当丸山(799.7m)
当丸沼(標高640m 面積8,000u)小沼(標高590m面積400u) 
コース別 当丸山 沼⇔山
ピストン
沼→山
反時計内回り
沼→山→沼→小沼
反時計内回り
山→小沼
時計外回り
沼→小沼→山
反時計回り

 ポイント
 短時間で登れるが山頂近くの尾根は細く、片側は急な崖なので注意。登山道は山頂から当丸沼経由または小沼経由で登山口まで一周できる。当丸沼も一周することが出来る(近年木道が水没して一周できない) 山頂 ドコモOK

 アクセス
 古平町から道道998号線で神恵内村に向かうと当丸峠付近はシェルタ(覆道)になる。当丸峠(右手のシャッタ外)を過ぎて神恵内村に入ると、左手にシャッタが開いている所がある。左折すると、その上に神恵内二〇〇〇年の森公園の施設が見え、施設の前には駐車場がある。
 国土地理院地図   周辺地図
当丸沼→当丸山→当丸沼→小沼
 6月5日<2017(H29)年 一周5.796km 4:27 タケノコを採りながら>
 駐車場には数台の車が停まっていた。平日なのでタケノコ採りは少ないようだ。準備を終え、出発しよとすると、低周波の嫌な音が聞こえてくる。どうもシェルタの向こうから聞こえてきていた。駐車場から両古美山を眺めて、登山道を登って行くとタチカメバソウが咲いていた。山と沼の分岐を右折して沼へと向かうとハクサンチドリが顔を出す。
駐車場から タチカメバソウ 分岐 ハクサンチドリ
 小川にはエゾノリュキンカやミズバショウが咲いていて、まだ、春先の雰囲気を醸し出していた。道は沼の北側と南側に行く分岐になるので、南側の道に左折する。当丸山の山腹から木立越しに当丸沼を眺め、少しタケノコを採りながら辿って行く。
エゾノリュキンカ ミズバショウ 分岐 当丸沼
 山と循環遊歩道の分岐から小沼に行こうと右折するが、やはり道が水没していて登山靴では通過できそうになかった。足元のエゾノリュキンカやミズバショウを眺めて引き返す。途中で当丸沼を眺めようと、少し藪漕ぎをする。
                 ←大
当丸沼
 分岐に戻り、当丸山を目指すと、まだ、エゾエンゴサクが咲いていた。少し荒れた登山道を登って行き、高度を上げると真っ白な余別岳が見えている。道端にはホウチャクソウが咲いていた。
分岐 エゾエンゴサク 余別岳 ホウチャクソウ
 ヒトリシズカ、オオカメノキ、エンレイソウ、サンカヨウも咲いていた。
ヒトリシズカ オオカメノキ エンレイソウ サンカヨウ
 尾根道に上がると、急な斜面にムラサキヤシオツツジも咲いて来る。山頂に上がり、木立越しに余別岳を眺め、足元にゴゼンタチバナを見る。
ムラサキヤシオツツジ 余別岳 ゴゼンタチバナ 山頂
 山頂で、雲に隠れた羊蹄山、ニセコ連峰、真っ白な狩場山を眺めるが、ブヨが煩いので、麦芽風味の炭酸飲料を飲み終えて直ぐに下山を開始する。
                 ←大
羊蹄山             ニセコ連峰                 狩場山
 尾根道で余別岳が見えるとこもある。尾根道は雨後なので滑りやすく気を付けて下って行くが、それでもスリップダウンしてしまう。道端にはフギレオオバキスミレやシラネアオイが咲いていて、当丸沼も見え気分が爽快だが、低周波で大音量の音が気分を低下させてしまう。
余別岳 フギレオオバキスミレ シラネアオイ 当丸沼
 再び、当丸沼を目指し、今度は北側の道を辿る。沼辺になると、木道がすっかり腐っていて、固定ボルトが剥き出しになり、歩き難い。転んだら大変だと慎重に足を運ぶ。当丸沼は水辺の花は咲いてはいなかったが、静かな佇まいで出迎えてくれる。ここで、早い昼食と思ったがブヨや蚊が煩いので、車に帰ってからにしようと、小沼を目指す。
                 ←大
当丸沼
 小沼の途中では、タケノコは殆ど採れずがっかりする。小沼では、ミズバショウが咲いていた。
         ←大
小沼
 帰り道には、まだ、カタクリが咲いていた。昨年工事をしていた防雪柵が出来上がり、柵越しに珊内岳もが見える。展望台から両古美山の展望台やシェルタを眺め林道を辿って帰る。
カタクリ 防雪柵 両古美山の展望台 シェルタ
 6月6日<2016(H28)年 一周6.001km 4:17 タケノコを採りながら>
