銭函天狗山(536.7m)
コース別 銭天山荘 桂岡 金山
純登山 往復 桂岡→採石跡
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 ポイント
頂上からの展望は最高、石狩湾と暑寒別岳が綺麗に見える。頂上付近では、子供を崖側ではなく、林側を歩かせると安全だ。頂上は見晴らしの良い岩場だ。
 金山と桂岡コースは林道主体、銭天山荘コースは登山道主体だ。
 国土地理院地図   周辺地図
2002.4.28金山コース
桂岡コース

 アクセス
 札幌から国道5号線を走り銭函の桂岡に至り、角にセブンイレブンとラルズマートのある交差点を左折し、そのまま真っ直ぐ進む。左に公園があり、そこから一旦下ると砂防ダムがあり、閉鎖されている駐車場の前に数台駐車スペースがある(現在は、採石場閉鎖に伴い砂防ダム手前で閉鎖されている)
 4月26<1998(H10)年 登り1:59 下り1:33>
 春香山の登山道から銭函川に沿って延びる林道を辿って行き、春香山の分岐を直進して進む。やがて、直進する道が細くなるので太い道を左に曲がる。更に、分岐にり間違って右に曲がってしまう。再び、分岐になり今度は左に曲がる。この地点で銭函天狗山と思っていた山が、奥手稲山の一部の様な気がしてくる。やがて、展望が開け下の方に銭函天狗山が見え出した。どうやら、奥手稲山の林道668m地点まで上がってしまったことに気がつく。一度、帰りかけたがもう一度確認のために登り、銭函天狗山を確認する。
 668m地点から分岐を2つ戻りやり直す。直ぐに、十字路になり、改めて668m地点を見上げる。どうやら、668m地点からも林道が延びているようだが、藪かどうかは分からなかった。十字路からは金山コースと同じで、広場から薮こぎで山頂を目指す。
 岩場を登り切ると山頂に飛び出る。振り返ると金山コースの林道が白い筋に見えていた。山頂で記念写真を撮し、海側の岩の上で休む。
頂上に飛び出る(大×) 金山コースの林道 山頂(大×) 石狩湾
 帰りは、広場まで下りて、石切場の上に延びる林道を下って見る。林道は、石切場の手前500m位の所で突然終わる。良く見ると、踏み跡は続いているようだが、引き返す。帰りは、春の花のエゾエンゴサク、エンレイソウ、シラネアオイ、キクサキイチゲなどを見ながら下山する。
 11月13日<2007(H19)年 単独 往復14.507km 登り1:29 下り1:49>
 愛棒に車で公園まで送ってもらい、自転車で砂防ダムを目指す。砂防ダムのゲート前に自転車を置き林道を歩く。春香山の分岐には「銭天90分」の標識がある。分岐を真っ直ぐ進み、右に見える銭函川の清流を見ながら辿って行く。
小さな公園(大×) 林道ゲート 春香山分岐(銭天90分) 早瀬
 林道は左右に山が迫っ て来ると、大きくカーブしながら登って行く。「銭天60分」の標識も出てきて、林道はUターンするような恰好になる。登って行くと、真っ赤な実を付けた木があり、まるで真っ赤な花が咲いているようだった。林道は奥手稲山の分岐にな り、道標は無いが左に進む。平日に奥手稲の行くには、金山の採石場は進入禁止なので、この林道が使えると思う。
山が迫って(左手の) ←銭天60分(大×) 赤い実 奥手稲山の分岐
 夫婦連れがもう下山して来たので、「もう登られたのですかと尋ねる」と、藪が濡れていたのでやめたとのことだった。何気なく足元を見ると、熊の糞があり話しをしながら写す。糞はヤマブ ドウと思われる内容物で溢れていた。今年は沢山食べれて良か ったかなと思う。
 直ぐに、十字路になるが奥手稲方向の道(右)は藪になっていた。金山からの道(真っ直ぐ)も結構、林道にしては被ってきている。この十字路を左に行くが、平成元年に植林した時の林道なので、もう19年になるのでこんなも んかと、以前よりも荒れた林道を辿る。広場もススキの野原で、取り付きの道は判然としないが、中に入ると直ぐに登山道ら しくなる。登山道は以前よりも、格段に良くなっていた。
