北日高岳(751m) ![]() ![]() |
コース | 岡春部沢 | スキー場作業道 | 林道(未踏) |
ポイント ホロナイ(さんごの沢または富岡三号の沢)林道沿いにある岡春部沢、林道(廃道?)とスキー場ゲレンデの三つのコースがある。融雪期には東側の720m峰とのコルに、まぼろしの山上池が出現すると言う。 |
岡春部沢コース |
アクセス(カーナビ入力;国立日高少年自然の家01457-6-2311、日高高原荘01457-6-2258) 札幌から来ると道の駅を左に見て、正面にスキー場が見える。この十字路を右(現在は直進)に曲がると、日高高原荘や国立日高少年自然の家に入る道がある。その奥が林道入口だった。 |
7月3日 <2004(H16)年 登り1:39 下り1:10> |
国立日高少年自然の家の裏手にある第二駐車場に車をとめようと思ったが、工事中だったので、手前の空き地に停める。林道入り口には、真新しい入林ポストが設置され、「さんごの沢感想メモ帳」と「森林ウォークのご案内」が入っているはずだったが、昨年の台風でだいぶ様子が変わっていた。 ホロナイ林道はコンクリートの護岸となり、街中の川と変わらない姿になっていた。川は土砂や流木の山で以前の綺麗な滑床の流れは無かった。 なみだの滝も丸裸の感じで悲哀が感じられない。やがて、林間コースの看板が出てくるが、草に覆われ、愛棒がまた藪漕ぎかと拒否反応を示す。登山道は確かもっと良い状態だったと思い日高少年自然の家に電話して聞いてみると、懇切丁寧の教えていただけた。さんごの滝後1kmの標識から更に奥へ進むと、左に歩道入口の看板があり、その右に朽ちかけた岡春部沢コースの標識があった。 |
真新しい入林ポスト | コンクリートの護岸 | なみだの滝 | 朽ちかけた標識 |
登山口から入って行くと砂防ダムがあり、登山道が流されたところは丸太で橋を作っていた。国立日高少年自然の家の職員が総力で登山道の修復にあたった跡が窺える。沢の奥を見ると恐竜のたまごの様な大きな石が沢を埋めていた。 |
登山口 | 登山口標識 | 丸太の橋 | 恐竜のたまご |
岡春部沢コースの看板は1km毎(最後は500m)に設置されていた。古い道標もあるが距離はもう読み取れなくなっていた。本来の沢沿いの道は壊滅したので、尾根を辿る新道が付けられいた。新道は笹を刈ったばかりなので、歩き難い。山頂が近くなると、平らになり、山頂標識が現れると、いきなり展望が開ける。 山頂は国立日高少年自然の家に宿泊していると思われる十数人がリフトの山頂駅に敷いた板の上で、くつろいでいた。挨拶をして、われわれも仲間にいれてもらう。山頂駅の板張りは広いので、その一角に陣取り、遅い昼食をする。 |
岡春部沢コース看板 | 尾根の新道 | 山頂間近 | 山頂 |
山頂からは左手に銀嶺山とその後にハッタオマナイ岳、中央に夕張岳と芦別岳、十勝連峰、さらに右にはトマム山と思われる山が見えていた。雲も綺麗で、暫し、リフトの山頂駅に敷いた板の上に寝転がって空を見上げる。時折、爽やかな風が来て汗を取り去ってくれる。 |
ハッタオマナイ | 夕張岳 芦別岳 | 十勝連峰 | トマム山? |
他の登山者が下山しだすが、みんなゲレンデを登ってきたようだった。われわれも日高町市街とゲレンデを眺め終え、踵を返して下山を開始する。途中開発局の真鍮製と思われる三角点が黒光りしていた。 また、荒れた登山口に着き、林道を下る。 |
日高町市街 | 下山開始 | 開発局の三角点? | 荒れた登山口へ |
昨年の台風で抉れ、道がすっかり無くなったか所は土砂止めをして、道が低くなってしまっていた。あの清流は土砂と流木に埋まり、その中に辛うじて、以前の滑床が顔をだしていた。また、コンクリートの護岸になってしまった林道の入口に到着する。 |
道が抉れたか所 | 土砂と流木に埋まった | 土砂のなかに滑床が | コンクリートの護岸 |
=忘れ物考= 日高高原温泉に入り、汗を流して帰ったが、札幌に着いて携帯電話がないことに気が付く。高原荘に電話してコインロッカの中を調べてもらうと、「ありました」とのこと、また、日高へ逆戻りだった。フロントの感じの良い女性がわれわれのことを覚えていてくれて助かった。ありがとうございます。 |
コース | 岡春部沢 | スキー場作業道 | 林道(未踏) |
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二人の山行記録(遊びの時間を含む) 2004(H16)年7月3日(土) 晴れ 岡春部沢コース 11:40林道入口→12:06登山口→12:21山頂1.5km→12:43山頂1km→13:03山頂0.5km→13:19山頂14:03→14:47登山口→15:13林道入口 |