ワイスホルン(1045.3m) 925mの山頂駅跡まで
コース別 花園温泉 スキー場跡 スキー場跡→硫黄川 硫黄川→スキー場跡

 ポイント
 ワイススキー場の山頂駅跡まで、リフトの作業道が登山道となっている。山頂駅跡から山頂には登山道が無いので、山頂へ立つには残雪期狙いになる。山頂駅跡から硫黄川へは新たに開設された登山道がある(硫黄川の渡渉は橋がないので注意)。登山口は花園温泉、スキー場、硫黄川沿いの遊歩道の3つがある。
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
スキー場跡コース

 アクセス
 倶知安ニセコ(道道58号)線で倶知安町からニセコに向かう途中に、ワイススキー場跡へ入るニセコ林道があり右折する。その道を辿ると、左手に大沼へ抜ける硫黄川沿いの遊歩道があり硫黄川の登山口(道標は無くなった)となる。
 さらに、奥へ進むとロッジホワイトワイス跡(廃屋)があり、その前に大きな駐車場がある。その奥の一角から登山道が延びている(道標は無くなった)
 国土地理院地図 周辺地図
ニセコ林道入口
 6月23日 <2016(H28)年 往復 7.044km 4:49> GPSトラックは山の地図帳「2015.6.23」へ
 真ん中のゲレンデ跡で道が無くなり一度引き返す。作業道を登り直すが、第2リフトの山頂駅で引き返す。
 ゲートの開放されたニセコ林道に車で入るか迷ったが、林道入口の駐車帯に車を置き出発する。3年前に橋が流亡した硫黄川左股川の橋は修復されていた。覗くと真っ赤な川だった。次の硫黄川は奇麗な流れで水量も多かった。結果的には、駐車場まで車で入れた。駐車場には登山者やタケノコ採りの車は一台もなかった。駐車場の奥へと進み、廃墟となったロッジワイスを見上げながら登山道へ入る。
ニセコ林道 イオウ川の左股 硫黄川 駐車場の奥へ
 タニウツギを見ながら、ゲレンデの道や作業道を横目で見て奥へと進む。今日は、真ん中のゲレンデに延びていた道を辿ることにする。この道を辿ったのは8年前なので、どうなっているのか少々不安だった。笹刈りの車が通った道なので、道床もしっかりしていて、まずまずだったが、段々荒れて来て道が分からなくなる。
 どうせ藪漕ぎになるのならと、南側にある作業道へ出ようと、下り気味に藪漕ぎを開始する。しかし、人が通っていない藪はブドウの蔓、倒木や灌木が行く手を遮る。おまけに、水の流れる音も聞こえだす。地図には沢が無いがどんな地形か想像つかないので登り返す。次に、北側のゲレンデを目指すが、こちらの方が藪が濃くて引き帰す。
 再び、藪漕ぎ開始地点に引き返すことになる。どうやら藪漕ぎ開始地点に戻り、登って来たルートで引き返す。今度は、作業道から登ることにする。荒れ気味の作業道を登って行き、振り返れば羊蹄山が見える。
廃墟を見上げ タニウツギ 作業道を 羊蹄山
 道端には花が少なく、ハクサンチドリが数株咲いているだけだった。第2リフト山頂駅跡を過ぎると、花園温泉からの道が合流して来る。今日は、藪漕ぎで体力を消耗してしまったので、第3リフトの山頂駅跡には行かず、引き返すことにする。左から余市岳、倶知安の平野、羊蹄山と見回して下る。作業道では、少しでも藪にならないようにと、伸びた笹を折りながら下って行く。
ハクサンチドリ 第2リフト山頂駅 余市岳 倶知安の平野
 第1リフト山頂駅跡に近づくと、アンヌプリが見え出す。第1リフト山頂駅も錆び付いてきていた。作業道から出て、駐車場に向かう途中でイワオヌプリが見えていた。硫黄川の登山口には1台の車が停まっていた。ワイスホルンの登山なら硫黄川を渡るのが大変だろうと思いながら林道を歩く。
羊蹄山 アンヌプリ 第1リフト山頂駅跡 イワオヌプリ
 登山道が開設されされてから、もう14年前になる。当時、車が走っていたゲレンデ跡もすっかり藪に帰っていた。今後、登山できるのか不安になる。
