五天山石仏群

 ポイント
 五天山の中腹には五天山神社があり、石仏群や石碑が鎮座している。山頂の奥の宮は空っぽだった。

 アクセス
 西野真駒内清田(道道82号)線の福井に西陵高校がある。その西側の道を登って行くと、五天山の登山口になるが駐車スペースが無いので、高校の近くに路駐することになる。
 国土地理院地図  Google Map
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 五天山神社の入口には「五天山入口」の石柱がある。その道を登って行くと、五天山神社が見えて来る。境内に入ると、左側に三界萬霊塔や2基の馬頭観世音が鎮座している。大きい馬頭観世音の碑陰には昭和29年9月建立と刻まれていた。
五天山入口 五天山神社 三界萬霊・馬頭観世音 馬頭観世音
 その上に、石仏群があり、台座には番号が刻まれている。
石仏群 第1・2・3番 第4・5・6番 第6・7・8番
 
第9・10番 第11・12番 第13・14・15番 第15・16・17番
 
第18・19・20番 第21・22番 第23・24・25番 第26・27番
 最後の33番目の石仏は祠に納められていた。番外の石仏もある。
第28・29・30番 第30・31・32番 第33番 番外
 一番上奥の建物には、由緒書きがある。どうやら、地蔵堂のようで、中に弘法大師や薬師如来像が収められているようだ。入口に戻りかけると、五天山開山10年記念碑があり、碑陰には昭和20年8月25日建立と刻まれていた。入口には井上弥一郎翁の石仏なのだろうか祠の中に鎮座していた。
 神社から山道を登り、山頂に辿り着くと、奥宮はあるが、祠の中は空だった。
由緒書き 開山10年記念碑 開祖の石仏 奥の宮
地像堂の由来
 歸命頂禮(きみょうちょうらい)ありがたや 平和福井の五天山
 紫雲(しうん)たなびく霊山に 昭和二十二年の
 八月の二十四日 衆生集(しゅうじょうつど)ひて安置せる
 霊顕(れいけん)あらたの大師尊 難産救ふ慈悲厚く
 子安弘法と仰がるる 由緒(いわれ)も深き御佛ぞ
 大師の利益無邊(りやくむへん)にて一度順拝する者は
 有縁無縁の(わかち)なく難病不遇になやむ身は
 あまねく人をりさいせん眞言(しんごん)秘密の法力は
 旱天降雨(かんてんこうう)を調和して五穀の種を結ばしむ
 平和福井の守護佛 後世永く念ずべし
 南無や大慈の大師尊南無や大慈の大師尊

 子安弘法大師
 弘法大師
 薬師如来  ここに安置

 五天山        西尾康一記

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 散歩記録
 2016(H18)年8月19日