四方嶺(ポロヌプリ549.3m) 石山(ポンヌプリ402m)
コース 旧道 扇型展望台

 ポイント
 窟太郎山同様、登山道はあるが、木々の茂っている時期は展望が無いと思われる。ダニも居ると言われているので、早春か落葉後に登った方が良いかもしれない(藪漕入門の山)。登山道の大半が、馬上の貴婦人(中尾トメさん)が馬で駆け巡っていた道だというから信じられない。中尾トメさんの通った道は別HP「倶多楽湖旧道」に載せています。
旧道コース

 アクセス
 中登別から倶多楽湖公園線(道道350号線)に入ると、冬期通行止(H23.11.25〜H24.4.26)でゲートが下りていた。ゲート前に路駐して準備をする。
 国土地理院の地形図 GPSトラックは山の地図帳「2011.12.2」へ 周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 12月2日 <2011(H23)年 ゲート→1:09→石山→1:07→四方嶺→1:02→ゲート 総歩行距離8.018km>
 ゲートから中に入り舗装道路を辿って行くと、カーブを過ぎ下り気味になる。左手に道路らしい空間が窺えるが、引き続き下って行くと、山神の碑への入口があった。山神の碑に向かって直角に入って行くと、大きなニ本のイチイがあり、その真ん中に山神の碑があった。その傍に、いぶり自然ガイドの会が立てた手書きの由緒書きが立っている。
観光道路ゲート 山神の碑へ イチイと石碑 旧道ガイド
 石碑を巻いて四方嶺に向かって、緩やかな旧道を辿って行く。旧道沿いには「ムラサキシキブ、クサギ、サンショウ」を解説した看板が立っている。その傍にタヌキの溜糞か落ちていた。「捨てられた石」の看板があり、その傍には、切り出されたと思われる石がゴロゴロと転がっていた。「旧道には、川原の小石や登別石を敷いた」と書かれた看板も立っている。道理で、旧道が良く整備されていると思った。
四方嶺に向かって タヌキの溜糞(大×) 整備された旧道 捨てられた石
 馬車も行き交ったという道を快適に登って行くと、「巨木の切り株について」と書かれた看板が現れる。昔は、北海道も植民地的な経営だったので、巨木が無いことは肯ける。旧道は岩場になり、崩れかけた所を通過して行き、石切り山だったことも肯ける。谷は深く切れ込んで来て、覗くと切り倒せなかった大木が見られた。
馬車も行き交った道 巨木の切り株 岩場に 崩れかけた道
 再び、糞があり、熊かタヌキの溜め糞かと悩みながら登って行く。難解な地図が架かっている分岐に差しかかるが、ポンヌプリに立ち寄るので、躊躇なく尾根へと急な坂を登って行く。尾根に辿り着くと、分岐標識があり、赤マジックで修正されていた。赤マジックなので、何時まで消えないでいられるか不安だ。
タヌキの溜糞(大×) 谷(崖)分岐 ポンヌプリ分岐へ(大×) ポンヌプリ分岐(大×)
 尾根道を辿って行くと倶多楽湖が見え出す。少し荒れ気味だった登山道は薮に消えてしまうので、足元をみながら登って行く。この辺りが山頂かなと思うところに「室蘭土木現業所の2級基準点室用H17-2-5」があった。
倶多楽湖 尾根道を 藪漕ぎに 室蘭土現の基準点(大×)
 愛棒を振り向くと四方嶺をバックに藪漕ぎを止めてしまっていたので、山頂標識があると言うと近づいて来ていた。山頂には「ポロヌプリ(大・山)ポンヌプリ(小・山)」と書かれてた看板が木に括り付けられていた。地図の最高地点はもう少し奥かと思い見回すと、冬山で括り付けられたと思われるピンクテープが垂れていた。倶多楽湖を覗いて、引き返すが、途中で見られる倶多楽湖の方が良かった。
四方嶺をバックに(大×) 山頂標識と(大×) 山頂から倶多楽湖 倶多楽湖を
 尾根道を辿って行くと、手入れの行き届いた道に出る。振り返ると、登って来たときの道標にあった谷(崖)道の延長線の道だった。道端には、「室蘭土木現業所の2級基準点室用H17-2-4」があった。峠には「登別温泉からの道」の解説板が立っていた。道があまりにも良かったので、そのまま峠を通過してしまうと、段々湖畔が近づいて来る。間違いに気が付き、峠まで戻る。戻る途中に、昔に捨てられた飲み物の瓶が笹に挿されていた。
