銭函天狗山(536.7m) |
コース | 桂岡町 | 見晴町 | 星野町 |
星野町ルート |
ポイント 山頂の荒々しい岩壁を見ながら登って行ける。振り返ると、綺麗な石狩湾が見える。南西尾根には雪庇が付いているので、登るポイントを探す。 |
2月15日<2013(H25)年 札樽道の架道橋発-星見駅着 往復ツボ足+スノーシュー7.584km 登り3:01 下り1:14> |
アクセス チサンCCへ通じる札樽自動車道の架道橋を渡り、除雪された道路を登って行く。ゴルフ場の冬期事務所を越えて、クラブハウス手前の曲がり角から尾根に取り付く。 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2013.2.15」へ 周辺地図 |
愛棒に札樽道の銭函IC前まで送ってもらい、IC横に延びる道を歩く。振り返ると今日も真っ白な小樽が見えていた。チサンCCの看板から札樽道の架道橋に上がって行くと、銭函天狗山が見えていた。 ゴルフ場の冬期事務所を通り過ぎ、曲がりカーブの所で、スノーシューズを履く。目の前の丘い上がり、尾根筋を銭函天狗山目掛けて登って行く。何もないゴルフコースを横切る度に、銭函天狗山が望まれる。ゴルフの目印となる一本松と銭函天狗山が青空の下で絵になっていた。 |
IC横から小樽 | 架道橋から | 銭天が | 一本松と銭天 |
ゴルフ場から振り返ると石狩湾が望まれ、石狩湾新港には北ガスの天然ガスタンクも見えていた。ゴルフコースを横切る度に、銭函天狗山の形が変化して来るが、近づくに従い遠のくような木がしてしまう。 |
石狩湾を | 石狩湾新港 | 銭天が | 銭天が |
いよいよ、ゴルフ場から山へと入って行くので、振り返ると石狩湾が一望された。石狩湾は白い波に変わって、白い雪の浜が綺麗な円弧を描いていた。 |
石狩湾 |
晴れていたら、対岸の増毛の山々が海の上に見えるのだが、今日は低気圧の晴れ間なので筋雲に隠れていた。ゴルフ場の敷地から離れて山へと向かって行く。今日は、山頂直下の岩壁を下から見ようと思い、真っ直ぐ岩壁を目指す。地図の喉ちんこの様に飛び出た平らな尾根を目指す。平らな尾根の上にあがると、冬木立越しに岩壁が見えて来る。周辺には鹿の足跡があり鹿に皮を剥かれた木も目立って来る。岩壁に近づくに従い、大きな岩がゴロゴロ現れ、交わしながら岩壁の下に辿り着き、岩壁を見上げる。 |
石狩湾 | 岩壁が | 鹿の食害 | 岩壁を |
今度は、岩壁の裏に回ろうと東尾根に上がると、作業道があり辿って見る。尾根から作業道が下り出すので、南斜面をトラバースし南西尾根に上がろうと作業道を外れる。南斜面は地図では岩場になっているが、直登できそうだったので登って行く。主稜線に近づくと、雪庇が連なっていた。雪庇の切れ目から登って見ようとチャレンジするが、ズルズル滑り落ちてしまう。今度は、岩塔沿いに登って見ようとするが、岩は脆く手をかけると剥がれ落ちて来る。結構体力が消耗してしまったので、山頂へ上がるのは諦めようと、南岳や手稲山を見回す。 |
尾根を | 岩塔が | 南岳を | 手稲山を |
キックステップしながら四つん這いで登って来た跡を見ると、急傾斜でその通りには降れないので、南西尾根に向かってトラバースをしてみる。すると、南西尾根の雪庇の切れ目を見付けて、なんとか尾根に上がれた。雪庇の付いた尾根のを辿って登って行くと、山頂から少し南にある岩塔が見えて来る。岩塔の裏側を覗くと、上がろうともがいた跡が見えていた。高さで2m位に思えたが、これが登れなかった。山頂に上がると、先客の足跡があるが帰った後だった。石狩湾を見て、山頂に戻り、カップ麺とココアを飲みながら憩う。体が熱っていたので、セーターのまま風に吹かれていた。 |
南西尾根に | 岩塔が | 上がれなかった跡が | 石狩湾 |
昼食後に、山頂からパノラマを撮すが、北側の岩場には行かずに引き返すことにする。四つん這いで、雪庇を上がろうと奮闘した疲れが残っているようで、テンションが上がらない。 |
山頂から |
小樽を見ながら、南岳を正面に見ながら南西尾根を下って行く。南西尾根からは、出来るだけ高度を保とうと、トラバース気味に南斜面を横切る。辿りながら、地図の崖の表示が違うようで、戸惑いながら東尾根を越える。再び、岩壁に寄ろうと作業道に合流して岩間べの下を目指す。 |
小樽が | 南岳 | 岩壁 | 作業道跡? |
作業道を辿ると、登って来た時よりも、岩壁に近づけ、青空も広がっていた。 |
岩壁を |
岩壁に熊の顔を見付け、元気がでる。地図では北東尾根からも登れそうだが、実際に見ると厳しそうだった。最後に、岩壁を見上げ下って行く。相変わらず、石狩湾は白い海岸線が綺麗に見えていた。 |
クマさん | 北東尾根 | 岩壁を | 石狩湾を |
ゴルフコースから林に入ると、木立の中に野鳥が止まっていた。再び、ゴルフコースに出ると、石狩湾が目の前にあった。道路に出て、スノーシューズを外し、徒歩で下って行く。架道橋を渡り、一般道に出る所にチサンCCの看板が建っていた。 星野町を下って行き、国道5号線を越えてJR星野駅に到着する。 |
野鳥 | 石狩湾を | チサンの看板 | 星見駅 |
コース | 桂岡町 | 見晴町 | 星野町 |
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二人の山行記録(遊びの時間を含む) 2013(H25)年2月15日(金) 曇り ラッセル15cm スノーシューイング 単独 架道橋起点 登り3:01 下り1:14 9:29札樽架道橋→9:42チサンCCの曲がり角→10:35チサンCCから山へ→11:07岩壁の下→11:21林道から尾根へ→12:03山頂直下の雪庇越えられず→12:18南西尾根に上がる→12:30山頂12:48→→12:53南西尾根から下る→13:08岩壁の下13:14→13:29チサンCCへ→13:55チサンCCの曲がり角→14:06札樽架道橋→14:30JR星野駅 |