春香山(906.7m) |
コース別 | 春香沢 | 桂岡 +ワオーの森 |
桂岡〜砂防ダム | 砂防ダム | |
迷 走 | 銭函峠 | 純登山 |
ポイント 山頂からは石狩湾が良く見えるが、山側は見えない。山頂の奥には訪れる人の少ない三角点:小樽内906.67mがある。 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2007.11.9」へ 周辺地図 |
桂岡〜砂防ダムコース |
アクセス 札幌から国道5号線を走り銭函の桂岡に至り、角にセブンイレブンとラルズマートのある交差点を左折し、そのまま真っ直ぐ進む。左に公園があり、住宅地が途切れそうになるところから、右に入り山側へ行くと、登山口の標識(春香山東海大学銀嶺荘の標柱)がある。登山口の駐車場が満杯なので、下の公園傍に3台程度駐車できるスペースがあり駐車する(冬は地元の人達の雪捨場なので駐車できない)。 |
11月9日 <2007(H19)年 往復12.745km 登り2:18 下り2:05 基点:公園 > |
桂岡の登山口から、登山道に入って行くと、木の橋が架かっている。暫く、金色に紅葉したカラマツ林の中を辿って行くと、分岐になり左から砂防ダムから上がってくる登山道が合流する。途中に「春香山 銀嶺荘まで5km」の道標が立っている。 |
桂岡の登山口 | 橋 | 金色のカラマツ | 春香山銀嶺荘まで5km |
更に進むとY分岐になり、林道から登山道へ導く道標「東海大学銀嶺荘へ3.5km」が出て来る。そのY分岐を右に登る。林の中を登って行くと十字路があり「銀嶺荘・春香山」の道標があり、先ほどの林道を横切る。何故か、林道より登山道の方が手入れが行き届いている。何時の間にか、隣りの銭函天狗山も望めるようになる。 |
金色のカラマツ | 銀嶺荘へ3.5km(右) | 林道交差(直進) | 銭函天狗山を |
林道と旧登山道がほとんど平行しているので、どちらでも好きな方を使えるが、冬は登山道の横傾斜がきついので、林道を辿った方が良いなと改めて思う。冬木立の林の中をびっしり敷き詰められた落ち葉の絨毯を踏みしめ、南岳の真っ白な北壁を見ながら登って行く。振り返ると真っ青な石狩湾と樺戸山塊が見えていた。道に雪が少し積もってくると、間もなく土場に到着した。土場からは真っ青な石狩湾が一望できた。 |
落ち葉を踏みしめ | 石狩湾 | 道に雪が | 土場 |
土場の展望は草が生え、木が大きくなっているのか、年々悪くなっているような気がする。 |
土場から石狩湾と銭天 |
土場の展望は草が生え、木が大きくなっているのか、年々悪くなっているような気がする。土場から尾根伝いに上がって行くが、林の中なので山頂が見えない。林の中に入ると平らになり不安になる人がいるのか「銀嶺荘・春香山」の道標がある。登りきると、銭函峠になる。峠には「春香山50分、定山渓まで6時間」と書かれた標識もある。定山渓への道は前に比べて格段に良くなっている。ここから銀嶺荘までは展望のない平らな道になる。 |
銀嶺荘・春香山の道標 | 銭函峠 | 銭函峠 | 平らな道 |
登山道が下りかけ出すと、一面倒木の山になっていた。林が無くなったので、左手に定山渓天狗岳、真正面に山頂が見え出す。倒木の凄さに、振り返りながら先に進んで行くと、林の先に銀嶺荘が突然見えてくる。 |
定山渓天狗岳を | 山頂が見え出す | 銭函峠方向を振り返る | 銀嶺荘が |
銀嶺荘からは再び林道になり、小川が流れている。それを超えると右手に山頂への道標がある。登山道は冬木立の中なので、展望が良くアンテナが林立する手稲山や石狩湾が望まれる。登山道は落ち葉の上に雪が積もりややぬかるんでいた。 |
