ペラリ山(718.5m) |
パンケペラリ川コース |
アクセス【ペラリ川の支流(左股:北側)となるパンケペラリ川沿いの道を辿る】 静内町市街から道道71号線に入り、静内ダム方向へ行く。御園に入ると道沿いに「レガシーワールド」と道南バスの上御園の停留所がある。ここを右折し、御園橋を渡るとT字路に突き当たる。T字路には標識があり上豊畑方向へ左折する。直ぐに、レキシントンファームの看板がある所を右折する。次の分岐も右折、その次の分岐も右折すると、T字路に突き当たる。ここは左折する。 国土地理院地図 道順は「山の地図帳2005.5.8」へ 周辺地図 |
レガシ右→御園橋→上富畑↑ | レキシントンファーム右→ | 右折→ | 右折→T字左↑ |
次は「開拓地整備事業」の看板のあるT字路を右折する。道は途中で左に分岐するが、直進する。途中無名川(パンケケラリ川の北側支流)に架かる「水木橋」パンケペラリ川に架かる「ひげつきょう」を渡りながら、奥へ進むと、道は大きく右カーブになる。左側に「農免道路豊畑地区」の棒杭があり、左折する。簡易舗装道路から砂利道に分岐する所は右折する(真っ直ぐ進むと浄水場に突き当たる)。後は沢沿いに「ペラリ山登山口入口」まで林道を入る。 |
右折(看板へ)→ | 直進 | ←左折(棒杭) | 右折→ |
11月29日 <2010(H22) 登り1:40 下り1:12 > |
舗装道路から林道に入ると、少し荒れ気味になり、車高の低いセレナでは無理かもしれないと思い、バックで舗装道路まで戻る。分岐に路駐して、準備をしていると、作業車が2台入って行った。車の後から林道を辿って行くとやはり車高の低い車は厳しいと思った。林道は分岐になり、左側に「ペラリ山登山口入口」の標識が立ち、5台は置ける駐車場もある。ジグを切りながら登って行き、364mのコブを回り込むと山頂が行く手に見えて来る。 |
林道へ | 林道を | ペラリ山登山口入口 | 山頂が真正面 |
崖崩れの跡は綺麗に整地されていて、見上げると紅葉が青空の下で綺麗に見えた。林道を辿って行くと、「ペラリ山登山口」の標識が現れ、林道から離れて登山道に入る。最初、林道風の登山道の先には、道が無い。良く見ると、登山道が笹で覆われていて、僅かに窪んで見える。 |
崖崩れの跡 | 紅葉 | 黄色い紅葉 | 登山口 |
愛棒は逃げ腰になるので、私が先頭を行くことにして、道を探しながら登って行く。504mのコブが近づくと、赤い岩や白い岩が表れるが、結構、急登が続く。 |
藪の登山道 | 赤い岩 | 白い岩 | 504mのコブを |
504mのコブに上がると、雄シカが2頭飛び跳ねながら姿を消す。山頂は、目の前に見えているが、かなり遠くに感じる。愛棒もすっかり藪漕ぎと、足の甲の痛みで意気消沈している。おまけに、一旦下ることになる。コブで話し合い、行ける所まで行くことにして、下って行く。コルからは笹が繁茂している登りになる。シカが居るからダニも居るかもしれないと思いながら登って行と、山頂が見え出す。依然として、藪漕ぎしながら登って行く。 |
登山道が藪 | 山頂が | 藪の尾根道 | 藪の尾根道 |
ようやく、山頂直下に辿り着き、一登りすると天測点のある山頂に踊り出る。愛棒が登って来るまで、山頂からの景色を楽しもうと思ったが、今日は、日高山脈が全く見えない。シュンベツ川の窪みの海側に天狗山と思われる山影が見えるだけだった。その手前に、子午線標があるのだが、コブの位置は特定できない。その内、愛棒が上がって来たので、早速、山頂標識と記念写真を撮す。 一等三角点:比裸騾山(ぺららやま)の前に座り昼食をする。登りで、ダニが居なくてほっとしたと話していたら、愛棒の靴にダニがゾロゾロと登って来ている最中だった。慌てて、摘んでは遠くに投げた。総数6匹だった。この時期にまだ居るんだと、早々に山頂を後にする。帰る支度をしていたら、私のザックにも1匹発見する。 |
山頂直下 | 山頂 | 天狗山方向 | 山頂標識と(大×) |
下りでは、横山北岳、中岳、南岳の三山が良く見える。登山道が笹で覆われているので、自分で踏んだ笹に引っかかり、何度も転びそうになる。その度に、腰に来る。笹を気にしていたら、笹薮からヘビが慌てて体を反転しながら逃げて行く。笹薮が少し切れ、やれやれと思っていたら、今度は、カナチョロが慌てて逃げて行く。 途中、山一番の大木があり、気力を分けてもらう。木をノックすると中が空洞のような感じがしたので、良く木を見たら虚になっていた。その内、朽ち果てるかなと思いながら下って行くと504mのコブを見上げるコルまで下っていた。コブまで登り返して行くと、大木の虚が苔むして、古井戸の様に見えていた。 504mのコブに上がり、ダニチエックをしたら、愛棒と私のズボンにダニが1匹づづ付いて来ていた。早速、摘んで遠くに投げる。何時もはダニを潰すが、もう直ぐ冬なので、ダニもそんなに長く生きられないだろうと思いながら投げる。 |
