当丸山(799.7m)当丸沼(標高640m 面積8,000u)
コース別 当丸山 沼⇔山
ピストン
沼→山
反時計内回り
沼→山→沼→小沼
反時計内回り
山→小沼
時計外回り
沼→小沼→山
反時計回り

 ポイント
 短時間で登れるが山頂近くの尾根は細く、片側は急な崖なので注意。登山道は山頂から当丸沼経由または小沼経由で登山口まで一周できる。当丸沼も一周することが出来るが長靴が必要。地図や看板が未設置な春先は地図を持って行った方が安心だ。

 アクセス
 古平町から道道998号線で神恵内村に向かうと当丸峠付近はシェルタ(覆道)になる。当丸峠(右手のシャッタ外)を過ぎて神恵内村に入ると、左手にシャッタが開いている所がある。左折すると、その上に神恵内二〇〇〇年の森公園の施設が見え、施設の前には駐車場がある。
 シェルタのシャッタが開いていない場合は、シェルタの神恵内側口に駐車スペースを見つけて車を停める。
 国土地理院地図  周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
当丸山コース
 5月5日<2007(H19)年 途中撤退>  GPSトラックは山の地図帖「2007.5.5」へ
 当丸峠覆道の神恵内側の除雪車両旋回場に車と停めさせて頂き、当丸峠覆道の法面を上がる。シェルタの横は意外と雪が多く歩きにくい。適当な所から法面を上がると、雪が消えている所があり、ありがたく辿る。神恵内二〇〇〇年の森公園はまだ雪に埋もれ目覚めていない。公園の出入り口はコンクリートの構築物となり、大きなシャッタが付いていたが、これも雪で埋まっていた。
当丸峠覆道 シェルタの横 シェルタ横の雪 登山口シャッタ
 案内図は外されて保管されているのか、枠だけが立っていた。良く見ると、構築物の上には両古美山方向へ下る階段も付いている。「神恵内二〇〇〇年の森公園」の看板周辺はたっぷり雪があるが、登山口に立っている当丸沼の看板周辺には雪が無い。うっかりしてシェルタ沿いの道を辿ってしまい、間違いに気が付き当丸沼の看板から入り直す。道は雪に埋まっていて、時折スノーシューズやつぼ足の跡が現れる。尾根に上がると、一段と風が強くなり、濃霧も霧雨状態になる。沼の見える所まで行こうと思ったが、一寸先が見えない状態が続いた。ここで、5年前とえらい違いに戸惑いながら引き返す。
両古美山側への階段 埋もれている公園看板 上の駐車場の標識 引き返しながら
反時計回り
 6月4日<2018(H30)年 往復4.144km 登り3:48 下り46 タケノコ採りながら>
 駐車場に着くと、タケノコ採りと思われる車が数台停まっていた。例によって位置を把握するための低周波の音が山に響いていた。夏草に覆われ始めた登山道を登って行くと、道端にタチカメバソウやタチツボスミレが咲いていた。ブヨが凄いので、堪らず防虫ネットを被る。タケノコ採りに採られたしまったと思われる後の藪にタケノコを探しながら登って行くと、分岐標識「駐車場400m・当丸沼700m・当丸山登山道山頂まで750m」があり、一旦、沼方向を目指す。オオカメノキも咲いていた。
タチカメバソウ タチツボスミレ 分岐 オオカメノキ
 シラネアオイ、小さなキクサキイチゲ、ツルシキミを見ながら、登山道を辿って行くと、当丸山が見えて来る。
シラネアオイ キクサキイチゲ ツルシキミ 当丸山
 道端にはムラサキヤシオツツジが咲いていた。沢に差し掛かるとミズバショウやエゾノリュキンカも咲いていた。分岐標識「駐車場1,000m・当丸沼100m・当丸山登山道山頂まで1,100m」から、沼の南側を経由して山へと向かう。登山道は山と沼の間に延びている。
ムラサキヤシオツツジ ミズバショウ 分岐 山と沼の間へ
 タケノコを採りながら辿って行くと、道端にはサンカヨウが咲いていた。分岐標識「登丸沼周遊路・当丸山登山道山頂まで900m」から一旦、沼へと向かってみるがやはり、木道は復活していは居なかった。行ける所まで行ってエゾノリュキンカを眺め沼の西側を眺める。
サンカヨウ 沼の西側 エゾノリュキンカ 沼の西側
 タケノコを採りながら少し沼に近づくと、沼の西半分を見通せる水辺があった。
                     ←大
当丸沼を南側から見る
 再び、分岐に戻って山頂を目指す。登って行くと、両古美山が見えて来る。大きなキクサキイチゲも咲いていた。手前のコブに上がりだすと山頂が遠くに聳えて感じる。
分岐 両古美山 キクサキイチゲ 山頂が
 山頂に上がると、積丹の山々、泥ノ木山、反対側に羊蹄山、ニセコ連峰が見えていた。
積丹の山々 泥ノ木山 羊蹄山 ニセコ連峰
 山頂では、ブヨが多いので、麦芽風味の炭酸飲料だけを飲む。早々に、記念写真を写し、三角点に別れを告げる。泥ノ木山に向かって下って行く。方向が変わり、尾根道が細くなってくると、当丸沼が眼下に見えて来る。
山頂 三角点 泥ノ木山 当丸沼
 細尾根沿いには残雪があるが、雪が融けて間もない所には、まだ、春が残っていて、フギレオオバキスミレ、カタクリ、エゾイチゲ、シラネアオイが咲いていた。
フギレオオバスミレ カタクリ エゾイチゲ
 
