五天山(303.2m)南峰(297.5m)東北峰(220.6m)
 =五天山神社の石仏群=
コース 北口 北→南 東→北東→南 東→北→(南) 南口

 ポイント
 頂上からの展望は無いが、南峰の展望は良い(転落注意)。夏期はダニがいるので注意。南口の登山道は五天山登山会で整備しているようです。山頂に三角点:西野がある。

 アクセス
 西野真駒内清田(道道82号)線の福井に五天山がある。登山口は4か所。
 北口:西陵高校の西側に登山口に延びる道がある。周囲は住民の生活道路なので、邪魔にならない所に路駐する。
 北東口:福井白樺公園奥から登山道が延びている。邪魔にならない所に路駐する。
 東口:五天山パークゴルフ場B(すずらん)コース4番ホール脇から少し荒れた林道が延びている。
 南口:五天山公園には広い駐車場があり安心。五天山公園の第二展望台奥から登山道が延びている。
 国土地理院地図  Google マップ
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
東口→北東口→南口一周コース
 5月12日<2021(R3)年 一周4.743km 1:43>
 駐車場から五天山を眺めながら、東口に向かう。途中、子供の遊び場やサクラを横目で見て、パークゴルフ場の外周に延びる遊歩道へと足を運んで行く。パークゴルフ場の外周遊歩道は、ステージ横でUターンする。
駐車場から 子供の遊び場 サクラ ステージ横
 4番ホール辺りに東口があり、中に入ると、廃屋が見えて来る。道端にはスミレサイシン、ニリンソウ、ヒトリシズカが咲いていた。
廃屋 スミレサイシン ニリンソウ ヒトリシズカ
 ジグを切って登って行くと、舗装道路に出る。門の奥は、人家があり行き止まりなので下って行く。昔は、札幌新山という鍋料理屋があったようだ。少し下って、北東峰へ立ち寄ろうと、荒れた道に右折する。中に入ると、入口からは想像が付かない位の良い道が続いていた。北東尾根に付いている道は、余りにも良い道なので下ってみる。途中、境界石がある。最後に、尾根から少し急な斜面を下って行くと、白樺公園に出た。
門を振り返る 北東尾根 境界石 白樺公園
 再び、登り返すと、下って来た道と違う道が左手にあったので登って行く。途中、左手にトラバースする道が分岐するが、何処へ通じているのだろう。北東尾根に出て、登り返して行くと、シラネアオイが咲いていた。北東峰へも道が付いていて登って見る。
北東尾根へ 登り返し シラネアオイ 北東峰へ
 北東峰の山頂は、何の変哲もないが満足する。北東尾根の入口には、サクラを見る為の道がわざわざ付いていた。北東尾根の入口を振り返って、五天山神社入口へと下って行く。神社の入口のは、石柱があり、そこから登って行く。
北東峰 サクラ 北東尾根入口 五天山神社入口
 五天山神社には立ち寄らないで、横目で見て通過する。登って行くと、左手に人家や札幌新山跡のブロック塀が見えて来る。ニリンソウの咲く林道を辿って行くと、道標も現れる。手稲山が木立越しに見えるようになると、左手に山頂に向かう道が分岐する。
五天山神社 ニリンソウ 道標 手稲山が
 直進する道も良い道なので、辿って見ると、南峰のコルへとトラバースする道だった。楽な行程だが、コルの分岐には、枝の杖が数本置かれていた。南口からの道が合流してコルへと上がって行く。最初に、南峰に立ち寄る。山頂から下を見ると、公園が真下に見える。
コルの分岐が コルへ 南峰 崖下
 三角山、大倉山、奥三角山、藻岩山、三菱山と見渡せた。
                     ←大
三角山  大倉山    奥三角山    藻岩山           三菱山
 南峰から山頂へ向かうと、山頂標識、三角点、祠がある。
山頂へ 山頂標識 三角点
 山頂から、登って来た林道の分岐まで下りて見ようと、反対側に下って行く。林道に出たので登り返す(林道まで出ていなかった)。再び、山頂を踏んで、南口に下って行く。南峰はパスして、下って行くと、作業道跡に11段目に看板が出て来る。
登り返し地点 登り返し 再び山頂 11段目
 作業道跡はすっかり整備された登山道になっていた。10段目や8-9段目の看板を見ながら第2見晴台に下って行く。密になるのが嫌なので第1見晴台には立ち寄らず下って行く。
10段目 8-7段目 第2見晴台 分岐
東口→北口→(南口)一周コース
 11月4日<2009(H21)年 一周7.922km 登り42分、下り54分>
 岩肌が剥き出しで三角形の五天山が真正面に見える公園の門から駐車場に入る。駐車場からパークゴルフ場の縁を通り、B(すずらん)コース4番ホールから山側の踏み跡を見つけて入る。
五天山公園 駐車場から パークゴルフ場 4番から山へ
 狭い入口から中に入ると、両脇に草が生い茂っていてる。廃小屋が現れたり、ミヤマカマズミの赤い実も目に付く。所々にヌカルミがあり、登山靴で来て良かったと思う。道は二回ジグを切ると舗装道路に出てしまう。出た所は小さなコブのあるコルだった。
道床が確りした 廃小屋 ミヤマカマズミの実 舗装道路へ
 出た所を振り向くと奥三角山が見えていたが、どの辺りに出たのか分からないので、登って見ると民家で行き止まりだった。今度は下って行くと、「五天山入口」と彫られた軟石の石柱があった。チエーンが張られたゲートの傍を通り登って行くと「五天山神社」が現れる。神社の横から階段状の道になる。
奥三角山が 五天山入口 神社 階段状の道
 最後の上りを登り切ると、奥の院と御神木のある山頂に着く。直ぐ奥には、「三角点:西野」が頭を出していた。山頂からは藪が消え奥のピークまで難なく行けた。
最後の登り 奥の院 三角点 奥のピーク
 奥のピークからは三角山、大倉山、奥三角山、藻岩山、三菱山が一望される。眼下には福井の街並みが広がっている。
                     ←大
三角山  大倉山    奥三角山    藻岩山           三菱山
 藻岩山は日の光が当っていて白っぽくみえる。下を覗くとパークゴルフ場が広がっている。採石の跡も段々に見えていた。高所恐怖症でなくても結構痺れるので、早々に引き揚げる。子供を連れては来ない方が良いと思う。山頂の狛犬に別れを告げて下ることにする。
藻岩山 パークゴルフ場 採石の跡 狛犬
 落ち葉で埋まった道を下って行くので、落ち葉の中に何があるか分からないので、神社の奥へ延びる緩傾斜の道を下って行く。神社の中を通らせていただくと、馬頭観音の石碑や石仏群が鎮座していた。舗装道路に出て下って行くと手稲山が見え出す。一般道路の入口には「私有地につき関係者以外立入禁止」の看板が立っていた。
落ち葉で埋まった道 馬頭観音碑と石仏群 手稲山が 立入禁止の看板
 帰りは、一般道路を下り西陵高校の脇を通り、西野真駒内清田線から公園に帰る。公園を入り直す格好になり、再び、五天山を見上げると、上に延びる階段と展望台が見えていた。
 愛棒を残し、階段を上がって展望台を目指してみる。階段の道は車椅子用の道を串刺しにしている。車椅子の方々に配慮した公園造りをしたようで感心する。第一展望台に着いて崖の山頂を見上げる。
上に延びる階段 五天山と展望台 第一展望台 山頂を
 第二展望台からは奥三角山、スキー場のコースのある三菱山、尖った盤渓山、どうにか見える砥石山と続いている。
                     ←大
奥三角山              三菱山        盤渓山 砥石山
 再び、山頂を見上げ、第二展望台の奥に延びる踏み跡に入って見るとピンクテープが垂れ下がっていた。少し辿って見ると、どうやら、崖の山頂へ行く時に見つけたピンクテープに繋がっているようだった。下で愛棒が待っているので、次回に回し帰ることにする。第二展望台を見て、舗装道路を下って行くと「平福線」の分岐がある。駐車場に戻ると、公園の案内板があり、遅ればせながら見て帰る。
山頂を 第二展望台 平福線の分岐 公園の案内板
南口コース
 9月7日<2020(R2)年 往復2.047km 単独 登り34 下り14>
 五天山公園駐車場に車を停め、山頂を目指して歩き始める。舗装道路を登って行くと、平福線の分岐に差し掛かる。次に、第一見晴台分岐になるが素通りし、第二見晴台に到着する。
五天山 平福線の分岐 第一見晴台分岐 第二見晴台
 第二見晴台からの展望は、木立が大きくなったためか以前よりも限られてきているようだ。
           ←大
奥三角山               三菱山
 登山道に入ると、8段目、9段目、10段目とジグを切って登って行く。10段目の崖側からは、公園が眼下に見えていた。
8段目 9段目 公園が眼下に 10段目
 11段目、12段目と登って行くとコルに上がる。右に曲がり南峰へ行くと、札幌連山をバックに福井の町並みが見えていた。
           ←大
三角山  大倉山    奥三角山    藻岩山
 角度を変えると、石狩湾み見えるが、以前よりも、展望が限られているようだった。今度は山頂に向かうと、手前に見出し標があり、その奥に山頂が見えて来る。山頂には三等三角点:西野がある。
石狩湾 見出し標 山頂 三角点
 山頂にある奥の院や山頂標識を振り返り、下山を開始する。登山口にはクサフジが咲いていた。
奥の院 山頂 山頂標識 クサフジ
 
