青山(530.2m)
=札幌白川市民の森=
コ ー ス 白     川 東  白  川 東白川・南沢

 ポイント
 白川の登山口には札幌市民の森ガイドブック(品切れの場合も)があり、案内標識も親切に完備している。ルートは遠回りか近道か、林道か山道かを選べ、要所要所に屋根付きの休憩舎がある(枝道は不鮮明な所もある)。夏休み前には、夏草を刈るようだ。秋には、近くに果樹園があることから熊騒動が起きるので、花の咲く春先がお奨めだ。雪が降ってからでも道がしっかりしているので初冬でも楽しめる。
 以前発刊された「札幌・小樽ゆったりハイキング」の地図とはかなり違うので、看板やパンフレットを良くみる(案内標識にあるルートでも廃道になっている所もある)
 国土地理院地図 Google マップ
東白川コース

 アクセス
 南の沢から白川へ行く硬石山線の峠を過ぎると右側にゲートが閉まっている林道がある(硬石山線は冬期間閉鎖)。以前、「白川市民の森」の標柱があったがこの頃は見当たらない。
 4月29日 <2000(H12)年 登り1:08 下り1:20>
 P-31-30-C-D-21-S-頂上R-Q-P-S-21-D-C-29-30-31-P
山頂(大×) 白いエゾエンゴサク
 アップダウンを繰り返しながら登って行く。何時もの通り、山頂のベンチに座り昼食とする。
 帰りには白いエゾエンゴサクを見付ける。
 5月10日 <1998(H10)年 登り1:26 下り1:27>
 P-31-29-B-C-D-21-S-頂上R-P-S-21-G-F-E-@-A-B-29-31-P
山頂(大×) 藤野
 愛棒の具合が悪かったので、簡単に登れる山ということで青山にした。
 今日は山菜採りの人達が多かった。登って行くと、藻岩山、焼山、空沼岳、札幌岳、恵庭岳、樽前山が見えて来る。
 山頂で藤野方向を見ながらベンチに座って昼食とする。
 帰りはヒトリシズカ、クルマバソウ、タチツボスミレ、ヨツバヒヨドリ等を見ながら下って行く。ウド、タラノメ、ワラビ、ギョウジャニンニクが僅かに見られた。
 12月7日 <2007(H19)年 反時計外回り一周 4:19>
 ゲート-林道ゲート-31-28-29-B-C-D-21-S-頂上R-Q-P-O-N-23-22-24-K-J-I-25-26-白川入口-@-A-送電線下-27-28-31-東白川入口-林道入口-26→ゲート
 冬期閉鎖中の硬石山線の白川側に車を停めて、登山口を目指す。薄っすらと雪が積もった舗装道路を登って行く。登山口の一つ下にある林道から入り、道を辿って行くが、途中で道が無くなってしまう。以前は道が続いていたはずと思いながら、道らしい所を探しながら登って行くと、遊歩道の看板が見えてきた。ようやく、遊歩道に合流し、やれやれと思い小休止しながら振り返ると藤野三山が見えていた。藤野三山とは豊見山、豊栄山(藤野スキー場)、豊平山(焼山)の三山を言うようで、藤野豊三山とも呼ばれている。少し辿ると、31番(ガイドブックには無い)の看板が現れる。31番からは28番を目指す。
硬石山線白川側ゲート 一つ下の林道入口 31番から藤野三山 31番の標識
 28番では、30番(ガイドブックには無い)は通行禁止なので、29番を目指す。途中で、雪の上に野鼠の足跡を見付けるが、この足跡は何処かへ飛んだように突然消えてしまう。3番から4番へと辿って行き、4番に着くと、4番から29番は通行止めになっていた(29番の看板には4番へ行く表示が無い)。下り気味になると、休憩舎が見えてくる。
29番の看板へ 野鼠の足跡 3番から4番へ 休憩舎が見える
 休憩舎の手前で、尾根に上がる道を辿り、21番に向かう。途中二コブの山頂が冬木立越しに望める。林の中や痩せ尾根の登りを辿りながら進んで行く。
尾根に上がる道を 二コブの山頂を 林の中を 痩せ尾根の登り
 時折、藻岩山が望める痩せ尾根を登って行くと、21の看板の立つ広い道に出てしまう。広い道を辿って行くと、20番になり、再び狭い道を登って行く。
藻岩山を 痩せ尾根を登る 再び広い道を 再び狭い道へ
 遊歩道は台風による倒木が目立つ主稜線の登りになり、真駒内方向や藻岩山と藻岩山の3つのコブを望みながら辿るようになる。
倒木のある道を 真駒内方向を 藻岩山のコブを 藻岩山を
 山頂手前の小さなコブを越えて、ようやく19番の山頂に到着する。山頂からはイチャンコッペ山、紋別岳、藤野富士、豊見山(ほうけんざん:小鳥の村スキー場)をバックに藤野市街地が見下ろせる。藤野富士の山麓には雪で真っ白に区画された道のある藤野霊園が望まれる。少し角度を変えると、豊見山、豊栄山(藤野スキー場)、豊平山(焼山)の藤野三山が揃い踏みするが、豊平山は豊栄山の後ろに隠れている。藤野富士と豊栄山の間には恵庭岳、真簾峠651.8m峰に左側には樽前山の山頂が顔を出している。真駒内方向のアイスアリーナも見えていた。
山頂 藤野富士と豊見山 豊栄山 アイスアリーナ
 食事を終えて、三角点に別れを告げ下山する。途中で、三菱山や藻岩山の3つのコブ(小林峠側)が良く見えるところがある。18番、17番と下って行き、16番に辿り着くと、18番への道は通行止めになっていた。15番から23番方向に入り、沢伝いの道を辿ることにする(遠回り)
三角点 三菱山 藻岩山のコブ 15番から23番へ
 砥石山が大きく見えて来ると、23番になり、23番から24番に下る道は通行止めになっていた。次に、砥石山を見ながら22番を目指すことになる。最深部の22番を過ぎると、24番へと急傾斜を下って行く。
砥石山を望む 荒れた道になる 砥石山を望む 急傾斜を下る
 24番辺りから白川の左岸を下って行くと12番になり、広い道に出る。次に11番、10番と進んで行くと、このコースで一番大きな沢を渡る。25番、26番と辿って行くと広い駐車場とトイレのある白川の入口に辿り着く。入口で、遅ればせながら札幌市民の森のガイドブックを入手する。次に1番、2番と辿って行くと、豊見山、豊栄山(藤野スキー場)が見え出し、送電線をくぐる。送電線の下には真新しい道標があった。
一番大きな沢 白川入口 白川入口を振り返る 送電線下
 送電線から再び下り、登り返すと27番になるが、27番はロープで囲まれ鳥の籠状態だった。仕方が無く、28番方向へ上がって、31番を目指す(ガイドブックには31番は記されていない)。31番から正規の林道を進むと、「市民の森の入口」の看板があった。以前、ここにはトイレも設置されていたが、無くなっていた。正規の林道ゲートに到着するが、以前立っていた「白川市民の森」の標柱は姿を消していた。冬期通行止めの硬石山線を藤野三山を見ながら下って行くとゲートに着いた。
27番へ 入口の看板 林道のゲート 硬石山線のゲート
コ ー ス 白     川 東  白  川 東白川・南沢

