尻別岳(1107.3m)橇負山(715m)
コース 橇追山 橇追山→スキー場 喜茂別(現在廃道)
 橇追山→スキー場コース

 ポイント
 羊蹄山の展望台的山で、登山途中や山頂付近から羊蹄山の姿が良く見える。頂上には三角点:後別岳が設置されている。登山口は、橇負山、スキー場、喜茂別の3つあったが、喜茂別の登山口は閉鎖されている。
 橇負山(West Mt,)の羊蹄パノラマテラスやパラグライダーの発進基地から羊蹄山が良く望める。スキー場のゲレンデには数種類のトレッキングコースが延びている。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳へ 周辺地図
2002.12.1

 アクセス
 橇負山の登山道を目指す。農道の入り口には登山口の看板があるた。左折して入る。入り口には車の消毒用(馬鈴薯シスト線虫の殺虫剤)のプールがあり、トラクタとかトラックを対象としているので、深くギャップもあり、慎重に通過する。途中の左手にバイパス道があり、ここからも登ることができる。橇負山の手前に駐車場があり登山口となるが、橇負山の山頂まで車で行く。景色を眺めてスタート地点とする。ゴール地点はルスツリゾートスキー場の駐車場とした。
 9月27日<2022(R4)年 一周9.717km 3:59>
 橇負山に車で上がり、羊蹄パノラマテラスで羊蹄山を眺め、幸せの鐘を鳴らす。幸せの鐘の奥にはこれから登る尻別岳が見える。West Mt,の山頂はRUSUTSU TRAILのV10地点になっているようだ。大雑把な方位盤を眺めて、パラグライダーの発進基地に下って行き羊蹄山を眺める。羊蹄山の下には軍人山が見えていた。
羊蹄パノテラから 幸せの鐘 RUSUTSU TRAIL パラ基地から
 その後、登山口まで下り、愛棒に登山届に記入してもらう。登山口にはクマに注意の張り紙が地べたに落ちていた。見ると5月に目撃、6、9月に糞が確認されていると記されていた。愛棒に見送られ登山口を後にする。距離標識「300m/3,250m」が出て来ると、ウエストタイガーペアリフトの山頂駅が現れ、696の瘤を通過する。行く手に見えるコブ773は結構な山に見える。名前が付いていないのが不思議な位に存在感がある。下って行くと距離標識600mがある。最初はあまり展望が無いので、距離標識を見るのが楽しみだった。距離標識は300m毎にあるようだ。コルには距離標識900mがあり、これを過ぎると登りになる。
登山口 300m 600m 900m
 コブ773へと登って行くと、距離標識1,200mが現れる。南側の展望が開けて来たので振り返ると橇負山の後ろに洞爺湖が見えていた。どこが773のコブなのか分からないまま通過していまうと、距離標識1500mが現れる。地図では平らに見える稜線を軽くアップダウンを繰り返しコルへと下って行く。正面に尻別岳、右側に大パノラマを眺めながら登って行く。
1200m 洞爺湖と橇負山 1500m 頂上を
 下って行く途中に距離標識1800mが現れる。コルに下ると、西側に、刈り分け道の入口が藪に隠れていた。帰りはここを下って見ようと思いながら登って行くと、距離標識2100mが現れる。傾斜を増しながら一直線に付いている登山道を登って行くと、距離標識2400mが現れる。これを過ぎると、一段と急になり丸太の階段があり、ロープも垂れていた。
1800m 2100m 2400m 丸太の階段
 喘ぎながら登って行くと、道端にチシマフウロが咲いていた。丸太の階段にロープの張られた急傾斜を登って行くと、距離標識2700mが出て来る。振り返ると、洞爺湖が見えていた。距離標識あと500mが出て来ると、主稜線が見えて来る。
チシマフウロ 2700m 洞爺湖を あと500m
 ようやく主稜線に上がると、下山用の距離標識300m(あと250m)が目に留まる。頂上の西側には余市岳や無意根山が見えて来る。山頂直下には、掠れた距離標識あと0.1が地べたに置かれていた。直ぐに、広く刈られた山頂の真ん中に山頂標識が見えて来る。
