千尺峰(495.5m)
=手稲山北東尾根=
ルート 千尺スキー場跡 聖火台 白樺平 白樺-千尺

 ポイント
 手稲山(タンネウェンシリ)を構成する北東尾根は、ネオパラ山から始まり640m峰、三角点:手稲峰、454m峰、三角点:宮の澤と連なっている。その北側に千尺スキー場跡があり、その中にピークが495.5mと408mの2つある。495.5mの北西尾根には札幌オリンピックのボブスレーコース跡がある。
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 千尺スキー場跡ルート

 アクセス
 手稲オリンピアを目指して、手稲山山麓線を登って行く。途中に、カッコウの森(閉鎖中)、手稲本町市民の森をやり過ごし上って行くと千尺スキー場跡がある。駐車場は閉鎖されているので路肩を除雪して路駐する。
 国土地理院地図  周辺地図
 1月22日<2018(H30)年>
新雪20cm 往復スノーポン3.7km(手稲駅まで片道2.88km)登り1:34 下り43    
 愛棒に千尺スキー場跡まで送ってもらって、スノーポンを背負ってツボ足で登って行く。ゲレンデ跡にはスノーシューのトレースが延びていた。ストックを使っていないので、スノーボーダのものだろう。一息入れようと振り返ると丸山が見えていた。横には手稲峰がみえてくる。引き続きゲレンデ跡を見上げながら登って行く。
ゲレンデ跡 丸山 手稲峰 ゲレンデ跡を見上げる
 振り返ると石狩湾が見えていた。ゲレンデ跡を見上げると雪庇の付いている尾根が見える。そのゲレンデ跡をスノーボーダがシュプールを描いて滑り降りて来る。第一リフトの山頂駅跡と第二リフトの山麓駅について、スノーボーダの滑りの邪魔にならないように、第二リフト奥の作業道へと針路を帰る。
石狩湾が ゲレンデ跡 第一・第二リフト 第二リフトの作業道へ
 作業道で30cm位の新雪を踏みしめて登って行くと、尻が冷たく感じて来る。良く見ると、尻が雪だらけだった。スノーポンが靴に固定されているので、ヒール部分で雪を跳ね上げるようだ。極力、ヒールを上げないように雪の中を滑らせながら登って行く。振り返ると平野部が僅かに見えていた。細かった作業道跡が広い空間になって来ると、ゲレンデとの短絡路が現れ、そこから石狩湾が見えて来る。
作業道を登って 振り返る 広い空間が 石狩湾が
 更に登って行くと、石狩湾と石狩平野が広がっていた。
           ←大
石狩湾と石狩平野
 作業道が広いゲレンデとなると石狩湾を眺めながら登って行く。沖行く船の中にはH型フレームの貨物船も見える。山頂が近づくと、一旦平らになり行く手に手稲山がボーっと見えてくる。
石狩湾を眺めながら H型フレームの貨物船 手稲山が
 石狩平野を振り返り、作業道と思われる所を右に曲がって行く。登り切ると、第二リフトの山頂駅跡に出る。山頂からは石狩湾が一望出来た。振り返ると手稲山が霞んで見えていた。一応、小高い所に上がり、石狩湾を眺める。
 高見で一息つき、ゲレンデを眺めて、第二リフトの下を下って行く。
石狩平野 石狩湾 手稲山 ゲレンデを眺め
 第二リフトの山頂駅を振り返り、リフトの下を下って行く。下りでは、スノーポンの本領発揮でヒールを使いながら下って行く。急な傾斜の所では、雪だるまを転がしながら下って行く。第二リフトの山麓駅に着いて、後はゲレンデを下って行く。スノーボーダも下って行ったようだった。
第二リフトの山頂駅 第二リフトの下を 雪だるま 第二リフトの山麓駅
 =スノーポン考=
 スノーポンは期待通りに、下りでヒールが使えるので楽だった。しかし、深雪では靴とスノーポンが一体となっているので、スノーポンのヒール部分で尻まで雪を跳ね上げてしまうのが欠点だった。
 3月30日<2019(H31)年>
固雪に新雪5cm 往復ツボ足(スノーポン担いで)手稲駅往復9.344km 登り2:10 下り1:25   
 手稲駅から歩いて千尺スキー場跡に着くと、ピステ跡に真新しいスキーのトレースが付いていた。固雪の上に5cm位の新雪が積もってはいたが、ツボ足で辿れた。ゴルフ場との境の肩を見上げて登って行くと一つ目のリフトの山頂駅が現れ、そこから二つ目のリフトの山麓駅横に千尺森林ロングコース跡が見えて来る。ここからロングコースを登ることにする。ロングコース沿いにバイパスもある。
千尺スキー場跡 肩を見上げる ロングコース バイパス
 振り向くと、石狩湾が見えていた。山頂に近くなると平らと言うよりは下りだす。行く手には手稲山が見えるが、ここから、林に入り本来のコース跡を目指す。途中でリフト下を潜る。ピステに出ると、再び、手稲山が見えて来る。
石狩湾が 手稲山が リフト下 ピステへ
 山頂にあり小さな高見から、石狩湾、ネオパラ山、手稲山と見回す。手稲山付近は晴れてはいるが、平野部が雪雲が流れていた。今回は、スノーポンを担いだまま、石狩湾を眺めながら急いで下って行く。ゴルフ場は、融雪作業をしているようだった。
石狩湾が ネオパラと手稲 石狩湾を眺めながら下る
 肩から下ると、小さな雪だるまが、先にコロコロと転がり下りて行く。手稲山山麓線に下ると、手稲本町市民の森を横断したくなり入って行く。中には、トレースが一切なく、目印になるようなものが無いので、適当に北へと辿って行くが、一つ手前の尾根を下ってしまい、沢を渡ることになってしまう。何とか雪のある所を見付け、北口に辿り着く。
雪だるま 山麓線 市民の森 北口の道標
ルート 千尺スキー場跡 聖火台 白樺平 白樺-千尺

山行記録冬山1へ   次聖火台コースへ   アソビホロケール山へ

 登山記録
 2019(H31)年3月30日(土) 晴れ 固雪に新雪5cm ツボ足手稲駅起点9.344km 登り2:10 下り1:25
 6:10手稲駅→6:56駐車場跡→7:27第二リフト山麓駅跡(左のピステ跡へ)→7:43分岐→8:00林へ→8:20山頂8:22→8:38第一リフト山頂駅→8:49山麓線横断→手稲本町市民の森南口→9:21北口→9:47手稲駅
 2018(H30)年1月22日(月) 晴れ 新雪20cm 往復スノーーポン3.7km(手稲駅まで片道2.88km 登り1:34 下り43
 8:38駐車場跡→9:20第二リフト山麓駅跡(左のピステ跡へ)→9:40分岐→10:29分岐→10:32山頂10:35→第二リフト下を→10:57分岐→11:03第二リフト山麓駅→11:18駐車場跡→12:06手稲駅