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 二人の山行記録
 2007(H19)年12月7日(金) 曇り時々晴れ後小雪 登り1:54 下り2:25
 10:12ゲート→10:19一つ前の林道ゲート→10:52(31)→10:58(28)→11:03(29)→11:12B→11:16C→11:23D→11:43(21)→11:53S→12:06頂上R12:29→12:32Q→12:36P→12:39R→12:44N→12:56(23)→13:18(22)→13:39(24)→13:48K→13:55J→13:58I→14:07(25)→14:09(26)→14:11白川入口→14:15@→14:22A→14:28送電線下→14:31(27)→14:33(28)→14:35(31)→14:39東白川入口→1445林道入口→14:09(26)→14:54ゲート
 2000(H12)年4月29日(土) 曇り後晴れ 登り1:08 下り1:20
 11:42登山口→11:50(31)→11:56(30)→12:08C→12:14D→12:31(21)→12:37S→12:50頂上R13:18→13:23Q→13:29P→13:43S→13:50(21)→14:08D→14:13C→14:26(29)→14:30(30)→14:38(31)→14:38登山口
 1998(H10)年5月10日(日) 曇り時々晴れ 登り1:26 下り1:27
 登山口→10分→(31)→8分→(29)→9分→B→5分→C→7分→D→21分→(21)→6分→S→20分→頂上R→22分→P→26分→S→6分→(21)→6分→G→12分→F→6分→E→15分→@→8分→A→18分→B→13分→(29)→5分→(31)→10分→登山口