3000m 余市岳 あと0.01 頂上
 山頂に着くと、羊蹄山が良く見えていた。すっかり見るだけの山になってしまったとつくづく思いながら眺める。羊蹄山の西側に昆布岳とニセコ連峰、東側に余市岳が掠れて見えていた。
                     ←大
昆布岳        ニセコ連峰 羊蹄山                   余市岳
 余市岳から、白井岳、無意根山、中岳、喜茂別岳、札幌岳、狭薄山、空沼岳、漁岳、恵庭岳、フレ岳、丹鳴岳、ホロホロ山、徳舜瞥山と霞んではいるが同定できた。
                     ←大
余市  白井 無意根 中 喜茂別 札幌 狭薄 空沼 漁 恵庭 フレ  丹鳴 ホロ 徳舜瞥
 ホロホロ徳舜瞥の次に、オロフレ山、竹山、貫気別山、洞爺湖、有珠山と見回せた。
                     ←大
ホロ 徳舜瞥 オロフレ   竹山 貫気別山 洞爺湖 有珠山
 愛棒に下山を告げたが、喜茂別コースがササ刈りがされているので少し下って見る。天狗の鼻まで延びているのだろうか?天狗の鼻までだとしたら、100mは下らなければならないので引き返し、次回に楽しみを残す?
 改めて、頂上から羊蹄山を眺め、足元の三角点を確認して、昆布岳を真正面に見て下りだす。主稜線から離れて、山頂方向を振り返ると、放射状に雲が吹き出て見えた。下山途中に次から次へと登山者とスライドする。改めて人気のある山だと実感する。
頂上標識 三角点 昆布岳 山頂を
 コルに下りて、緊急避難路になるのではと思われる林道に通じる道に下ることにする。入口は、藪で隠して?隠れているが、直ぐに、ササ刈りされた道になる。林道跡からはなだらかな下りになり、登山口への林道方向に下って行く。この林道跡は少し荒れてはいるが、砂利道で確りしている。時折、羊蹄山も顔を出すので気が晴れる。林道に出ると入口に、平成元年の保安林改良工事の看板が地べたにあった。
短絡路入口 刈り分け道 羊蹄山が 入口の看板
 短絡路の取り付きを振り返るが、入口は藪にしか見えない。登山口に着いて、登山届に記入して、スキー場を下って行く。このごろトレッキングコースが出来たようだ。ホテル方向の矢印がある作業道を下って行くと、V9の道標が出て来るが、あまり手入れがされていないようなので、砂利道を下って行く。途中からピステの草原に入ると、ダイナミックコースとレインボーコースの分岐標識がある。
短絡路入口 ホテルへ V9 レインボーコースを
 ダイナミックコースとバンビコースの分岐看板が見えるが、レインボーコースからバンビコースに入ったようだった。ピステからはルスツリゾートの奥に、頭の尖った恵庭岳と思われる山影が見えていた。草原を下って行くと草刈りされた道にでる。ピステを振り返ると東側から草刈りされたトレッキングコースが延びているようだった。
バンビコースを ルスツリゾート ピステを振り返る ピステを下って
 作業道を横切りながら真っすぐ下って行き、ルスツリゾートの踏切から羊牧場の横を通る。祭儀に、羊さんを眺め、待ち合わせ場所の駐車場に向かい、無事合流出来た。
コース 橇追山 橇追山→スキー場 喜茂別(現在廃道)

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 二人の山行記録(遊びの時間含む)
 2022(R4)年9月27日(火)
 晴れ 一周9.717km 3:59
 8:04橇負山8:23登山口→8:29・300m→8:34・600m→8:37・600m→8:42・1200m→8:58・1500m→9::04・1800m→9:06コル723→9:09・2100m→9:20・2,400m→9:40・2,700m→9:54後500m→10:03・3,000m→10:14・後0.01→10:17分頂上10:24→10:55コル→バイパスへ→11:008林道へ→11:29登山口→11:33ホテル方面→11:35V9→11:38レインボーコースを下る→11:40バンビコース看板→12:03スキー場駐車場