 駐車場から対岸の両古美山を眺めて出発する。登山道はタケノコ採りの人達が通るので、草は生えてはいなかった。道端のタケノコを探しながら登って行くが、タケノコは中々見付けられなかったが、タチカメバソウが咲いていた。当円山と当丸沼の分岐からは一旦、沼への道を下って行く。再び、分岐になり沼の南側の道に入ると、ムラサキヤシオツツジが咲いていた。
駐車場から タチカメバソウ 沼分岐 ムラサキヤシオツツジ
 登山道は沼の縁に延びているので、沼が木立から透けて見える。道端にはニリンソウも顔をだす。当円山の分岐から右に折れ、周遊コースに入るが、直ぐに、丸太の道は水没していて通ることはできなくなる。仕方がなく、引き返し山頂を目指す。途中、雪の残る余別岳が見えて来る。道端にはキクサキイチゲも咲いていた。
沼が ニリンソウ 余別岳 キクサキイチゲ
 シラネアオイ、オオカメノキを眺めながら、主稜線に出ると、余別岳や積丹岳が望まれる。山頂直下からはぽっかりと空いた隙間から山頂標識が見える。
シラネアオイ オオカメノキ 余別岳・積丹岳 山頂直下
 山頂に上がると、羊蹄山、ニセコ連峰、狩場山が一望された。
                 ←大
羊蹄山             ニセコ連峰                 狩場山
 山頂で少し休んで、泥ノ木を目掛けて下って行くと、シラネアオイの群落があった。眼下に当丸沼も見え出す。
山頂 泥ノ木山 シラネアオイ群落 当丸沼
 古平の海も見えて来る。カタクリロードには遅かったが、名残咲き花があった。分岐からは当丸沼を目指す。小沢を渡ると、エゾノリュウキンカが咲いていた。
古平の海 カタクリ 小沢 エゾノリュウキンカ
 道端には、サイハイラン、ツルシキミが咲いていた。すっかり腐ってボルトの頭だけが見える木道を辿って行くと当丸沼に辿り着く。沼の畔にはハクサンチドリも咲いていた。
サイハイラン ツルシキミ 木道を ハクサンチドリ
 ベンチに座って当丸沼を眺める。
                 ←大
当丸沼
 一息入れて、小沼を目指すと、湿地にはミズバショウが咲いていた。小沼の分岐から当丸沼周遊路に入って見るとミネザクラが咲いていた。直ぐに、トーマル川になり、周遊路は水没していた。引き返して、小沼を目指す。
ミズバショウ 小沼分岐 ミネザクラ 沼周遊の道が
 小沼の畔にはミズバショウの残花が見られた。水面は風が無いので鏡のようだった。
         ←大
小沼
 小沼から見晴台を目指す。林道に出て見晴台に到着する。目の前の珊内岳やシェルタを眺め、駐車場に向かって林道を辿る。ゲートを交わし、朽ちかけた小屋のある駐車場に辿り着く。駐車場の一角には「神恵内2000年の森公園」の標柱がかろうじて立っていた。
珊内岳が シェルタ ゲート 標柱
コース別 当丸山 沼⇔山
ピストン
沼→山
反時計内回り
沼→山→沼→小沼
反時計内回り
山→小沼
時計外回り
沼→小沼→山
反時計回り

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 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 2017(H29)年6月5日(月) 晴れ 一周5.796km 4:27 タケノコ採りに時間を費やす
 7:46駐車場→8:03当丸山分岐→8:41当丸沼分岐→
8:53当丸山分岐→9:02丸太の道が浸水し通れず引き返す→9:09当丸山分岐10:17頂上10:30→11:15当丸沼分岐→10:59当丸山分岐→11:35当丸沼→11:41小沼分岐→11:59小沼→12:12林道に出る→1213見晴台→12:15当丸沼分岐→12:26駐車場
 2016(H28)年6月6日(月) 晴れ 一周6.001km 4:17 タケノコ採りに時間を費やす
 7:34駐車場→7:58当丸山分岐→8:32当丸沼分岐→
8:39当丸山分岐→8:42丸太の道が浸水し通れず引き返す→8:46当丸山分岐10:05頂上10:15→10:47当丸沼分岐→10:59当丸山分岐→11:02当丸沼→11:11小沼分岐→11:14トーマル川が渡れず引き返す→11:07分岐→11:32小沼→11:47林道に出る→11:50見晴台→11:51当丸沼分岐→12:01駐車場