山頂からは石狩湾が良く見えるが、山側は見えない。山頂の奥には訪れる人の少ない三角点:小樽内906.67mがある。
 国土地理院地図  周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
砂防ダムコース

 アクセス
 札幌から国道5号線を走り銭函の桂岡に至り、角にセブンイレブンとラルズマートのある交差点を左折し、そのまま真っ直ぐ進む。住宅地に入らず真っ直ぐ進むと、横溝の付いたコンクリート舗装道路がある。その道を進むと採石場(現在廃業?)の右手前にバリケードをした砂防ダムの駐車場(現在無し)があった。
 2002(H14)年春から大型ゴミの不法投棄で、砂防ダムの駐車場にバリケードが出来た。道路際は駐車禁止で、私有地につき罰金○万円の看板も立った。2018(R1)年現在は、砂防ダムの手前の林道にゲートが設置されている。
 9月9日<1995(H7)年 登り2:30 > 
土場 山頂
 採石場(現在廃業?)の右手前に砂防ダムの駐車場(現在無し)がある。
 最初は林道を登り、土場に辿り着くと、切り株の椅子があり座って休む。展望は座っていても石狩湾が見えていた(現在は藪)。山小屋を過ぎて峠に出る。峠から頂上の登山道は歩きにくい道になる。登りの途中で、愛棒の友達に出会う。
 帰りは、土場から、登山道を下るが、笹が被っていて快適ではなかった。愛棒は、道端に蛇を見付けて飛び上がる。私も、つられて飛び上がる。
 9月13日<2018(R1)年 往復14.502km 登り3:10 下り1:55(林道)>
 愛棒にかつら公園まで送ってもらい、自転車を下ろして砂防ダムを目指して出発する。奥の採石場が営業を停止して久しいので、林道にバリケードがある。銭函川沿いの林道は夏草が茂っていて、以前の面影が無い。砂防ダム横のゲートも草に埋まっていた。横からゲートを乗り越え中に入る。林道は銭天分岐(直進すると銭天へ)になり、赤い看板「春香山/東海大学銀●●→」に従い、右折して銭函峠川沿いの道を辿る。道は夏草で覆われていて、マルバヌスビトハギなどの種が軍手や体にまとわりつくので、ハサミで切りながら進んで行く。ササも顔に当たる所は切 りながら進むので、意外と時間がかかる。
林道バリケード 林道 ゲート 銭天分岐(右へ)
 銭函峠川沿いを辿り、コルゲート管で銭函峠川を超え林道に出てほっとする。林道を登って行くと、桂岡の分岐になるが、道標は無くなっていた。次に、「東海大学銀嶺荘へ3.5km」の道標がある登山口が現れる。登山道を辿って行くと、ササ刈りはされていたが、残ったササを切りながら登って行く。
銭函峠川 コルゲート管 桂岡分岐 登山口
 林道を横断して、ササを刈りながら登山道を辿って行く。道の曲がりには岩場が見られ、それを過ぎると南岳が見えて来る。サラシナショウマも風に揺れていた。
林道横断 岩場 南岳 サラシナショウマ
 クルマユリの実がなる登山道が終わり、林道と合流すると土場に辿り着く。土場は木々が大きくなって相変わらず昔の眺望は無い。その替わりにはならないが、「岳人よ!/ゴミと恋人は捨てないで!」の看板が木に打ち付けられている。急登をクリアすると銭函峠に辿り着く。峠には、「春香山のオアシス/銀嶺荘が/オモテナシ」「銀嶺荘○春香山/GINREHARUKA→」「←桂岡」の看板はあるが、「銭函峠」の標識が無くなっていた。峠から春香沢方向は登山道よりきれいに手入れがなされていた。銭函峠からは平らな尾根道になり、所々湿地がある。木立越しに山頂が望める所もある。
クルマユリの実 土場 銭函峠 山頂が
