銭函天狗山(536.7m) |
コース別 | 銭天山荘 | 桂岡 | 金山 | ||||
春 | 夏 | 秋 | 純登山 | 往復 | 桂岡→採石跡 |
ポイント 純登山をするために、海抜0mの海岸に下りるには、銭函海水浴場が閉鎖されていたので、小樽(西)側か、札幌(東)側のどちらかだった。東側は砂浜、西側は海岸が漁礁でガードされた港。 |
アクセス JR銭函駅から海岸に行くには、東へ辿り谷地川とポンナイ川を渡りドリームビーチ行くか、西へ辿り銭函川を渡り港の中に入る。 |
9月28日<2011(H23)年> 往復9.610km 登り1:46 下り1:00 |
愛棒にポンナイ川の橋のところまで送ってもらい、自転車で東側の浜へと辿る。椰子の木が2本植えているビーチは、海辺まで下りれそうだったので、入らせていただく。砂浜からは銭函天狗山から春香山、和宇尻山、鹿山、吹上、石倉山、赤岩山、高島岬と一望できた。HYMLのシュウさんの真似をして、海水に指を浸けて舐ってみたら意外と美味しい味がした。シュウさんは海水を飲むようだが、私には出来そうにもない。GPSを見たら、寝ぼけているのか-50mを表示していたが、補正する方法も知らないので気にせず出発する。 |
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天狗山 春香 和宇尻 鹿山 吹上 石倉山 赤岩山 |
椰子の木越しに目指す頂上を見ながら戻る。道路は自転車を押しながら歩いてJR銭函駅を目指す。駅前は、混み合っていて自転車の置場所がない。その中で空きスペースを確保して停める。今度は、国道5号線を目指して歩いていると、しらゆり公園があり、その中に女の子の銅像が笑っていた。公園の中を通り国道5号線にでる。 |
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目指す頂上を | 銭函駅に | しらゆり公園 | 国道5号線に |
国道を無事渡り終え、次は、札樽道のインターへ行く道を横切る。丁度、電話工事中だったので、砂埃に悩ませれながら通り過ぎる。札樽道のアンダーパスを通過すると、住宅街にもかかわらずトリカブトやキツネノテブクロが咲いていた。 |
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道路を横切り | アンダーパス | トリカブト | キツネノテブクロ |
登って行くと登山口の看板が立っていた。坂を上がりきると林道のゲートがあり、その傍に2台の車が駐車していた。ゲートを交わし中に入るとエゾノコンギクが咲いていた。間もなく、登山口になり、「クマ出没注意/小樽市」の看板があり、その下にガムテープが貼られ「平成23年9月23日情報あり」と手書きで書かれていた。 |
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登山口の看板 | 林道ゲート | エゾノコンギク | 登山口 |
先行者が登っていることもあり、気にしないで団地沢川1号砂防ダムを眺めながら、団地沢川に架かる橋を渡る。登山道にはエゾゴマナが咲いているので、まだ、花は咲いているのだろうと期待しながら、登って行くと真新しい熊の糞が3箇所に転がっていた。1箇所は登山者に踏みつけられているが、形の確りした太い糞だった。引き返そうとしたが、あまりに天気も良く、先行者もいることから登って行く。気のせいか獣の臭いがするようなので、見通しの悪い所ではゴルフのようにファーと間抜けな声を出す。木がある所では団扇の端で叩くと結構な音がする。 |
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1号砂防ダム | 団地沢川を | エゾゴマナ | 熊の糞 |
こんな大きな糞は久しぶりだと思いながら登って行くと銭天山荘に辿り着く。山荘からは蔓の藪を潜り沢道へと入って行くと、コウライナンテンショウの真っ赤な実が目に入ってくる。沢道は川の中なのでぬかるんでいる。沢道からひと登りすると尾根道になり、ゴルファーのショットの音や話し声が聞こえて来る。登山道は直ぐに急登が続くようになるが、展望はまだ無い。 |
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銭天山荘 | コウライナンテンショウ | 沢の中を | 急登 |
登山道が岩場になりだすと、木立越しに手稲山や市街地が望めようになり、いきなり山頂の岩壁が目の前に現れる。岩壁の下では紅葉なりたての木の葉を見たり、手稲山を眺めたりしながら、岩壁の裏側に回りこむ。 |
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岩場に | 岩壁が | 紅葉 | 手稲山が |
