小樽天狗山(532.5m)
=天狗山の石仏群=
コース 地蔵 地蔵→ロングライン 地蔵→ロープウェイ ロングライン ロングライン→地蔵

 ポイント
 ロープウェイも動いていて、山頂駅にはレストランがある。山頂駅近くには第1展望台、天狗桜には天狗桜展望台(TENGUUテラス」、小樽重要眺望地点には東屋のある第2展望台、岩場の上には第3展望台「満天ステージ」が新設された(昔はここから天神に下りたが、今は柵をしている)。第3展望台の東屋から散策路「森林浴コース」が延びていて頂上を一周出来る。要所要所にマップもあり16種類の樹木の解説もしている。途中に見晴台があり、木立が切られ展望も楽しめるようになった。

 アクセス(カーナビ:小樽天狗山スキー場)
 小樽天狗山スキー場を目指すと、ロープウェイの山麓駅舎に着く。その前に無料駐車場がある。
 国土地理院地図   周辺地図  
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
地蔵→地蔵コース
 8月17日<2015(H27)年 往復6.009km 登り1:22 下り59>
 ロープウェイ山麓駅近くのペンション天狗山前まで車で送ってもらう。駅舎を見ながら道標「登山道入り口↑/ロングラインコース(1.3km)/地蔵コース(1.9km)」に従いゲレンデを登って行く。ゲレンデにはトノサマバッタが飛び交っていた。
ペンション天狗山横から ロープウイ山麓駅 道標 トノサマバッタ
 バッタは地面の穴に卵を産んでいるのかじっとして動かない。ロングラインコースを登って行き、振り返る海が見えて来ていた。分岐は標識が立っていた。地蔵コースに入る前に市街地を一望する。
卵を産んでいる ロングラインコースから 分岐の標識 市街地を
 小さな沢を2つ越えると、地蔵さんにしてはケバイ配色の石仏が並んでいる。少し下がると「小樽天狗山弘法大師四国八十八ケ所霊場」の石柱が立っている。登山道には昔ながらの石仏も鎮座していて、道標「天狗山登山道/←山頂まで1.2km」が立っていた。
小沢 小沢 石仏 道標
 石仏を横目で見ながら登って行き、44番の石仏を過ぎると道標「天狗山登山道/山麓まで1.2km→」の道標が現れる。石仏の鎮座している林の中を登っていると木立越しに海が見え、イケマやツルニンジンも咲いて来る。
道標 木立の隙間から イケマ ツルニンジン
 ゲレンデに出ると市街地や海が広がっていた。後は、ゲレンデを上がるのみだが、ゲレンデにはエゾコウゾリナ、ヤマハハコ、ニガナ、タンポポなどが咲いていた。ゲレンデの右側を登って行くとカタツムリが笹の葉にくっついていた。
ゲレンデに出る 市街地と海 エゾコウゾリナ カタツムリ
 林の中は登山道らしいが、直ぐに駐車場の前に出てしまう。駐車場の前で海と小樽市街地を見ながら車道を下って行く。海の上には白い航跡を引いた高速艇が走っていた。山頂駅を通り過ぎて、天狗桜の広場で愛棒と孫家族と合流する。
林の中へ 駐車場の前から 高速艇が 天狗桜の広場
 昼食を終えて、私だけが山頂まで行くことにする。天狗桜を振り返り、第2展望台、第3展望台と辿って行くと、第3展望台からは高速道路のトンネルが見えていた。
天狗桜と小樽 第2展望台から 第3展望台から 高速道路のトンネル
 今は岩場は立ち入り禁止なので、松倉岩をギリギリ写せた。東屋から「自然遊歩道森林浴コース」に入る。林の中なので展望は無いが、途中に見晴台があり、僅かに毛無山と上二股峰山が見える。もう少し木立が低ければ良いのだがと思いながら後にする。
松倉岩 東屋 見晴台 毛無山と上二股峰山
 相変わらず藪の中の山頂には立派な標識と三角点がある。地べたに置かれた道標「←第3展望まで15分 300m/山頂駅まで7分 400m」がある。途中から、スライダーの上に出てみると、エゾノコンギクが咲いていた。
山頂 途中の道標 スライダーの上 エゾノコンギク
 小樽天狗山神社と小樽赤沼龍神に出て、遊歩道は終わる。神社の近くには、弘法大師の像があり、その前に、ゲレンデにあったと思われる後半の石仏が順不動で並べられていた。
天狗山神社 赤沼龍神 弘法大師 石仏群
 山頂駅の屋上に上がると展望が開け、塩谷丸山、ロウソク岩、赤岩山、下赤岩山、高島と続いて見えた。
                     ←大
塩谷丸山 ロウソク岩                   赤岩山 下赤岩山
 高島岬の右には、市街地の中に小樽公園、船上山(住吉神社)の緑、ニシン御殿の建っている平磯岬、岩肌を見せている石倉山と展開している。
                     ←大
赤岩山 下赤岩山    高島岬  小樽公園     船上山(住吉神社) 平磯岬
 改めて、ロウソク岩を眺め、屋上から第一展望台へと下る。第一展望台からは飛行機と船が見えていた。天狗山スライダの待合場所で、再び、愛棒と孫家族と合流する。孫がリスとも遊ばなければと言うので、頃合いを見計らって、私だけが下山を開始する。乗ってきた通りに下って行くとヤマハハコが咲いていた。
ロウソク岩 第一展望台から 飛行機と船 ヤマハハコ
 駐車場前から小樽市街と海を眺めて、林の中の登山道に入り、直ぐに、ゲレンデに出る。反対方向にも登山道らしき道があるので入ってみたが、これも直ぐにゲレンデに出てしまう。ロングラインコースは、昔はバンビコースと言っていた。分岐から石仏の鎮座する登山道を下って行く。ロープウェーの山麓駅に着くと、すでに愛棒が車で下って待っていた。孫家族がロープウェイで降りて来るまで、100周年記念の鐘を見たりしていた。赤や青のゴンドラが何度か行き交っていたが、その中に孫家族を見つける。
駐車場前から ロングラインコース 100周年記念の鐘 ゴンドラ
コース 地蔵 地蔵→ロングライン 地蔵→ロープウェイ ロングライン ロングライン→地蔵

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 山行記録
 2015(H27)年8月17日(月) 往復6.009km 登り1:22 下り59 曇り
 12:44ペンション天狗前→12:51地蔵分岐→12:56八十八か所入口→12:57山頂まで1.3km→13:13山麓まで1.2km→13:24ロングライン分岐→13:44天狗桜前(昼食)13:56→13:58第2展望台→14:00第3展望台→14:01自然遊歩道入口→14:12見晴台→
14:18山頂→14:28自然遊歩道出口→14:33ロープウェイ山頂駅屋上14:3614:39スライダ14:50→15:05地蔵コース分岐→15:10山麓まで1.2km→15:24分岐→15:31山麓駅