横山三山 | 山一番の大木 | 504mのコブ | 朽木の虚 |
登山口近くまで下って来て、ようやく、紅葉を楽しむ気力が沸いて来た。登山口に着いて、再び、ダニチエックをすると、私のズボンに1匹発見する。念のため、衣服をチエックしながら払う。 ダニが居ないのを確認して、紅葉を見ながら林道を下って行く。登山口入口の分岐に着いて、舗装道路まで歩く。 |
紅葉 | 紅葉 | 紅葉 | 登山口入口 |
5月5日 <2005(H17) 登り1:30 下り1:37 > |
ペラリ山登山口入口に着いて、ほっとしながら登山の準備をして歩き出す。道が真っ直ぐ伸びているので、ついつい入り込む。直ぐに気が付き、看板の右からUターンをするように林道(道新スポーツでは賀集林道)を進む。看板には「右」とマジックで書かれていた。雪解け水で抉られた林道を進むが、果敢に車で通った跡がある。崖崩れは2か所で、1つ目は車の通過した跡があったが、2つ目は通過しようとして途中で引き返したようだ。2つ目の状態は結構深刻なもので、道路まで崩れ落ちている。 |
登山口入口 | 林道を辿る | 崖崩れ地点を通過 | 崖崩れ地点を通過 |
僅かにスミレが咲いていたり、水溜りには卵から孵ったばかりのオタマジャクシが泳いでいる他は何も無い殺風景な林道を辿る。おまけに、パラパラと雨が降って来たと思ったら、やがて、音を出しながら霰に代わった。P354mとP400mのピークを避けて山腹を辿るように弓の字を描いてきた林道は「ペラリ山登山口」の看板のある広場で終わる(道は奥へと伸びている)。登山口からは山頂を望むことができた。 背の低い笹地を登って行くが、結構な勾配がある。始めはP504mに真っ直ぐ登って行く。コブのピークに着くと、今度は下って行く。コルから上りになり、相変わらず笹地だけで目印となる物がないが、赤い岩が目立つようになる。 |
タチツボスミレ(大×) | 登山口に到着 | 山頂を望む | 赤い岩 |
赤い岩の次は白い岩も目に入ってきて、紅白でめでたい山だ。右側に林が無くなると山頂が見え出す。振り返ると静内市街も見えていた。登山道の上には鹿が飛び跳ねた足跡や白い毛が落ちていたりもするが、急登なのでとにかく登る。一寸大きな岩が出てくると山頂は近い。 |
白い岩 | 山頂が見え出す | 静内市街が見える | 岩が出てくる |
山頂で最初に目に付くのがコンクリートで出来ている「天測点」だ。その後にペラリ山の標識がある。山頂から奥へ少し下ると、日高の山並みが僅かに覗くことができる。木立越しには北横山、横山中岳、南横山が見えるが木がうるさくて写真にはならない。 山頂では青い海を見ながら昼食をする。食事中にダニが2匹ズボンの上をうろうろしていた。もう、ダニの時期なんだとびっくりする。おまけに、相棒はブヨに数か所刺されていた。 |
天測点のある山頂 | 日高の山々 | 山頂(大×) |
帰りは静内市街を見ながら下る。この辺の山は林道だらけで、笹の山状態だった。植民地として伐採された跡のなだろうか。振り返ると横山中岳が遮るものがないので写真に撮れた。帰りの登山道では福寿草も咲いていた。 |
静内市街を見ながら | 林道だらけの山 | 横山中岳 | フクジュソウ(大×) |
黄色いキバナノアマナも咲いていた。林道にはミヤマハンショウヅルやオオサクラソウが僅かながら咲いていた。林道の入口の法面には苔が生えていて、清水が滴っていた。 |
キバナノアマナ(大×) | ミヤマハンショウヅル(大×) | オオサクラソウ(大×) | 清水が滴る |
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二人の山行記録(遊びの時間も含む) 2010(H22)年10月29日(金) 晴れ 登り1:40 下り1:12 9:54林道入口→10:03登山口入口→10:38登山口→11:02P504m→11:43頂上12:08→12:35P504m→12:50登山口→13:20登山口入口→13:28林道入口 2005(H17)年5月5日(木) 晴れ 登り1:30 下り1:37 9:08登山口入口→9:45登山口→10:06P504m→10:38頂上11:09→11:43登山口→12:46登山口入口 |