山頂へ | 手稲山が | 石狩湾を望む | 雪の積もった道 |
登って行く途中で、また、石狩湾や銭函天狗山が見え出す。 |
和宇尻山 石狩湾 樺戸山塊 銭函天狗山 |
この山で唯一の岩場に差し掛かり、この岩場を越えると、頂上への尾根道となる。最初に目に飛び込んでくるのが、三角点「南岳」の造材跡と思われる蜘蛛の巣状態の道だった。この道を登れば、南岳の頂上に容易に到達するかもしれないと思う。南岳の奥に手稲山と奥手稲山も見える。冬木立越しに、定山渓天狗山、白井岳、朝里岳越しに余市岳の頭も見える。頂上に着くと、二人のご婦人が休んでいた。 |
岩場 | 南岳の造材跡の道 | 朝里岳越しに余市岳 | 山頂 |
増毛の山々と石狩湾を見ながら昼食をしていると、新川の河口にオタナイの沼を見つける。陽の光が当って光るところを写そうと思うが中々陽が当らない。仕方が無く、山頂標識と記念写真を写し、愛棒を残して三角点を見に行く。三角点への道は笹が被り倒木もあるので、一人で来て良かったと思う。 |
増毛の山々と石狩湾 | オタナイの沼 | 山頂(大×) | 三角点 |
山頂に戻り、再び、石狩湾に広がる綺麗な景色を一望して、山頂を去る。 |
増毛の山々 和宇尻山 石狩湾 樺戸山塊 沼 銭函天狗山 |
石狩湾は綺麗だが、石狩湾新港が出来てから、海岸線に打ち寄せる白い波が真珠の首飾りの様に見えなくなってしまったことに気が着く。岩場の上から定山渓天狗岳、石狩湾を見て下る。下って行くと、煙が出ている銀嶺荘が見えた。子供の頃、夢見たようなヒュッテに見えた。 |
和宇尻山と石狩湾 | 定山渓天狗岳 | 岩場上から | 煙が出ている小屋 |
銀嶺荘の玄関に立ち寄り、玄関に架かる色紙に「野の花を見つけて感動春香の道覚えた数だけ生きしよろこび」と書かれていた。綺麗に笹刈りされた銭函峠を覗き見して通り過ぎる。土場からは林道を下るが、林道は5年前よりは潅木が切られ登山道よりやや荒れ気味だった。途中に沢登りの初級コースと言われている「銀嶺沢入口」の道標があるはずだが、見付けられずに下ってしまう。桂岡と砂防ダムの分岐には道標が立っている。 |
銀嶺荘の玄関 | 銭函峠 | 左:林道 右:登山道 | 桂岡・ダム分岐 |
帰りは、砂防ダムの方に下ってみる。銭函峠川の沿いの道を下って行くと、銭函川沿いになり、「←銭天90分」の標識と「春香山登山道は右へ」の道標もある。やがて、砂防ダムのゲートに着き、封鎖された砂防ダムの駐車場を振り返ると、南岳の雪で白くなった北壁が見えていた。 |
銭函峠川 | 銭天分岐 | 砂防ダムのゲート | 砂防ダムの駐車場所 |
コース別 | 春香沢 | 桂岡 +ワオーの森 |
桂岡〜砂防ダム | 砂防ダム | |
迷 走 | 銭函峠 | 純登山 |
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二人の山行記録 (遊びの時間含む) 2007(H19)年11月9日(金) 晴れ 往復12.745km 登り2:18 下り2:05(林道) 9:48公園駐車スペース→9:50桂岡登山口→10:10分岐(右へ)→10:23Y分岐(林道から登山道へ)→10:26十字路(林道横断)→11:02土場→11:23銭函峠→11:44銀嶺荘→11:46登山口(右)→12:06頂上12:45→13:08銀嶺荘→13:25銭函峠→13:40土場→林道左へ→14:15十字路→14:26春香分岐→14:34銭天分岐→14:40ダム登山口→14:50公園駐車スペース |