 7月8日 <2014(H26)年 登り1:33 下り54>GPSトラックは山の地図帳「2014.7.8」へ
 雪の重みで潰れてしまったロッジワイスの無残な姿を見ながら広い駐車場の一角で準備をする。駐車場の一番奥の角から登山を開始する。以前は花園温泉からの道に向かって登山道が延びているが、薮が濃くなっているので、リフト跡に延びる作業道を登ることにする。第一リフトの山頂駅跡に登ると、羊蹄山が影法師のようにモノトーンの姿を現す。
駐車場の角から 作業道を 羊蹄山が
 第二リフト跡の作業道を登り切ると、第三リフトに向かって少しトラバースする。作業道の角に、錆付いて壊れかけたリフト駅跡が見えて来る。今日は、蒸し暑くてバテバテなのに、蚊やブヨの攻撃まである。次に、第三リフトの下に延びる作業道を登って行く。作業道には林の中を登る所もある。
作業道を リフト駅跡 作業道を 林の中を
 作業道を半分位登った所から、徐々に展望が開けだし、錆付いて壊れかけた山頂駅跡に到着する。以前は、山頂駅跡の小高い所を笹刈りしてあったと思い、駅跡から入って行く。やはり、数メートル高い分、アンヌプリやイワオヌプリが見えていた。休むには荒れているので、作業道に戻って、作業道にあるはずの板切れを探し、ベンチ代わりにする。蚊やブヨを払いながら、麦芽風味の炭酸飲料を飲む。
作業道を アンヌプリを イワオヌプリを 作業道で休憩
 飲み終えて、硫黄川方向の登山道の状況がどうなっているのか気になって見に行くと、綺麗に笹刈りがなされていた。今日は、硫黄川をジャブジャブ渡渉するのが嫌で、元来た道を引き返す。休んでいる間に、すっかり霧が出てきて羊蹄山は見えなくなっていた。タケノコシーズンが終わって誰も居ない作業道を下って行くと、マイヅルソウやエゾノヨツバムグラの地味な花が咲き、ノウゴウイチゴは真っ赤な実を付けていた。第一リフトの作業道を下って行くと、ロッジワイスが見えて来る。上から見ると、まだ、建物の形をしていた。最後に、ハナニガナを見て駐車場に到着する。
霧の中を下る エゾノヨツバムグラ ロッジワイスを ハナニガナ
 
 10月5日 <2002(H14)年 登り1:09 下り54>               北の山游詩:黒い光
 ロッジホワイトワイス前の駐車場に着くと、ラブラドール犬が尻尾を振って近づいてきた。ヒュッテ前には車が1台とまっていたが、夏季休業中ということなのと朝早いので、登山口を聞くわけにもいかない。下の広い駐車場に下りて、登山道の入口を探すことリフトに近づく作業道があった。駐車場からは紅葉したアンヌプリが良く見える。
 作業道に入りニセコワイススキー場のゲレンデを目指す。振り返ると、紅葉したアンヌプリとイワオヌプリの間にロッジホワイトワイスが見え出す。リフトの下へ行くと、刈り分けられた道があったが、作業道の方が登山道らしいので、作業道を登ることにした。羊蹄山は雲に隠れていたが、雲の合間から天使の梯子が下りていた。
アンヌプリ ニセコワイススキー場へ ヒュッテワイス 羊蹄山と天使の梯子1
 登山道からリフトが見えなくなるので、半信半疑で登った。作業道はゲレンデを横切り登って行くが、紅葉が綺麗だった。暫し、ゲレンデの紅葉を見ながら登って行く。
ゲレンデの紅葉
 作業道は第二リフト取り付きで左にそれるが、赤いテープが右側のリフト下の刈り分け道に付けられていた。それでも、作業道を辿ると荒れてきたので、刈り分け道に戻り登ることにした。第二リフトを過ぎると、花園温泉からのリフトと合流する。第三リフトへ少し右へ下る。途中笹の刈ったままの道があるがやり過す。この道は登山道を作っているトラックが登る道だった。
 最上リフトの山頂駅に着くが、頂上方向へは熊笹がびっしり茂って道が無い。イワオヌプリが見える方向に道が伸びているので、行って見る。ここから見るイワオヌプリはどっしりして見応えがある。道は直ぐに急降下するが少し下って見る。どうも山頂へは行っていないので引き返す。この辺にはハイマツも生えていた。
