四方嶺(ポロヌプリ549.3m)
コース 旧道 扇型展望台

 ポイント
 倶多楽湖の外輪山上に延びる歩道なので、アップダウンがある。展望は無く、木立越しに倶多楽湖を覗きながら辿って行く。
扇型展望台コース

 アクセス
 倶多楽湖公園線(道道350号)線の扇型展望台を目指す。展望台には駐車場がある。倶多楽湖公園線は冬期間通行止になる。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2015.9.17」へ 周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 9月17日<2015(H27)年 往復5.040km 登り1:05 下り53>
 扇型展望台に車を停め、登山の準備を終えて、展望台に上がり倶多楽湖を一望する。展望台にしては木々が大きくなって今一魅力が無くなったと思う。第一瀧本の廊下に飾ってある写真では、ここが裸地で木々が無く倶多楽湖が一望できていたようだ。道路を渡って、石垣の端にある木段を登り石垣の上に上がると、半分欠けてしまった「←登別白老」の道標が木に括り付けられていた。欠けた方には「歩道」の文字があったのだろう。昨年、覗いた時よりも少し荒れたかなと思いながら登って行くと、道の真ん中にタヌキの溜め糞があった。
倶多楽湖 展望台から登山口 歩道の看板 タヌキの溜め糞
 最初はなだらかだった道が、傾斜を増して来ると、倶多楽湖が木立越しに見えてくる。一汗かいて急登を登り切ると、痩せ尾根になり、倶多楽湖が見えだす。530mのコブを通過するときに、「室蘭土木現業所の2級基準点室用H17-2-1」を探すが、藪が濃くて近づけなかった。アップダウンを繰り返し、倒木の枝、笹、草の生い茂っている所は、極力へし折りながら辿って行くと524mのコブを通過する。ここにも、「室蘭土木現業所の2級基準点室用H17-2-2」が設置されているが、藪が濃くて断念する。524mのコブを下って行くと、行く手に山頂が見えだす。
倶多楽湖が 急登 倶多楽湖が 山頂が
 再び、小さくアップダウンを繰り返しながら辿ると、倶多楽湖が木立越しに見えてくる。T字路になり旧道と合流する。ここにも、「室蘭土木現業所の2級基準点室用H17-2-3」があるはずだが、石柱しか見当たらない。旧道の奥には石山(ポンヌプリ402m)と思われる山影を見る。旧道は4年前に登った時に比べると、荒れてきていた。T分岐から山頂へと登って行くと「四方嶺歩道」の道標が木に括り付けられていた。
倶多楽湖が 旧道 最後の登り 道標
 右手にはオロフレ山と思われる山影、道端にはコウライナンテンショウの赤い実を見ながら登って行くと、クマ牧場のクマの唸り声が聞こえてくる。アンテナ施設のある山頂に辿り着き、早速、倶多楽湖を見る。アンテナ施設の上には、ベンチと望遠鏡があったので、ベンチに座って愛棒にメールを送る。
オロフレ山 コウライナンテンショウ 山頂 倶多楽湖
 最後に、倶多楽湖、窟太郎山、ポンヌプリ、ポンアヨロ、フンペ山、ユートピアを見回して下りだす。
                     ←大
倶多楽湖 窟太郎山  ポンヌプリ       ポンアヨロ フンペ山 ユートピア
 階段を下り、クマ牧場には近づかず三角点を見て引き返す。四方嶺歩道を下って行くと、白老三山や煙の上がっている日和山が見えてくる。T分岐から下って行くと朽ち木にナメコが生えていた。
 530mのコブに差し掛かると、帽子の上から一匹のダニが手の甲に落ちて来た。慌てて、爪でダニを潰し、帽子を取って体を払い、リュクサックを逆さまにして払い落とす。やれやれと思って歩き出すと、帽子の留め具も払い落してしまった。引き返して探すが何処にもなかった。
三角点 白老三山 日和山 ナメコ
 9月24日<2014(H26)年 未踏>
 扇型展望台から石垣の上を見ると標識が見える。道路を渡って石垣の切れ目を見ると、階段が設置されていた。階段を登り道標に近づくと、道標には「←登別白老」の文字が書かれている。道標は半分欠けていたが、多分、歩道と書かれていたのだろう。奥に行くにしたがい、良い道になってるようだった。四方嶺に登った時に、尾根伝いに立派な道が延びていたが、その道に繋がっているように思えた。国土地理院地図には実線で示され、Googleの地図でもくっきりと、四方嶺に延びている。
石垣の上に 階段が 道標 奥に延びる道
コース 旧道 扇型展望台

二人の山行記録もくじへ    次ポントコ山へ   アソビホロケール山へ

 山行記録
 2015(H27)年9月17日(木) 晴れ 往復5.040km 登り1:05 下り53 
 8:33展望台→8:56P530m→9:08P524m→9:27旧道分岐→9:38頂上9:43→9:50旧道分岐→10:07P524m→10:17P530m→10:36展望台