雨霧山(509.0m)![]() |
コース | 東山 | 熊の沢 |
ポイント 林道の入口に何も標識が無く分り難い。晴れていれば尾根道や山頂から支笏から札幌に連なる山々が見える。 |
東山コース |
アクセス 国道274号線(三川国道)から町道へ入り、「夕張川」に架かる「円山橋」を渡り道道274号線を横断して、栗山幹線用水路を渡り、Uターンするような格好で沢へ下りて行く。東山川を渡ると直ぐ右手に林道入口がある。この林道は農道の様でもあり、ビニールハウスを見ながら奥へ進む。林道入口には駐車スペースがないので、堆肥場と畑の間に停めさせていただく。 国土地理院地図 GPSトラックは「2008.6.14」山の地図帖へ 周辺地図 |
6月14日 <2008(H20)年 登り1:56 下り1:33 往復14.581km> |
ダルマ錠の開いた林道ゲートの中に入ると直ぐに林道が分岐するが真っ直ぐ進む。「東山川」の左岸沿いの道を進んで行くと、「泊橋」があり、その欄干に「築別川」の名盤が付いていた。地図を出して確認するが、「東山川」に間違い無い。少し不安を覚え、今度は右岸沿いの道を辿る。林道はブルで整地された直後のようで綺麗になっていた。標高150mを越える辺りから谷が深くなり、覗き込むと「バルタン星人」のハサミの様な岩があり、その中を水が流れ落ちていた。地殻変動が激しかったのか、法面には縦縞の地層が現われる。この時期の花は少なく「サラシナショウマ」が咲き出しているだけだった。 |
林道ゲート | バルタン星人のハサミ | 縦縞の地層 | ヤマブキショウマ |
途中で、ブルを積んだトラックに出会う。どうやら、ゲートの鍵を開けた人のようだ。礫岩、砂岩、泥岩が交互に現われる地層の中に、幅のある石の層も混じっている。石の層は石垣の様に規則正しく積まれたような岩もある。鮫の歯の様に三角に尖っている岩もある。地層を見ながら登って行くと、道は平らになり尾根道に上がったことが実感できた。 |
幅のある石の層 | 石垣のような岩 | 鮫の歯のような岩 | 平らな尾根道を |
尾根道からは「由仁安平低地」が辛うじて雲の下に広がっていた。法面には柱状節理の様な岩が現われる。岩の頭部を見ると砂岩や礫岩と岩の層がサンドイッチ状態に見える。道の奥には霧で霞んだ山頂が現われる。 |
由仁安平低地を | 柱状節理の様な岩 | 岩の頭部 | 山頂を望む |
法面には海苔巻状態に渦巻いた岩も現われる。直ぐに、熊の沢からの道が合流してくる。ここが鬼首峠なのだろうかと思う。道は切り通し(鬼奥峠?)となり、奥の送電線まで下って行くようだ。愛棒を残して、私一人で切り通しの奥の斜面から登って行き、藪に入ると登山道の様な道が山頂に延びていた。山頂直下は歩き易い道となり三角点のある山頂に数分で到着する。 山頂からは支笏から札幌の山々が連なって見えるはずだが、今日は厚い雲に押しつぶされて展望は無い。仕方が無く、目の前の三角点を撮し下山する。 |
渦巻いた岩 | 熊の沢分岐 | 山頂直下 | 山頂の三角点 |
下りはあっという間にガスがかかってきたので、切り通しを振り返り下山する。再び、地層を見ながら下って行く。泥岩と思われる中に石が飛び出ていて、石が落ちた跡も見える。石垣の様に規則正しく四角くなっている岩もある。 ゲートに着くと、ゲートが閉められ、鍵がかかっていた。愛棒は鍵のかかっているゲートを見ながら、中に車を停めないで良かったと言っていた。 |
切り通し | 泥岩の中に石が | 石垣の様な | ゲートに着く |
コース | 東山 | 熊の沢 |
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二人の山行記録(遊びの時間を含む) 2008(H20)年6月14日(土) 曇り、霧 8:12林道ゲート→8:19泊橋→10:00熊の沢分岐→10:08山頂→10:14熊の沢分岐→11:33泊橋→11:41林道ゲート |