壮瞥公園石仏群

 アクセス
 壮瞥滝の駐車場に駐車する。滝不動尊の中から東に行くと石仏群が鎮座している。ここから、石仏を角々に配置している参道が展望台へと延びている。一番目の石仏から番号順に登るには、馬頭観世音の奥にある入口を目指す(分かり難い)。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2016.12.3」へ 周辺地図
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 12月3日<2016(H28)年>
 石仏が一列に並んでいる広場がある。無刻の石碑もあるが、十二支の石仏が順不同に並んでいる。最初は「う」で、次は「うしとら」と重複しているものもある。
入口の石仏群 無刻の石碑 うの石仏 うしとらの石仏
 台座にね、いぬゐ、とり、ひつじさるのレリーフの彫られた石仏を眺めて奥に進んで行く。
ねの石仏 いぬゐの石仏 とりの石仏 ひつじさるの石仏
 更に、うま、たつみの石仏が続き、最後に、馬頭観世音の碑がある。この奥に、石仏順の参道がある。武運長久の碑は石垣の上に鎮座している。台座には昭和14年9月建立と刻まれている。伊達町(達は幸になっている)から第二次世界大戦の初期に出兵された方々の為の碑なのだろう。
うまの石仏 たつみの石仏 馬頭観世音の碑 武運長久の碑
 参道に鎮座している石仏は全部で43あり、不動36童子よりも数が多かった。石仏によっては読み取れないものや重複しているものもあるようだった。不動36童子には順番があるようだが、順不同になっている。左側の山道には20体、右側には23体の石仏が鎮座している。今回は、時計回りに辿ってしまったので、最後の43番から見て回る。不動36童子の一般的な順番を()書きにしてみた。不動36童子に無い石仏の名前も見受けられた。
43番はりかどうじ(35) 42番せんにしどうじ(34) 41番めうくうさうどうじ 40番ほうさうごどうじ(29)
 旧仮名遣いのものもあり、はっきりと特定できなかった。
39番こくうさうどうじ(28) 38番こんからぎどうじ 37番そうしゆごどうじ(25) 36番ぶつしゆごどうじ(23)
 
35番せうくわうみやうどうじ? 34番ほふけふこどうじ(19) 33番ち¨けんばどうじ(17) 32番ししえどうじ(15)
 
31番いけいらどうじ(13) 30番ふしぎどうじ(10) 29番しちたらどうじ(8) 28番けいしにどうじ(6)
 
27番むぐくはうどうじ(5) 26番矜迦羅童子(1) 25番えくわ●どうじ? 24番うくばぎやどうじ(36)
 20基の石仏を見て展望台に上がると、動明王の像がある。その傍に、洞爺湖三十三観音の由来と設置場所が記載された看板がある。展望台から洞爺湖、昆布岳、羊蹄山を一望して下って行く。
不動明王の像 三十三観音 23番しやうぐどうじ 22番しとくどうじ
 
21番えきどうじ? 20番こんからどうじ(1) 19番あのくだつたどうじ? 18番くはまうしょうどうじ?
 
17番せいたかどうじ(2) 16番制咤迦童子(2) 15番ふどうえどうじ(3) 14番ちえどうじ(7)
 
13番てうしやうくあげどうじ(9) 12番わたちどうじ? 11番はらはらどうじ(12) 10番ししくわうどうじ(14)
 
9番あばらちどうじ(16) 8番りじゃびどうじ(18) 7番ゐんだらどうじ(20) 6番たらくにみやうどうじ?
 
5番ほうしゅごどうじ(19) 4番かいくわうえどうじ(31) 3番きちじやうめうどうじ(30) 2番ふかうわうどうじ(33)
 23体の石仏を見て、滝不動尊に戻る。ここから、壮瞥の滝にある奥の院を見に行く。
1番こくうこどうじ(27) 滝不動尊 奥の宮へ 奥の宮
 

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 二人の散歩路記録 (遊びの時間含む)
 2016.12.3