黄金山(739.1m)別名:黄金富士・浜益富士 |
兼平沢コース別 | 旧道→旧道 | 旧道→新道 | 新道→旧道 | 新道→新道 |
ポイント 周囲の景色から抜け出している急峻な山容には圧倒される。登山コースは、新旧2つあり、整備が行き届いている。旧道は新道よりも急なので登りの方が良いかもしれない。山頂は、前峰と本峰に分かれている。前峰は岩稜で高山植物あり景色も良い。 頂上直下の新旧分岐から頂上までの崖下には旧道があるので、くれぐれも石など落とさないように注意したい。 |
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アクセス 浜益から新十津川町方向へ向かう道道451号線へ入る。しばらく行くと道路の真ん中に黄金山が見えてくる。実田橋を渡って直ぐ左に看板がある。そこを左折すると登山口へ行ける。看板には、登山口まで4kmの表示がある。 国土地理院地図 周辺地図 |
実田橋と黄金山 | 看板と兼平沢林道 | 林道入口 | 新しくなった駐車場 |
旧道→新道コース |
6月14日<1998(H10)年 登り1:54 下り1:03> |
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今日も駐車場は満車に近く、辛うじて停めることができた。今日も、旧道から登ってタケノコを採ろうと思ったが、採られた後だった。花も、白い菊の様な花が咲いているでけだった。 山頂は人が多いので、記念写真を撮して、手前の岩稜に戻り昼食をする。目の前にはコケモモが咲いていた。 天気が良いので昼寝をする。 帰りは、新道を下る。 |
6月14日<1997(H9)年 登り1:47 下り1:08> |
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ピンネシリを登る予定で、登山口のスキー場まで行くが、土砂崩れのため通行禁止になっていた。仕方がなく、黄金山を登ることになる。 駐車場に辿り着くと、駐車場から車が溢れていたので、手前の林道沿いに駐車する。ニリンソウ、ムラサキヤシオツツジ、エンレイソウ、スミレサイシン、シラネアオイなどを見ながら登って行くと、分岐に差し掛かる。 新道は人が多そうだったので、旧道から登ることにする。タケノコを採りながら登って行くと、段々傾斜がきつくなりだす。登り切ると、山頂直下の壁のトラバースが待っていた。 最後は、新道に這い上がる。ハイマツが出てくると山頂が間近だった。山頂に辿り着いてもガスがかかっていて何も見えなかった。 帰りは、登山道が濡れているのと、小石が多く愛棒は二回転んで、青タンになる。 |
9月23日<2002(H14)年 登り1:30 下り1:00> |
登山口周辺は見違えるほど、綺麗に立派になった。暑寒別天売焼尻国定公園の中にあるためらしい。駐車場、水洗トイレとその周辺の看板も何もかも新しくなった。登山道を登ると、まもなく、小川を渡る。 |
駐車場とトイレ | 登山届出ポスト | 最初の登り | 小川を渡る |
それからまた少し行くと新道と旧道の分岐がある。右が新道、左が旧道だ。新道は意外と急な登りが続くので侮れない。旧道は始めなだらかで、後半急登が続く。新旧道ともに、展望は頂上近くならないと良くならないが、チラッと山頂が見えるところもある。 |
左:旧道 右:新道 | 途中で頂上が見える | 旧道の急な登り | 林の中もある |
登りは旧道を登ってみる。旧道は展望台まではなだらかだが、それを過ぎると、ロープ、岩、木の根などを掴んで、真っ直ぐ頂上を目指して登る。道はやがて直登するのを止めて、右側にトラバース(横に行く)しだす。大きな石の傍を通ることもある。このトラバースでも足を踏み外さないように確り通過する。 |
大岩を通り抜ける | 横に進む | また岩を通り抜ける | 分岐が近くなる |
新道と合流(分岐)する地点が近くなると、頭の上に大きな岩が現れる。分岐の周辺も以前は結構苦労して登ったと思うが、何かすっきりして簡単に分岐に踊り出た。今度は先ほど見上げていた岩の縁を登って行く。ここで、無意識に小石でも下に投げられ、旧道を登っている人に当たったらと思うとゾットする。頂上近くの岩場になると、700m程度の山なのにハイマツやフレップが出て来る。景色は一段と良くなる。 |
頭上の頂上手前の岩場 | 新道旧道合流 | 合流地点からも急登 | 頂上手前の岩場 |
頂上手前に岩場があり、頂上はそこを過ぎて、更に奥になる。頂上手前の道は狭く断崖絶壁の所を通過するので注意する必要がある。 |
頂上 | 頂上から手前の岩場 | 岩場の上 | 切り落ちた北側の崖 |
休む場所は頂上よりも、手前の岩場のピークの方が広く座った眺めも良い。岩場からは暑寒別岳を主峰とする増毛山地が見えるが、暑寒別岳は残念ながら見えない。なだらかな南暑寒岳、尖った知来岳も見えていた。 |
浜益岳 群別岳 南暑寒岳 知来岳 |
ピンネシリを主峰とする樺戸山地の隈根尻山、幌内山、円錐峰、濃昼岳も見えていた。 |
頂上 ピンネシリ 隈根尻山 幌内山 円錐峰 濃昼岳 |
浜益村(石狩市地区)の方角には青い日本海が良く見える。目の前に丸山が見え、その後ろに群別が見えていた。 |
浜益村 日本海 丸山 群別 |
新道も結構急で、ロープを伝って下りるところが多い。下の所で山頂が望めるところがある。ツルシキミやカマズミの赤い実が目立つ。大きなコガネムシや太った野ねずみもいた。 |
新道の登山道 | ツルシキミ | カマズミ | コガネムシ |
大きな柔らかそうな葉のウリノキには青い実を付けている。ツリバナも咲いていた。新道から見上ると山頂が良く見えた。林の中に入り駐車場に辿り着く。 |
ウリノキの実 | ツリバナ | 新道からも山頂が | 林の中を |
=道中記= 本当はピッシリ山の予定で、上羽幌の林道を目指す。夏山ガイドでは土日祝日は2か所ある林道ゲートは開いているということだったので、森林管理事務所へ行かず、真っ直ぐ林道に入ったら、鍵がかかっていた。直ぐに、上羽幌の岡部さん宅に行き鍵を借りようとしたら、持っていないと言う。ガイドブックを見てきたのかいと、問い返される。あのガイドブックは違うんだ。ゲートは何時も閉まっていて、作業しているときだけ開いていると言う。鍵も無論岡部さんは持っていないと言う。 羽幌の森林管理事務所に行って鍵をかりなさいと、場所を教えてくれるが、電話番号は分からないと言う。チンプンカンプンだし、もう時間がないので、黄金山に変更した。 |
10月11日<1999(H11)年 登り1:34 下り54> |
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今日は、午後から雨の予報だったので、午前中に下りる計画で出かける。何時もどおり、登りは旧道下りは新道として出発する。旧道は、風倒木が多かったが、道はよく整備されていた。木々も色づき綺麗な紅葉が始まっていた。紅葉の中、岩の下をトラバース気味に登って行き、新道に合流する。岩稜から山頂をピストンして、岩の上で昼食とする。 新道の帰りは小石がソロバンのようで、気が抜けない。 帰りの車の中では、フロントガラスに雨が当たって来ていた。 |
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