コース 北口 北→南 東→北東→南 東→北→(南) 南口

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 二人の山行記録
 2021(R3)年5月12日(水) 晴れ 東→北東→南口コース 一周4.743km 単独 1:33
 9:14公園駐車場→921東口→9:34舗装道路→9:35北東尾根へ→9:46白樺公園→10:03北東峰→10:10五天山神社入口→10:20分岐(直進)→10:27コル分岐→10:27南峰10:29→10:32山頂(250m迄下る)10:42→10:44コル分岐→10:49+第二見晴台→10:57公園駐車場
 2020(R2)年9月7日(月) 曇り 南口コース 往復2.047km 単独 登り34 下り14
 9:44公園駐車場→9:53第一見晴台分岐→9:58第二見晴台→10:02九段目→10:05十段目→10:06十一段目→10:06十二段目→10:13南峰→10:18山頂10:20→10:26第二見晴台→10:28第一見晴台分岐→10:34公園駐車場
 2009(H21)年11月4日(水) 曇り時々晴れ 東→北→(南口)コース 一周7.922km 登り42 下り54
 13:14駐車場所→13:25山へ→13:36舗装道路へ→民家へ(引き返す)→13:41五天山入口→13:43神社→13:56山頂14:03→14:03神社14:17五天山入口→14:23一般道へ→14:57公園入口→15:04第一見晴台→15:08第二見晴台15:11→15:16駐車場所