春香山(906.7m)
コース別 春香沢 桂岡
+ワオーの森
桂岡〜砂防ダム 砂防ダム
迷走 銭函峠 純登山

 ポイント
 山頂からは石狩湾が良く見えるが、山側は見えない。山頂の奥には訪れる人の少ない三角点:小樽内906.67mがある。
時期 5/16 5/30 6/6 6/8 6/11
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
春香沢コース

 アクセス
 朝里から道道1号線(定山渓レークライン)を走り、札幌国際スキー場を過ぎると、鉄塔脇に林道入口がある。銀嶺荘までは砂利道の林道だが、道標もしっかりしていて迷う心配はない。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2008.5.16」へ 周辺地図
 5月16日<2008(H20)年 往復14.225km 登り2:24 下り2:33>
 春香小屋にある登山届に記帳して小樽内川奥林道の入口に向かいかけたら、ゲートの中から車が出て来たところだった。入れ替わりでゲートの中に入り、直ぐに、小樽内川」に架かる白樺橋を渡る。小樽内川は雪解け水で増水しているのか勢いがあり、水面は太陽に光を反射して綺麗だった。春先の花が咲く林道を辿ると、奥手稲への分岐に差しかかる。分岐には道標があり、エコニクスの森林の看板もある。暫し、立派な林道を辿って行く。
林道入口 奥手稲分岐(直進) ミヤマエンレイソウ 立派な林道を
 道端にはニリンソウ、エゾノリュウキンカ(ヤチブキ)、カタクリ、ミズバショウ、ザゼンソウなどの春先の花がまだ咲いている。林道脇には雪解けで法面が滑滝状態の所や残雪も残っている。
ニリンソウ エゾノリュウキンカ 滑滝状態 残雪が残る
 小樽内川に架かる春香橋を渡ると、左手に雨量観測所が見えてくる。雨量観測所を左に見て右折すると、金ケ沢林道の分岐に差し掛かる。分岐には金ケ沢林道と東海大学銀嶺荘の道標が設置されているが、東海大学銀嶺荘の道標に従い直進する。
春香橋 雨量観測所 金ケ沢分岐(直進) 道標
 林道の隙間からはまだ真っ白な朝里岳が見えていた。道が網の目に付いている南岳も見え出す。綺麗に咲いているカタクリの花も道端に顔を出す。
朝里岳 南岳 春香山作業道(右) カタクリ
 銀嶺荘の裏側が見えて来ると林道歩きが終わり、登山口から登山道を登って行く。途中で、展望が広がっている所があり、石狩湾や手稲山が見え出す。
銀嶺荘の裏 登山口 石狩湾 手稲山
 隣りの「和宇尻山」もごま塩頭の様に見えて来る。藪で何かが動いたと思ったら「シマリス」だった。登ると着いて来るので、何時もは餌にありついているのかも知れない。ジグザグの登山道も岩場を登り切ると一気に展望が開けてくる。南岳、奥手稲山、西峰の奥に手稲山が見えてくる。
和宇尻山 シマリス 岩場を登る 手稲 西峰 奥手稲
 薄っすらと残雪があるつげ山、迷沢山の奥に烏帽子岳が、真っ白な朝里岳の奥に余市岳が、もう白くはない長白稜を伴った白井岳が見え出す。平坦な主稜線を辿ると、山頂になる。
迷沢 烏帽子 つげ 朝里岳と余市岳 白井岳 山頂
 頂上からは和宇尻山、石狩湾、銭函天狗山、南岳が展開していたが、晴れている割にはガスっていて遠望が利かなかった。
                               ←大
和宇尻山    石狩湾     銭函天狗山          南岳
 愛棒を一人残して、少し藪漕ぎしながら三角点を見に行く。三角点は雪の下になっていて偶然見つけることが出来た。山頂に戻って、昼食には早いのでココアを飲むことにして準備していると、後続者が到着した。 ココアを飲み終え山頂標識で記念写真を撮す。山頂標識は昨年までは壊れていなかったが、今回はバラバラに壊れていた。
 後続者にあいさつをして山頂を後にする。主稜線からは、登りで見難かった定山渓天狗岳、つげ山を見ながら下って行く。
三角点 壊れた山頂標識(大×) 定山渓天狗岳 つげ山
 銭函天狗山も見ながら下って行くと15名のご一行さんに出逢い暫し休憩をして通過を待つ。登山道から林道を辿りだすと、水溜りにアメンボウが水面をスイスイと走っていた。アメンボウを撮ろうと思っても動きが早くて、水面の足跡だけが写せた。サンショウウオの卵やカワガラスと思われる鳥にも出会う。
銭函天狗山 アメンボウの足跡 サンショウウオの卵 カワガラス(大×)
 5月30日<1998(H10)年 登り2:07 下り2:44>
山頂
 林道のシラネアオイやヤシオツツジを見ながら銀嶺荘を目指す。頂上近くになるとサクラが咲いていた。
 頂上には2パーティが休んでいたが、下山中に20人以上のパーティに出会う。帰りの林道で後ろに居るはずの愛棒が来ないので、引き返すと藪の中から声が聞こえて来た。どうやら、タケノコを採っているうちに、道に上がれなくなったと言う。
 6月6日<1999(H11)年 登り2:11 下り3:41>
山頂 石狩湾
 林道を歩いていると奥手稲山から来たと言うバイクに出会う。
 林道から登山道を登って行くと、大集団に出っくわす。ナツメロのメロディが流れる中、ノロノロと登って行く。
 頂上に着いたら、座るところがないくらい混んでいた。丁度、残雪があり、その上に陣取る。頂上からは増毛の山々、夕張岳、芦別岳が見えていた。石狩湾も綺麗に見えていた。
 団体が下山する前に、シラネアオイ、エゾエンゴサク、サクラを見ながら山頂を後にする。
 6月8日<1997(H9)年 登り2:05 下り3:16>
山頂
 小樽内川の清流と共に道が延びていて、せせらぎを聴きながら林道を歩く。夕日沢の分岐を真っ直ぐ進むと気象観測装置が現れる。次に、金ケ沢の分岐があり左へ進む。また、分岐があり今度は右に進む。途中で、銭函峠への分岐があるが笹薮でとても道とは思えなかった。銭函峠の分岐から、あっという間の銀嶺荘に辿り着く。銀嶺荘の付近は人で溢れていた。林道から、登山道を登り。頂上に着くとたくさんの登山者で溢れていた。頂上からは石狩湾が綺麗に見えていた。
 帰りは、カタクリ、ヤシオツツジ、シラネアオイ、エゾエンゴサクなどを見ながら引き返す。林道では、何度かバイクに出会うが、2サイクルエンジンの排気ガスが不快だった。
 6月11日<2000(H12)年 登り2:07 下り2:44>
山頂
 朝里から定山渓に向かう道路の鉄塔脇に登山口がある。銀嶺荘までは砂利道の林道をのんびり歩く。道標もしっかりしていて迷うことなく、銀嶺荘の分岐から登山道になる。
 山頂に上がると、山頂標識が壊れて地べたに置かれていた。頂上は狭く、前の和宇尻山が邪魔して前の海が見えない。座ると景色が見えなくなる。頂上の奥に三角点があるので、薮の中の道を入って行く。
コース別 春香沢 桂岡
+ワオーの森
桂岡〜砂防ダム 砂防ダム
迷走 銭函峠 純登山