峠へ 室蘭土現の基準点(大×) 登別温泉からの 湖畔へ下り
 峠に戻ると、「熊牧場への旧道 夏・・不通 冬・・つぼ足で」と書かれた小さな看板を発見する。ここから、藪漕ぎが始まる。5分くらい藪漕ぎをすると、目の前に沢から上って来る立派な道に出てしまう(この分岐には標識が無いので帰りに注意)。道は良いが急傾斜になって来る。この道を馬で上り下りするとは中尾トメさんという女性は凄いと思いながら登って行く。
熊牧場へ(大×) 藪漕ぎの果てに 立派な道が 急傾斜に
 登り来るとT字分岐の峠になり、直進すると大湯沼方向に下って行くようにも見える。尾根道には「四方嶺歩道」の道標がある。緩やかな尾根道を、日和山の白煙や真っ白なオロフレ山を見ながら辿って行くと、山頂が見え出す。
峠のT字分岐 四方嶺へ 道標(大×) 山頂が
 日和山とオロフレ山が良く見え出すと、山頂に建つアンテナ兼展望台も見えて来る。山頂に上がると、反対側には熊牧場が見えていた。
日和とオロフレ アンテナ兼展望台 山頂へ 熊牧場
 山頂には三角点があるが、展望台に上がる方が展望が良いので、早速、展望台に上がり景色を楽しむ。倶多楽湖はこの時期に、真っ青な湖面を見せていた。海は、冬の海らしく逆光もあり鉛色に光って見えた。登別の海岸にはポンアヨロ岬に建つ灯台、港の傍に横たわるフンペ山、眼下には円いユートピア牧場が見えていた。北側は木立でよく見えなかったが、加車山とオロフレ山が良く見えていた。
三角点 倶多楽湖を フンペ山を 加車とオロフレ
 展望台のベンチに座り、小春日和の日差しを受けて、ココアを飲にながら、天気に感謝する。道南の山々も鉛色の海に影絵の様に浮いて見える。木立越しに室蘭岳の山影も見えていた。
                     ←大
      倶多楽湖 窟太郎山   ポンヌプリ                  ポンアヨロ    フンペ山 ユートピア
 すっかり、展望を満喫してしまったようで、山頂で記念写真を撮すのを忘れて下山していまう。峠のT字分岐から、昔大湯沼への道があったと記されていたので、少し入ってみるが、整備された道は何処までも延びているようだった。戻って、馬で上り下りした急傾斜をへっぴり腰で滑らないように下って行く。再び、藪漕ぎの分岐に着くが、谷へ向かう道があまりにも良すぎるので、覗いて見るが、この道も目の届く範囲で良い道が下っていた。
峠のT字分岐 急傾斜を 再び藪漕ぎ 谷への道
 尾根分岐からは、谷(崖)コースを辿ってみる。結構、ワイルドな道になり、ロープを伝って下りて行く。薮に入ると、目に笹の葉が飛び込んでくるので、サングラスを直そうと思ったら、かけているはずのサングラスが無い。峠からの藪漕ぎで無くしたと思い、引き返して探すが無かった。かけていたサングラスが外れても気がつかなかったことが凄くショックだった。
 再び藪漕ぎをして、峠からは基本に戻って登って来た道を帰ることにする。尾根道を辿り、ポンヌプリの分岐から下りて、谷(崖)分岐から中を覗いて下って行く。
 帰りには、山神の碑には行かず、途中のバイパスから舗装道路に出る。舗装道路を辿りながら、直登尾根から下っていた谷への道の入口と思われる所を発見する。
尾根分岐 谷(崖)へ 谷(崖)分岐(↑大) 谷への道の入口?
コース 旧道 扇型展望台

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2011(H23)年12月2日(金) 晴れ 総歩行距離8.018km 
 8:26駐車場所→8:31山神の碑→9:12尾根・谷(崖)コース分岐→9:20ポンヌプリ分岐→9:35ポンヌプリ9:39→9:52ポンヌプリ分岐→9:57峠(湖に下りかけ)10:07→10:13藪漕ぎ終わり(分岐)→10:39大湯沼方向分岐→10:51頂上11:13→10:21大湯沼方向分岐→10:37藪漕ぎ開始(分岐)→11:44峠(尾根・谷(崖)コース)分岐→11:44谷(崖)コースへ行き、峠へ戻り、藪漕ぎ開始地点へ戻り、峠に戻る12:02→12:06ポンヌプリ分岐→12:09谷(崖)分岐→12:34短絡路で舗装道路→12:38駐車場所