主稜線に出ると石狩湾、石狩湾新港、ツドーム、市街地、手稲峰が一望されるが、遠くは煙っていて見えない。 |
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石狩湾 新港 ツドーム 手稲峰 |
山頂側は手稲峰に続いてネオパラ山、手稲山、西峰、星置山が見えていた。 |
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手稲峰 ネオパラ山 手稲山 西峰 星置山 |
岩壁を眼下に見ながら三角点のある所に向かう。三角点を撮し、小樽を見ようとしたが、木立が邪魔で良く見えなかった。山頂に向かうと、国会中継を聞きながら憩っている男性がいた。奥の岩場に行き、反対側の登山道の状況を見るが藪に覆われているように感じた。 |
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岩壁を | 三角点 | 山頂 | 奥の岩場 |
岩場の上に上がって、手稲峰、ネオパラ山、手稲山、西峰、星置山、奥手稲山を一望する。 |
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手稲峰 ネオパラ山 手稲 西峰 星置山 奥手稲 |
小樽が見えないかと思ったが、奥手稲山、南岳、春香山、和宇尻山までだった。 |
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奥手稲 南岳 春香 宇和尻山 |
山頂は海が見えないので、ウサギギクのような黄色い花を見ながら岩場に移動すると、石狩湾が一望された。岩場の隙間に石を挟み腰掛ながら麦芽風味の炭酸飲料を飲む。山頂の岩場は小さな紅葉が見られ、弓を描いた石狩湾には、新川が注ぎ、その河口にオタナイの沼が見えていた。 |
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ウサギギク? | 石狩湾 | 紅葉 | オタナイの沼 |
座っている岩には捕獲石が外れた跡がある所を見ると、銭天は噴火で出来たのだろうかと、改めて縦にひび割れした岩を眺める。飲み物を飲み干して、岩場の小さな紅葉を見ながら下山を開始する。帰りは、急傾斜なので転がるように下って行く。沢に下りていたら、登山者が声を出して登って来る。きっと、熊の糞を見たので警戒しているのかなと思いながら、あいさつだけで糞に触れることなくすれ違ってしまう。銭天山荘を過ぎて、熊の糞を踏まないようにと気をつけて下って行くと、糞の山から転がったのか、マグカップのような糞が落ちていた。糞をよく見るとドングリを食べているようだった。 |
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捕獲石が外れた | 岩場 | 紅葉 | 熊の糞 |
元来た道を辿って行こうとしたら、電話工事中で少し遠回りをする。銭函の市街地を歩いていると、踏み切りの近くに豊足神社があり、面白い名前なので立ち寄ると、忠魂碑の横に日露戦争時代のロシアの機雷が展示されていた。 銭函駅を通り過ぎ、西側の海岸へ行って見たら、浜辺に下りる所があり、入って見たら先客がいた。浜辺は漁礁でガードされ殺風景だが、座るには丁度良かった。男性と少し離れたところに座って、4種類のペーストを塗った食パンを食べる。男性が食べている前にはカモメの幼鳥が腹を空かしているのか食べ物をねだっていた。傍に、親鳥が心配そうに見守っていて、他の鳥が幼鳥にチョッカイをだすと、直ぐに迎撃していた。小樽が堤防で見えないなと思っていたら犬が海で遊んでいた。良く見るとワイヤーにリードが動くように付いていて、自由に海で散歩できるようになっていた。犬はゴールデンレトリバーかなと思う。帰りがけ、GPSを見ると標高は確り0mを示していた。 |
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豊足神社 | ロシアの機雷 | カモメの幼鳥 | 海で遊ぶ犬 |
帰りは、銭函駅から自転車に乗り、海岸線を辿りドリームビーチ経由で、がたがたの舗装道路を走り家路につく。 |
コース別 | 銭天山荘 | 桂岡 | 金山 | ||||
春 | 夏 | 秋 | 純登山 | 往復 | 桂岡→採石跡 |
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山行記録 2011年9月28日(水) 晴れ 単独 往復9.610km 登り1:46 下り1:00 8:53東側の海岸→9:11銭函駅→9:24国道5号線通過→9:31札樽道アンダーパス→9:37ゲート(P)→9:40登山口→10:39山頂10:54→11:24登山口→11:25ゲート→11:28アンダーパス→11:36国道横断→11:42豊足神社11:48→11:51銭函駅→11:54西側の海岸 |