横山中岳(724.0m) |
ポイント 馬糞だらけの放牧地を辿り、放牧地が過ぎたら登山道となる。登山道は急登で始まる。広尾つつじが多いので花時期には綺麗だと思う。 |
三石コース |
アクセス 三石から道道534号線に入り、富沢から道道1025号線(静内浦河線)に左折する。道なりに行くと、民家があり、直ぐに黄色い標識が立っている登山口がある。 国土地理院地図 周辺地図 |
11月23日 <2001(H13)年 登り1:28> 北の山游詩:青空 |
黄色い標識が立っている枝道を入り、少し行くとバラ線が張っていて行き止まりだ。ここに詰めても3台くらいしか車は置けないので、後続車の迷惑にならないように端に置く。バラ線の切れ目を見つけて、放牧地に入って行くと、右側に「馬1」の標識がある。この牧場の端を登って行くと、馬糞だらけだった。馬糞を踏まないように道標に導かれ登って行くと、また、バラ線にぶつかる。このバラ線をくぐると、初めて登山道になる。合目の標識は途切れながらあり、「つつじケ原通り」の標識も出てくる。標識を掲げるだけあって広尾つつじの多いところだ。花の時期は綺麗だろうと思う。 |
枝道から放牧地へ | バラ線 | 馬1の標識 | つつじケ原通り |
登山道のアクセントはシナノキで、二人でも手が回らないほどの大木だ。また、急なカラマツ林やトドマツ林を登って行く。木の葉が落ちているので見通しは良いが、繁っていたら何も見えないかもしれない。ようやく、極楽平(五合目)にたどり着くと、しばらくは平らな道を進む。極楽平の意味がわかる瞬間だ。 ここを過ぎるとまた、急な登りになりコブも出てくる。途中で刈り払われた笹が積もっていたので、下山時に滑らないよう杖で除けながら登る。笹の根がループになっているところも数か所切って登る。奇跡的に花が一輪咲いていた。 |
シナノキの大木 | 林の中の急登 | 極楽平(5合目) | 一輪咲いていた(大×) |
北横山や南横山と高さを比較しながら登るが、ピークが逃げて行くようでなかなか着かない。大きなコブを1つと小さなコブ2つを超え、最後の急登を登り切ると頂上に着く。頂上は丸く笹が刈られていて、真ん中に山頂標識がある。 |
頂上直下の尾根道 | 頂上の状況 | 頂上(大×) | 頂上で寝転んで |
北横山へ方向への踏跡もあるが、トイレ道かもしれない。藪漕ぎする人だったら北横山までは楽しいに違いないし、北横山の方が景色は良いかもしれないと思う。南横山へはだれも行っていないようだ。 頂上の周囲はダケカンバの林で、特に北側はの展望は無いが、やや遠く梢の間に冠雪している日高の山が見える。南横山との間には冠雪している山々が連なっている。その南の端にはアポイ岳が見えるようだった。 今日は温かな日で青空も素晴らしかったが海の方は見えず、すっきりとはしていなかった。とにかく、青空が一番素晴らしかったので、寝転んで青空を見てしばし呆然とする。 帰りは転がるようにして下りる。頂上直下には頂上よりも日高山脈が良く見える場所がある。綺麗な鳥が木に止まっていたのでしばし見とれる。山中で、鹿撃ちでもやっているのか犬が吼えていた。誤射されたら大変と早々に下りる。 |
頂上から日高山脈を | 北横山 | 南横山 | 頂上直下から日高 |
=温泉考= 静内温泉:モール系の褐色温泉、シャンプ、石鹸、ドライヤ付き、露天風呂無しで400円。脱衣場の100円コインロッカは返却無し、プッシュは無料、鍵付きは数が少ない。 |
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二人の登山記録(遊びの時間も含む) 2001(H13)年11月23日(木) 晴れ、三石コース 8:20登山口→8:31放牧地終わり→極楽平(5合目)→9:07コブ→9:11六合目→9:15七合目→9:48頂上10:31→10:53六合目→10:58コブ→11:00極楽平→11:03放牧地終わり→11:31登山口 |