 6月10日<2019(R1)年 往復3.884km 登り3:07 下り48 タケノコ採りながら>
 駐車場に着いたら、数台停まっていて、1台はタケノコ採りの準備が終わり出発するところだった。我々も、身支度を終え循環遊歩道道の入口から入る。端にタチカメバソウやタチツボスミレが咲いていた。例によって位置を把握するための低周波音が山に響いていた。すごく気分が悪い中登って行く。藪の中にタケノコを探しながら登って行くがほとんど無い。分岐標識「駐車場400m・当丸沼700m・当丸山登山道山頂まで750m」があり、一旦、沼方向を目指す。次に、分岐標識「駐車場400m・当丸沼700m・当丸山登山道山頂まで750m」があり、沼の南側に入る。道端のタケノコを採りながらオオカメノキが咲く道を辿って行くと、分岐標識「登丸沼周遊路・当丸山登山道山頂まで900m」が出てきた。ここから一旦、沼へと向かう。
分岐 分岐 オオカメノキ 分岐
 トーマル川周辺の道は、水没はしていなかったが泥濘でいたので、沼が見える所まで行き引き返す。
           ←大
当丸沼を西側から見る
 分岐の戻って、山頂を目指すと、ノビネチドリ、ユキザサ、ハクサンチドリが咲いていた。細く急な道を登りきると、稜線に上がる。コブ一つ越えて、最後の急登をクリアすると山頂に躍り出る。時間が早かったので、麦芽風味の炭酸飲料を飲みながらしばし憩う。
ノビネチドリ ユキザサ ハクサンチドリ 山頂
 山頂には、オオバスノキやゴゼンタチバナが咲いていた。南側は雲に覆われて、羊蹄山やニセコ連峰は見ることが出来なかった。唯一、対岸の泥ノ木山が見えていた。
オオバスノキ ゴゼンタチバナ 南側 泥ノ木山
 東側の尾根を下って行くと、御一行さんが登って来て、しばし待つ。標高750m辺りに当丸沼を見下ろすことが出来るビューポイントがある。急な所には、裸地に足ツボが付いている。道端にはカタクリ、シラネアオイ、エゾイチゲが咲いていた。遅い春を満喫して下って行く。
当丸沼 カタクリ シラネアオイ エゾイチゲ
コース別 当丸山 沼⇔山
ピストン
沼→山
反時計内回り
沼→山→沼→小沼
反時計内回り
山→小沼
時計外回り
沼→小沼→山
反時計回り

二人の山行記録もくじ1へ   次沼⇔山ピストンへ   アソビホロケール山へ 

 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 2019(R1)年6月10日(月) 晴れ 往復3:884km タケノコ採りながら 登り沼南側経由3:07 下り48
 8:15登山口→8:35山分岐(直進)→9:30沼分岐(左へ)→9:50循環歩道分岐(沼から引き返し)10:08→10:42主稜線に上がる→10:56コブ→11:22頂上11:34→12:08沼分岐→12:22登山口
 2018(H30)年6月4日(月) 晴れ 往復4.144km タケノコ採りながら 登り沼南側経由3:48 下り46
 8:15登山口→8:57山分岐(直進)→9:55沼分岐(左へ)→10:17循環歩道分岐(沼から引き返し)10:46→11:16主稜線に上がる→11:33コブ→11:53頂上12:05→12:43沼分岐→12:51登山口
 2007(H19)年5月5日(日) 濃霧 強風
 7:38除雪旋回場→7:56登山口→8:21引き返し→8:30登山口→8:40除雪旋回場