 林の中に突然、銀嶺荘が見えて来る。銀嶺荘の壁には「春香山頂上/30分」「休けい400円/おいしい水・コーヒーをどうぞ/ランプの灯りで/泊り800円」の看板が打ち付けられていた。看板を見終わると、銀嶺荘関係者のモータバイクが到着するところだった。林道に流れる浅い春香沢川を渡渉して登山口に向かう。
銀嶺荘 銀嶺荘の壁 銀嶺荘の入口 春香沢川
 「春香山頂上→」の道標がぶら下がっている登山口から最後の登りになる。ササを切りながら、ジグを切って登って行く。時折、展望が開けているところから石狩湾を眺める。鎖場のある岩場を超えて、主稜線に上がると、灌木が結構煩くなっていた。
登山口 石狩湾を 石狩湾を 鎖場
 山頂に上がり、和宇尻山、石狩湾、銭函天狗山、札幌市街山を眺めるが、ササですっきりしない(写真はササ刈り後)
           ←大
和宇尻山 石狩湾             銭天 札幌市街
 山頂標識は、以前よりも欠けて小さくなっていた。休む前に、三角点を目指す。三角点への道は、結構、ササが生い茂っているので、切りながら進んで行く。切れない木の枝は、へし折る。三角点近くで、サングラスを拾ったので、三角点の上に置いておく。私も、以前、藪の中でサングラスを飛ばされたのを知らずに、ササが目に入るので変だと思ったら、無かったことがあるので苦笑する。
 山頂に引き返して、山頂に座ったらササで海が見えないので、目の前のササを切って、何とか眺望を確保して、菓子パンと麦芽風味の炭酸飲料を飲む。山頂の南側を切り開いたら、定山渓の山々が見えるようになるかなと考える。ニヨさんのまね事をして、ササを刈りながらだと、結構時間がかかってしまった。ニヨさんの登山道整備に改めて感謝する。
 最後に、手稲山と石狩湾新港を眺めて、下山を開始する。
山頂標識 三角点 手稲山 石狩湾新港
 銭函峠から、少し春香沢方向に下って見たが、南岳への道は無いので、定山渓の山々が見える所で引き返す。帰りは、林道を下り、第二土場に出る。引き続き林道を下って行くと、エゾトリカブトやクマの糞と思われる一盛を見る。
春香沢方向に 第二土場 トリカブト クマの糞?
 9月28日<2002(H14)年 登り2:10 下り1:35(林道)> 北の山游詩:紅葉の帆船
 採石場(現在廃業?)へ行く右手前に砂防ダムがあり、バリケードの前に駐車する。砂防ダムの左奥にあるゲートを跨ぐ。このゲートも左右にフェンスが出来ていて、モータバイクを締め出していた。銭函川の音を聞いて、進むと、分岐があり、真っ直ぐ行くと林道経由で銭函天狗山へ行くので、右に曲がる。銭函峠川の流れと共に進む。
駐車場(閉鎖中) 砂防ダム奥のゲート 直進:銭天(右へ) 川の流れと共に
 道端にはエゾノコンギク、エゾゴマナ、エゾトリカブトが咲いている。銭函峠川を渡るとまた、分岐になり右から桂岡住宅地からの登山道が合流する。更に進むと、林道から登山道へ導く道標が出て来る。その分岐を登る。
エゾノコンギク エゾゴマナ エゾトリカブト 登山道へ
 林の中を登って行くと十字路があり、先ほどの林道を横切る。何故か、林道より登山道の方が手入れが行き届いていた。林道と登山道がほとんど平行しているので。どちらでも好きな方を使える。土場と呼ばれる裸地に着くと、急に展望が開ける。ここまでで、およそ行程の半分だ。土場には以前あった切り株の椅子は無くなっていた。土場の奥に道が2本あり、奥で合流している。
林道交差(十字路:直進) 登山道から 土場から 土場の奥へ
 土場から上の道を選んで、登りきると銭函峠があり、定山渓まで6時間と書かれた標識もある。定山渓への道は前にきたときには笹で分からなかったが、今回は割と綺麗だった。ここから銀嶺荘までは下りぎみの平坦な道になる。
