朝日岳(598.1m)電波塔(473m)
コース 岩戸観音 岩戸→豊林 豊林荘 豊林→岩戸

 ポイント
 家族向き。春先や晩秋などの木に葉が無いときにお薦め。二つの登山口を結ぶと、ミニ縦走気分も味わえる。秋には、豊平川の渓谷も紅葉で染まり見応えがある。公園内トイレ有
 
朝日岳に夕日岳の影が 朝日岳の山容 朝日岳に夕日が

岩戸観音コース
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 アクセス
 「定山渓温泉」の「岩戸観音堂」横の階段か、「森乃茶屋」から「観音公園」に上がると、奥に登山口がある。
 国土地理院地図  周辺地図
岩戸観音堂 森乃茶屋
 8月10日<2008(H20)年 往復5.550km 登り30 下り23> 
 観音公園の奥に登山口があり、登山届ポストも設置されていた。始めは笹が少し被っていて、おやおやと思ったが、直ぐに温泉街の裏山に相応しい遊歩道らしくなる。台風で倒れたと思われる倒木はアクセントとして残されている。
登山口 登山口の看板 登山道の様子 倒木が現われ
 登山道は、高度を上げながら、方向をを変えて行く。道は、結構な傾斜に付いているところもあり油断は出来ない。花はすっかり終ってしまい、エゾアジサイやサラシナショウマが顔を出し、オオカメノキの実が赤く色付いて来ている程度だった。岩が多くなりだすと、豊林荘からの道が合流する分岐になる。山頂へは少し東側から回り込むと祠のある山頂に着く。山頂の真ん中には三角点があり、その奥から「定山渓天狗岳」が見えるかと思い林越しに探すが、見当らなかった。その代わり、可愛い赤い実がなっていた。
分岐 山頂 三角点 赤い実
 山頂標識は以前と変わらなかったが、ベンチが少しくたびれた様子だった。林の中の山頂なので、祠を見ながら、早々に退散する。
 途中、アカミノルイショウマと思われる赤い実がぶら下っていた。分岐にある「温泉街へ約2km」の標識を見つける。途中から、アンテナの立っている所へ行く道を探すが見当らなかった。三笠宮スキー場も何処にあったのか知らぬ間に素通りしてしまう。
山頂標識 アカミノルイショウマ 温泉街まで2km
 11月5日<2020(R2)年 往復5.507km 登り1:18 下り47> 
 公共駐車場から岩戸観音へ向かい、傍の階段を登って行く。愛棒に見送られ、階段の数を数えながら登って行くと108段だった。公園に出て、登山口に行くと、登山ポストや案内図があった。落葉の上に薄っすらと雪が積もった登山道を登って行と、思わぬ所で滑る。沢沿いの道から小尾根に上がると、傾斜が緩む。直ぐに、登り始めると、電波塔(473m)のコルに辿り着く。電波塔は眺めが良いので、寄り道をする。
岩戸観音堂 登山口 案内図 電波塔
 電波塔からは、真っ白な定山渓天狗岳、小天狗岳、烏帽子岳、烏帽子の奥に手稲山が見えていた。電波塔から再び登り尾根を越えると崖状地形になり、登山道が細く厳しくなって来る。夏場は、何とも感じなかったが、岩に雪が積もり、冬木立になると慎重になる。先行していたカップルを追い越すと、一段と足場が不安定になる。おまけに、木立に積もった雪が融けて、容赦なく落ちて来る。余り、足元岳を見ていたのか、分岐から豊林荘の方へ下ってしまう。間違いに気が付き分岐に戻り山頂を目指す。
天狗と小天狗 定山渓天狗岳 烏帽子岳 分岐
 山頂へ回り込みながら登って行くと、祠が見え、山頂に上がる。山頂は、北側だけが僅かに開け、木立越しに豊羽鉱山のおしどり水処理場の建物が見えていた。山頂で愛棒に電話をして下りだすと、木立越しに定山渓天狗岳が見えていた。
山頂 おしどり水処理場 定山渓天狗岳
 登りでは、足元に木を取られていて、ろくに見なかった倒木や崖、崖状地形に延びていた登山道を振り返りながら下って行く。登山口に辿り着くと、宮の文字をデフォルメしたGが刻まれた宮標石を見付ける。
倒木を潜って 細い道 宮標石
コース 岩戸観音 岩戸→豊林 豊林荘 豊林→岩戸

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 山行記録
 2020(R2)年11月5日(木) 晴れ 往復5.507km 登り1:18 下り47
 10:07公共駐車場→10:16岩戸観音→10:20登山口→10:49P473m往復10:54→11:13分岐から下ってしまう11:16→11:25頂上11:28→11:34分岐→12:00登山口→12:15公共駐車場
 2008(H20)年8月10日(日) 晴れ 往復5.550km 登り30分 下り23分
 5:59岩戸登山口→6:25分岐→6:29頂上6:31→6:36分岐→6:54登山口