第二リフト下の登山道(大×) 第三リフト下の登山道 イワオヌプリが
 まだ、8時だったので、最上リフトの平らなところに陣取り、ココアを飲みゆで卵を食べる。ポケナピの高度を見るとまだ安定はしていなかったが901mで、山頂まではまだ、高度にして150mはあった。羊蹄山にかかる天子の梯子を見ながらボーッとしていると、下からトラックが登ってきた。
 第三リフトの所にあった笹の刈ったままの道路を登ってくる。リフトの刈り分け道の途中まで来て止まった。中から数名出てきて登ってくる。
 登って来た先頭の若者に声をかけると、びっくりした顔して、関西なまりでレガシーで来た人ですかとあいさつをしてくれた。肩には刈り分け用の道具を担いでいた。下って行く道は下へ行けるが聞いてみた。今、造っている最中で、300m下って行き止まりだと教えてくれた。帰りは下がってみようと思っていたので、聞いて良かったと思う。
 また、一人登ってきた。同じような格好の若者だった。最後に、黒板をぶら下げた現場監督風の人が登ってきたが、年の若い順だと思った。現場監督に色々聞いてみた。どうやら、「下る道は今年中に、硫黄川沿いの大沼へ抜ける遊歩道に繋げ、山頂まで登山道は今年認可が下りなかったので、来年付ける」とのことだった。
 最後に、錆びたリフトの山頂駅をバックに記念写真を写し、もう一度、刈ったばかりの道を硫黄川の方へ辿り、アンヌプリとイワオヌプリを見に行く。
羊蹄山と天使の梯子2 最上リフトの山頂駅(大×) アンヌとイワオ イワオヌプリが
 ワイスホルンの山頂方向を振り返り、倶知安峠を真正面に見ながら第三リフトの道を下る。第三リフトから第二リフトへ右折しながら、再び、山頂方向を振り返る。
山頂方向を 第三リフトの道を下る 第三と第二の横道 頂上を振り返る
 道端には、タチツボスミレが咲いていた。第二リフトの道は一か所急な所があり、刈られた笹が滑るので慎重に下る。ヤマハハコやエゾノコンギクも道端に咲いていた。
タチツボスミレ 唯一の急な所 ヤマハハコ エゾノコンギク
 作業道に下りると、イワオヌプリが綺麗に見えた。ゲレンデを横目で見ながら作業道を辿るとヒメジョンが咲いていた。駐車場に着いてワイスホルンに別れを告げる。
イワオヌプリ ゲレンデを横目で ヒメジョオン 駐車場に着く
 =スキー場考=
 ニセコワイススキー場は1971(S46)年には全国で二番目の国設スキー場として開設され、その後、ニセコワイス雪上車スキー場となり、現在はスノーパークホワイトアイルNISEKO名を変えているようだ。ロッジは廃屋になり、リフトは錆び付き面影だけを残している。
コース別 花園温泉 スキー場跡 スキー場跡→硫黄川 硫黄川→スキー場跡

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2016(H28)年6月23日(木)  曇り ヒュッテワイスコース 往復 7.044km 4:49
 7:16林道入口→7:31硫黄川登山口→7:37駐車場→
7:43作業道登山口→真ん中のゲレンデを登るが藪で引き返す→9:51作業道登山口→10:18第1リフト山頂駅→10:52第2リフト山頂駅(引き返す)→11:15第1リフト山頂駅→11:38作業道登山口→11:41駐車場→1150硫黄川登山口→12:05駐車場
 2014(H26)年7月8日(火)  曇り ヒュッテワイスコース 登り1:33 下り54
 7:35駐車場→8:04第1リフト山頂駅→8:29第2リフト山頂駅→9:08第三リフト山頂駅(頂上)9:34→9:53第2リフト山頂駅→10:09第1リフト山頂駅→10:28駐車場
 2002(H14)年10月5日(土)  曇り ヒュッテワイスコース 登り1:09 下り54
 6:52駐車場→7:16第1リフト山頂駅→7:35第2リフト山頂駅→8:01第3リフト山頂駅(頂上)8:42→8:58第2リフト山頂駅→9:11第1リフト山頂駅→9:36駐車場