札 幌 連 山
 奥三角山(よこして山:354m) 大倉山(307m) 三角山(琴似山:311.0m)
 (別に三角山のページ有り)
縦走コース別 山の手 宮の森
(未踏)
大倉山 小別沢 ワレ目
自然歩道 鉱山跡

 ポイント
 市街地に隣接する縦走路なので、縦走中やそれぞれの山頂から変化に富んだ札幌市街が楽しめる。奥三角山は太っ腹な地主さんが、山頂の石垣を整備し山頂標識を設置したり、林道と自然歩道の整備もして、一般開放しているようだ(感謝感激)。大倉山ではソフトクリームも魅力だが、シャンツェの上から覗くと、ジャンプの臨場感が肌に伝わってくる。奥三角山の登山口(小別沢鉱山跡林道)を通り越して、盤渓方向へ辿れば、西高山も縦走の一山になりそうだ。
 札幌連山はHYMLのYOSHIOさんが命名した呼称です。小別沢はアイヌ語で「ク・オ・ペツ(仕掛け弓を置く所)」と言われている。
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
大倉山駐車場発着コース

 アクセス
 大倉山ジャンプ競技場を目指す。無料の大駐車場があり、安心して駐車できる。
 GPSトラックは山の地図帖「2007.11.16」へ
 11月16日<2007(H19)年 大倉山→奥三角山→大倉山→三角山 一周5.722km 2:40> 
 普通車113台駐車可能で、無料大駐車場に車を停める。長さ34.6m、斜度30°といわれるドーム型エスカレータは真ん中の階段を上がる。クリスタルハウス後から伸びる遊歩道へと進むと、シャンツェが目に飛び込んで来る。
大駐車場 ドーム型エスカレータ エスカレータの上から シャンツェを見上げる
 遊歩道の始まりには「大野精七博士の顕彰碑」が鎮座している。始めはアスファルト舗装の歩道が木の手摺が付いた木段になり、高度を上げて行く。藻岩山も見え出し、審判塔の奥に奥三角山が見えて来る。
大野博士顕彰碑 遊歩道の木段 藻岩山 審判塔と奥三角山
 展望台の近くになると、階段の一部にも展望の良いところがあり、一息入れながら景色に見入る。一段と高いJRタワー、ビルの谷間に飲み込まれそうな札幌テレビ塔、地平線近くに野幌百年記念塔、間近に、荒井山、円山、神社山、藻岩山と続いていた。
                               ←大
JRタワー テレビ塔       荒井山  円山       神社山   藻岩山
 下を見ると、運営本部棟、札幌ウインタースポーツミュージアム、クリスタルハウスに囲まれたブレーキングトラックが見える。急な木段を登って行くと、木段はジグザグになって行く。それが過ぎたら展望ラウンジと大倉山の山頂へ行く道に分かれるが、山頂の道を辿る。
ブレーキングトラック 急な木段を ジグザグの木段を 大倉山山頂へ
 大倉山の山頂には遊歩道があり、右折して奥三角山へ辿る。途中で奥三角山やスキー場のある三菱山と砥石山が望まれる。札幌テレビ塔を中心とした札幌の市街地も見渡せる。隣りの宮の森シャンツェも木立越しに見え隠れする。
奥三角山へ 奥三角山 三菱山と砥石山 札幌市街地を
 コル近くになるとトンネルが出来る前に使われていたと思われる切り通し「ワレ目」があり、中を覗くと道が下の広場へと下って行く。遊歩道に戻って奥三角山を目指すと、踏み跡が真っ直ぐに奥三角山へと付いていた。この踏み跡は結構、急だ。
ワレ目 切り通しから下る道 トンネル上の標識 踏み跡を辿る
 踏み跡は山頂手前で林道に踊り出る。山頂には「よこして山」の山頂標識があるはずだったが、ケルンと三角点のみで、見当らない。山頂からは坂下グラウンド越しにJRタワーを中心とした札幌市街が望めた。下山には急な踏み跡を避け、林道を下り、遊歩道に出る。
奥三角山 三角点 札幌市街 林道
 小別沢から上ってくる遊歩道に出て、再び遊歩道を戻って行く。大きなコブを1つ越え、大倉山を再び越え、小さなコブを越えながら、最後は急な傾斜を下って行く。途中で、三角山の散策路の「哲学の道」が左から合流する。木立越しだった手稲山が隙間から見えるようになる。登り返しの急な階段を登って行くと、四阿のある十の坂にでる。そこから三角山の登山道を登って行くと、山頂標識と三角点があった。
手稲山 十の坂へ 山頂直下 三角点
 円山の上にホワイトドームが見え、地平線上には阿蘇岩山がある。JRタワーを中心とした札幌市街地も見える。藻岩山と奥三角山は木立越しに見える。三角山の展望は、数年前に木が切られたが、それでも昔に比べたら木が大きくなっていて、年々見えなくなるのだろう。
円山 札幌市街地を 藻岩山 奥三角山
 ベンチに座りながら、少し遅くなった昼食をしながら、景色を堪能、山頂で記念写真を写して、石段から下山する。手稲山を見ながら、丸木で土留めしたを下って行く。
山頂で記念写真(大×) 山頂直下の石段 手稲山 丸木で土留めした道を
 三角山からは海が見えないが、丸木で土留めされた道の途中から、僅かに新川方向の海が見えるところがある。再び、尾根道に戻りながら採石の爪跡の残る三角山を振り返る。大倉山から展望ラウンジ方向に下るが、観光客が多いので、素通りして遊歩道を下る。途中、落ちていたヤマブドウ数房とコクワ1個を拾う。相棒はツルウメモドキの切れ端を拾っていた。
新川方向の海が 尾根道を戻る 三角山を振り返る 大倉山から下る
縦走コース別 山の手 宮の森
(未踏)
大倉山 小別沢 ワレ目
自然歩道 鉱山跡

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 大倉山駐車場発着コース(三角山・大倉山・奥三角山)
 2007(H)年11月16日(金) 晴れたり曇ったり 一周5.722km 2:40(昼食時間を除く)
 
10:38駐車場→10:43遊歩道入口→11:02大倉山→11:15ワレメ→11:19小別沢トンネル上→11:34奥三角山→林道→11:42自然歩道合流→12:08大倉山12:23三角山12:5813:25大倉山13:53駐車場