奥手稲山(948.9m、三角点名:三方界)    OK
ルート 奥手稲の沢川 桂岡町 星置川(未踏)

 ポイント
 桂岡町ルート:採石場の場内を通らないので、平日でも登ることができる。820m峰沿いの林道は法面が崖状なので、最初に820m峰を通過するかを決める必要がある。
 奥手稲の沢川ルート:平坦な林道や沢沿いを辿る。始めに白井岳や長白稜が良く見えるが、山頂近くまで展望は無い。奥手稲に直接行く場合は向って左の尾根に取り付く必用がある。山の家から直進する場合はトラバース気味に沢を越えて行く。
 星置川ルート:採石場の中を通り、ゲートのある星置川沿いの道を行く。日曜以外はダンプが走り回っているので注意!
奥手稲の沢川ルート

 アクセス
 小樽内川に沿った定山渓レークライン(道道1号:小樽定山渓線)で札幌国際スキー場方向を目指すと、送電線の近くに、春香小屋(山小屋では無い)がある。駐車スペースは除雪されていて結構広い。道道1号線は定山渓朝日橋から朝里ループ橋間、11月から4月20日の間、夜19時〜翌朝7時まで冬期通行止になっている。
 国土地理院地図  周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 1月15日<2005(H17) 往復12.011km 登り3:26 下り1:08 スキー 単独> 
 星空の下で自宅を出たが、小樽内川林道の春香小屋に着いたら青空だった。泊と思われる車が1台停まっていたので、トレースをご馳走になれると思いながら準備をする。小樽内川奥林道の橋を渡り、分岐にさしかかるが春香山への道(直進)にはもうトレースは無く、雪に埋もれていた。トレースは右に、奥手稲の沢川沿いの林道に曲がっていた。沢沿いの林道は物凄く寒くて、片方づつ手袋のままズボンのポケットに手を突っ込みながらスキーを進める。デジカメも悲鳴のような音を出す。後を見ると白井岳の長白稜が大きく見えていた。梢は発光ダイオードのイルミネーションの様に朝日を浴びてキラキラ輝いていた。
春香小屋 分岐(右) 白井岳の長白稜 朝日に輝く梢
 沢沿いは展望がなくトレースを忠実に進むが、林道が沢に吸い込まれてしまう。そして、川の右岸を辿ったり左岸を辿ったりと目まぐるしい。最後には、奥手稲山には行かず南進し、反対の尾根に上がりだす。後を見ると朝日に当り赤茶色に染まった奥手稲山が見えていた。結局、奥手稲山の家まで辿り着いた。小屋は綺麗に雪下ろしが終っていた。
沢沿いのルート 背後に奥手稲山が 奥手稲山の家が 奥手稲山の家
 小屋の前にたたずみ、中へ入れてもらおうかと思ったが、余りにも静過ぎたので遠慮して、奥手稲山の家を後にする。学生は雪下ろしだけで、小屋から出かけた形跡が無い、不思議な連中だなと思う。もっと楽しいことが小屋であったんだとも思うが、ラスカル亭の青春日記も見たかった。
 小屋から奥手稲山の山頂の位置を頭に入れ、東峰(920m)と奥手稲山のコル目掛けてトラバース気味に下る。最後は適当に沢を渡り、林の中を登って行くと沢方向につげ山らしい山影が見える。
小屋の看板 奥手稲山を望む 林の中を つげ山?
 コル(金山からの林道)へ出たら、日本海の大絶景が広がっていた。海の向うは暑寒別岳を始め増毛の山々があり、海はケアラシで白く湯気が立っているところがあった。平野の奥には樺戸の山々も真っ白な姿で鎮座していた。右に見える東峰(920m)は直ぐ登れそうだったが、道草をせず奥手稲山を目指す。
           ←大
東峰と奥手稲山のコルから石狩湾を望む
 頂上へは緩やかな傾斜なので、海の眺めを楽しむ。振り返れば定山渓天狗岳や真っ白な余市岳が木立の隙間から見えていた。山頂からは真っ白な銭函天狗山が青い海に浮いているように見えた。
頂上へ登る 定山渓天狗岳 余市岳 銭函天狗山
 山頂は峰風さんの山頂標識があり、そこで休憩する。振り返ると白井岳や真っ白な余市岳、目の前には銭函天狗山と石狩湾、右手には手稲山と西峰が変わった形で見えていた。
