庚申草山(岩峰:920m 三角点:庚甲草917.9m) 
コース 旧国道(中山峠側)コース 旧国道(定山渓トンネル側)コース

 ポイント
 北海学園大学の北海岳友会が、古からの登山道を管理しているが、荒削りな所もある。山頂から少し奥へ進むと、ケルンのある広い平らな岩になり、展望も良い。北海岳友会関係者は岩峰と呼んでいるようだ。「三角点:庚甲草」は庚申草の誤植と思われる。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2013.6.17」へ 周辺地図
旧国道(中山峠側)コース

 アクセス
 国道230号線を走り、中山峠近くなると、「洞爺湖59km、喜茂別21km」の標識が出てくる。旧国道の入り口のゲートは開放されているが、一般車両通行禁止の看板がある。入り口には数台停めるスペースがあったので、通行の邪魔にならないように路駐する(中山峠側にも広い駐車スペースがある)。
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 6月17日 <2013(H25)年 登り(行き)1:50 下り中山小屋経由(帰り)2:33>
 旧国道のゲートは、通常は閉まっているはずだが開いていた。ゲートの中には、タケノコ採りと思われる車が散見される。展望の無い林道状態の旧国道を辿って行く。途中で、水準点876.1mを探しながら進むが、見落としてしまう。道端には残雪、ハクサンチドリ、ミズバショウの花を見る。
ゲートへ 水準点876.1m辺り ハクサンチドリ ミズバショウ
 次の水準点834.2mも見落とすが、オオバナエンレイソウが咲いていた。道端から庚申草山が見えて来る。旧国道脇には、スミレサイシンが咲いていた。
オオバナエンレイソウ 庚申草山を 旧国道を スミレサイシン
 ノウゴウイチゴも道端に咲いていた。旧国道から林道へ左折すると、僅かに流れの音がする右沢川を渡る。渡ると、間もなく、角にピンクテープが垂れ下がったいた。登山道が荒れているようなので、登山口でスパッツを付け出発する。
ノウゴウイチゴ 林道へ左折 登山口 登山道
 最初、普通の登山道も、少し荒れて来たり、高刈りされた笹があったり、笹被りの所も出てくる。買ったばかりのスパッツが破れないかと気になる。愛棒は逃げ腰になり、笹被りになると、まだ行けるのと不安がる。登山道が大きく曲がり出すと、道床が広くなり歩きやすくなる。タケノコも散見されるようになって来るので、愛棒の気分は前向きになる。山頂近くなると、寸尖った山田峰、雲がかかった札幌岳が見えて来る。突然、木立に隠れている山頂の岩塔が見え出す。
登山道の様子 大きな岩が 山田峰・札幌岳 岩へ
 岩塔に近づくと、岩塔に風穴が空いていた。ここから反対側に行くと、無意根大橋が見えるのではと思うが、怖すぎて通過する。頂上に上がっても木立が邪魔で、身動きが取れない。休む所も無いので、三角点へ道があるかと思い、辿って見るが直ぐに道は消えてしまう。愛棒が心配そうに見ているので、引き返すと、空間の奥に折られた松があり、出られそうなので覗いて見た。驚いたことに、広く平らな岩があり、その端にケルンが見えていた。
岩塔に近づく 岩塔の風穴 三角点へは藪 平らな岩に
 小さな岩の割れ目を跨いで、岩の上にあがりケルンに近づくと、ケルンはセメントで固められていた。ケルンには何も嵌め込まれていないようで、西側を見ようと思うが、絶壁が怖くて回り込むことは出来なかった。仕方がなく、北側から見ると、金具が嵌め込まれていた。この金具を使って、先人達はロッククライミングでもしたのだろうかと想像する。早速、ケルンと記念写真を撮す。ケルンは北海岳友会関係者の慰霊碑だと言う人もいるようだ。
ケルン 金具が 記念写真(大×)
 岩の上に陣取って、時間が早かったので、麦芽風味の炭酸飲料を飲みながら景色を楽しむ。残念ながら、天気が悪くて、雲に隠れた山もあるが、小喜茂別岳、喜茂別岳、並河岳、中岳が見えていた。北側を覗き込むと無意根山も見えていた。
                     ←大
            小喜茂別岳              喜茂別岳           並河岳    中岳
 帰りに、岩の下を見ると、岩の下には何もないオーバーハング状態の岩だと気が付く。山頂にはツルシキミの花が咲いていた。山頂からは、隣の平らな東中山、 小喜茂別岳、雲のかかった喜茂別岳が望まれた。
オーバーハング ツルシキミ 東中山を 小喜茂別・喜茂別岳
 改めて、岩塔の基部がら岩を見上げる。下りに、後ろを向いて降りなければならないので、岩塔を振り返る格好になる。岩塔から下りるとサンカヨウが咲いていた。帰りは、タケノコ採りに変身してしまう。無事、登山口に辿り着き、ダニチエックをするが一匹も居なかった。林道から旧国道に出て、中山小屋を目指す。土日しか開いていないことは分かっていたが、小屋を見に行く。入口には薪の山があり、そこから沢へと下って行く。
岩を見上げる 岩を振り返る サンカヨウ(大×) 小屋入口
 木立越しに小屋が見え出し、正面へと回り込む。広場には大きな炉があり、大宴会の名残が残っていた。扉の上に飾ってある鹿の角と看板を見上げる。愛棒は早々と引き返していた。
小屋が 正面から 銘板 引き返す
 水準点834.2m辺から残雪がノコギリの歯のような無意根山が見えていた。水準点876.1mを超えると、三角の狭薄山、その奥に角張った空沼岳、漁岳と思われる山影を見て、入口に帰る。
無意根山を 狭薄山・空沼岳 漁岳? 入口に帰る
 ゲートの所で、タケノコ採りが終わったと思われる男性から、タケノコはどうだったかと聞かれるが、山登りだと言うと不思議な顔をしていた。今年のタケノコは時期が遅いようだった。
 =林道の鍵考=
 家に帰って、新聞を見たら、「林道ゲート鍵破り横行」の見出しが目に付く。元はと言えば2010年に遭難した登山パーティが合鍵でゲートを開けたところから始まっている。その翌年、だるま錠からダイヤル錠にしたが、効果が無く、無断解錠が後を絶たないらしい。立ち入り禁止を破っても、違法ではないと記されているので、狙いは、厄介な遭難事件を起してくれるなと言うことか。
コース 旧国道(中山峠側)コース 旧国道(定山渓トンネル側)コース

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 二人の山行記録(遊びの時間含む)
 2013(H25)年6月17日(月) 曇り 中山峠旧国道(中山峠側)コース 登り1:50 下り中山小屋経由2:33
 8:04旧国道入口→8:21水準点876.1m→8:33分岐→8:49水準点834.2m→8:57分岐(左へ)→
9:08登山口(スパッツ装着)9:11→9:29大曲→9:54頂上10:12→10:57大曲→11:13登山口11:16(スパッツ脱着)→11:28旧国道へ→11:35小屋へ→11:39中山小屋10:40→11:43小屋入口→11:53分岐→11:59水準点834.2m→12:16分岐→12:28水準点876.1m→12:45旧国道口