土場から上の道 銭函峠 定山渓方向へ 平坦な道
 銀嶺荘が突然見えてくる。中は覗いただけで使ったことはないが、貴重な山小屋だ。銀嶺荘からは再び林道になり、小川が流れている。それを超えると右手に山頂への道標がある。登山道はややぬかるんでいて、展望はないが、登って行く途中で、また、石狩湾や銭函天狗山が見え出す。
銀嶺荘が現れる 林道から山頂へ 石狩湾と銭天
 この山で唯一の岩場もある。この岩場を越えると、頂上への尾根道となる。定山渓天狗山も見える。頂上は山頂標識も新しくなり、笹が刈られ展望が良くなっていた。しばし、貸切で景色を見ながら朝食を食べる。
岩場 定山渓天狗山 手稲山
 帰りは和宇尻山を見ながら、紅葉が始まっている登山道を下る。銭函峠近くで立ち止まって、ツガイの鳥を見ている女性がいた。良く見ると愛棒の高校時代の友達だった。前回来たときもバッタリ会ったが、愛棒の友達は随分登っているようだった。
 土場からは林道を下るが、林道は草木が生い茂り登山道よりも狭く感じた。途中に沢登りの初級コースと言われている「銀嶺沢入口」の道標がある。
展望も良くなった(大×) 和宇尻山を見ながら 土場から林道を下る 銀嶺沢入口

 =山頂標識=
 年によって場所が変わったりしていたが、2000年に遂に壊れてしまっていた。2002年には新しくなり、その標識も2008年には欠片になっていた。2009年にリニューアルしていた。2011年には再び、新しいものになっていた。2016年には以前の看板になっていた。2019年には結構、小さくなっていた。2021年には、赤い山頂標識が三角点と山頂に付けられていた。冬山用と思われる。
1995.9.9 1997.6.8 1998.5.30 1999.6.6
2000.6.11 2002.9.28 2007.11.9 2008.5.16
2009.6.10 2011.10.19 2016.7.21 2019.9.13 
 
2021.6.9 2021.6.9 2021.6.9(三角点)  
コース別 春香沢 桂岡
+ワオーの森
桂岡〜砂防ダム 砂防ダム
迷 走 銭函峠 純登山

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2019(R1)年9月13日(金) 晴れ 往復14.502km 登り3:14 下り1:50(林道) ハサミでササや草を切りながら
 7:14公園→7:19林道ゲート→7:26採石場分岐(砂防ダムゲート)→7:32銭天分岐(右へ)→7:54桂岡分岐→8:04十字路(林道から登山道へ)→8:09十字路(林道横断)→8:57土場→9:19銭函峠→9:39銀嶺荘→登山口(右)→10:24鎖場→10:28頂上11:23→11:48銀嶺荘→
12:05銭函峠12:12→12:22土場(林道左へ)→12:30銀嶺沢入口(第二土場)→12:43十字路→12:53桂岡分岐→13:05銭天分岐→13:10採石場分岐(砂防ダムゲート)→13:16林道ゲート→13:20駐車場
 2002(H14)年9月28日(土) 曇り 登り2:06 下り1:35(林道)
 6:26駐車場→6:32銭天分岐(右へ)→6:43桂岡分岐→6:51登山口(林道から登山道へ)→6:55十字路(林道横断)→7:39土場→7:59銭函峠→8:08銀嶺荘→登山口(右)8:32頂上9:05→9:24銀嶺荘→9:40銭函峠→9:53土場→林道左へ→10:02銀嶺沢入口→10:18十字路→10:27桂岡分岐→10:34銭天分岐→10:40駐車場
 1995(H7)年9月9日(土) 晴れ 登り2:30