 軽い食事の後、以前にあった奥手稲山の道標を探たり、小樽方向を見ようと思ってスキーを履くが、何故か、散策しないで一目散に下ってしまう。春香山や和宇尻山が木立越しに見えていたので残念だった。
山頂 白井岳 銭天と石狩湾 手稲山
 方角は白井岳の向って右を目掛けて西斜面を下る。GPSで、確認し手頃なスノーブリッジで無事林道へ戻る。沢沿いのトレースに合流した地点は地図の784と896を結ぶ山側で、等高線が少し窪んだ所だった。一般的にはP728mと784のコルを目掛けて尾根の取り付き尾根伝いに頂上へ行くルートらしい。倒木を避けて下っていたら、少し早めに下りてしまったようだ。
 途中で、雪下ろしの学生らしきご一行さんにあった。沢から林道に出て、沢沿いの道を振り返る。下って行くと白井岳と長白稜が良く見える場所に帰ってきた。沢の中に一輪の蓮葉の氷花が咲いていた。最後に橋の下を見ると朝里岳沢川はとグリーンに凍って綺麗だった。
沢沿い道を振り返る 白井岳と長白稜 蓮葉氷の花(大×) 朝里岳沢川の流れ
小天狗岳 定山渓天狗岳
 =道中記=
 札幌湖の展望台に差し掛かると山々が朝日に染まっていた。早速、写真に収める。
 途中で、余市岳も真っ赤になっていたが、追突が怖いので、道端に停まって撮さず、見て楽しむだけに留めた。
 3月23日<2021(R3) 往復11.522km 新雪10cm 登り2:48 下り1:41 スキー 単独>
 小樽内川奥林道分岐には「春香山、つげ山、奥手稲山」の道標がある。途中で、つげ山の標識がある。つげ山に登る場合は、矢印があるからと安易に奥手稲の沢川を渡らない方が良いかと思う。標識から150m位の間で、確実なSBを見付ける必要があると思う。
春香山分岐 つげ山分岐
 奥手稲の沢川の支流辺りで、後ろから来た元気な女性に追い越され、見る見る姿が見えなくなった。奥手稲山への道標が出て来たので、ここでスキーにシールを貼る。国土地理院の地図でP728のコルへ延びている破線の道の入口には、「あと2km/↑頂上/奥手稲山」の道標がある。ここからは意外と急傾斜で難儀をする。登りきると、平坦な尾根道になり、振り返ると白井岳や朝里岳が木立越しに垣間見られる。綿あめみたいな雪の造型も現れる。
道標:奥手稲山 急登 白井・朝里岳 丸い雪
 山頂直下は疎林帯になり、登りきると石狩湾が望めた。年々木立が大きくなって展望が悪くなってきているように思われた。山頂標識も確り木立に打ち付けられていた。山頂で三角点:三方堺を探すが、その形跡は無かった。先行者は東峰のコルへと向かって下ったようだ。
山頂直下 石狩湾 山頂 山頂標識
木立越しに銭函天狗岳山を眺めて東峰へ行こうと、少し下ると、手稲山の手前に東峰が見えて来る。以外と遠くに見えるので、行かずに引き返すことにいた。途中、つげ山?が望めた。コルから林道へはスキーを脱いで、埋まりながら下る。とてもスキーのままでは下りられない。林道の雪は、暖気で緩んで沈む所もあり、快適には滑られなかった。無事に春香小屋に付いてやれやれと安堵する。
銭函天狗山 手稲山 つげ山? 春香小屋
 
ルート 奥手稲の沢川 桂岡町 星置川(未踏)

山行記録1   次桂岡コースへ   アソビホロケール山

 山行記録 (遊びの時間含む)
 2021(R2)年3月23日(火) 晴れ 往復11.522km 新雪10cm 登り2:48 下り1:41 スキー 単独
 7:40春香小屋→7:50春香山分岐→8:18つげ山分岐→9:01コル分岐(シールを貼る)9:07→9:46P784→10:34頂上10:44→11:10P784→11:32コルから林道へ→12:15春香山分岐→12:25春香小屋
 2005(H17)年1月15日(土) 晴れ 往復12.011km 登り3:26 下り1:08 スキー 単独
 7:50春香小屋→7:59春香山分岐→10:13奥手稲山の家→10:55コル→11:16頂上11:31→11:51林道へ→12:39春香小屋