熊の糞 十字路 山頂を望む 広場から
 藪の道から岩場に変わると、ツルウメモドキが黄色い殻から真っ赤な実を覗かせていた。岩尾根を登って行き、振り返りながら一息入れると、春香山と和宇尻山が並んで見えていた。再び岩尾根を青空に向かって登って行く。
ツルウメモドキ(大×) 岩尾根を 春香・和宇尻を 岩尾根を
 山頂直下にある最後の岩を乗り越えて山頂に着くと、峰風さんの山頂標識と山頂標識が共に並んで立てかけられていた。三角点にあいさつして、小樽のほんの僅かの隙間しかないビューポイントで小樽を見る。
山頂直下 山頂 三角点(大×) 小樽を望む
 山頂からは、まだ海側が見えず、チセ型のネオパラ山、宇宙戦艦大和の様な手稲山、尖った手稲山の西峰、無名峰に隠れた奥手稲山、目の前の南岳、二コブの春香山と和宇尻山と続いている。
                                         ←大
ネオパラ 手稲 手稲の西峰      奥手稲山       南岳         春香 和宇尻
 山頂から北側の岩場に少しづつ移動して行く。最初は岩に隠れて一部しか見えなかった石狩湾や星置の市街地が微妙に見え隠れする。一番景色の良い岩に座って誰も居ない山頂で、ささやかな昼食をしながら海を見る。石狩湾は何時ものよ うに真っ青で、海岸線が綺麗だった。
山頂方向から海側へ移動しながら
 左の石狩湾から見回すと、星置の星観緑地にある見晴らし山、その奥の新川河口にある「オタナイの沼」、更に奥には石狩湾新港、石狩平野に展開する札幌市街、その外れにツドーム」見え、山並みは手前の金山、その後に手稲峰、ネオパラ山、手稲山、奥手稲山と続いている。
                               ←大
石狩湾    オタナイの沼 新港          札幌市街   ツドーム    手稲峰
 小樽という名前の発祥の地にあるオタナイの沼を改めて良く見て頂上に引返す。帰りの岩場では高山植物の小さな紅葉が見られ、手稲山も晴れ上がっていた。
オタナイの沼(大×) 頂上に引返す 岩場の小さな紅葉 手稲山を望む
 広場から、山の西側にある林道を下って見る。藪越しに小樽が見えてくるが、採石場まで あと500m位で林道は無くなってしまう。目の前に銭函が見える。尾根筋には笹薮が全く 無く、細い潅木が疎らにあるのみなので、何とかなりそうだと思うが引返す。
 再び、広場に戻って、林道を下る。途中で金色のカラマツ林越しに白亜の北海道薬科短大の校舎が真っ青な海の中に見えた。
藪越しに小樽が 笹薮は全く 無く 藪越しに桂岡が 北海道薬科短大が
コース別 銭天山荘 桂岡 金山
純登山 往復 桂岡→採石跡

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 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 2007(H19)年11月13日(火) 晴れ 単独 往復14.507km 登り1:29 下り1:49
 9:23公園→9:30砂防ダム→9:34分岐(銭天90分)→10:07銭天60分→10:22奥手稲分岐→10:35十字路→10:40広場→10;59頂上11:2711:43広場=西側の林道へ→12:00引き返し→12:16広場→12:33十字路→12:33奥手稲分岐→13:05分岐→13:10砂防ダム→13:16公園
 1998(H10)年4月26日(日) 曇 登り1:59 下り1:33
 砂防ダム→春香山分岐→分岐左→1:12→
奥手稲分岐右→13→分岐左→16→668m地点→分岐→26→奥手稲分岐右を左→13→十字路→広場→34→頂上→27→広場→石切場方向へ1:04→広場→十字路→奥手稲分岐→分岐→1:06→砂防ダム