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2008(H20)年5月16日(金) 晴れ 往復14.225km 登り2:24 下り2:33
 8:11駐車場→8:18奥手稲分岐→9:17気象観測装置→9:23金ケ沢分岐→9:33分岐→10:02登山口→10:35頂上10:57→11:21登山口→11:54分岐→12:04金ケ沢分岐→12:21気象観測装置→13:19奥手稲分岐→13:30駐車場
 2000(H12)年6月11日(日) 曇り 登り2:07 下り2:44
 8:33駐車場→9:19気象観測装置→9:25分岐→9:35分岐→10:08登山口→10:40頂上11:16→11:41登山口→12:45分岐→12:57分岐→13:04気象観測装置→14:00駐車場
 1999(H11)年6月6日(日) 晴れ 登り2:11 下り3:41
 9:05駐車場→9:57気象観測装置→10:03分岐→10:13分岐→10:45登山口→11:16頂上11:56→12:25登山口→13:22分岐→13:33分岐→13:40気象観測装置→15:37駐車場
 1998(H10)年5月30日(土) 曇り時々晴れ 登り2:16 下り3:23
 駐車場→55気象観測装置→8分岐→11分岐→27登山口→35頂上→28登山口→40分岐→気象観測装置→1:09駐車場
 1997(H9)年6月8日(日) 曇り時々晴れ 登り2:05 下り3:16
 駐車場→41気象観測装置→6分岐→11分岐→37登山口→29頂上→26登山口→59分岐→39気象観測装置→1:19駐車場