白神天狗山(308m) |
ポイント パラボラアンテナの作業道を津軽海峡をバックに登って行く、下北半島の大間崎よりも南に位置する北海道最南端の山。 |
白神コース |
アクセス 松前町の白神川に架かる「白神橋」横にあるバス亭「白神下町」から山側に上がる。途中、墓場があり、橋の手前で未舗装道路に左折する。山頂直下まで作業道が延びているが、急傾斜で雨裂があり普通の車では無理だ。 国土地理院地図 GPSトラックは「2008.4.20」の地図帖へ 周辺地図 |
途中で白神岬を望む | バス亭「白神下町」 | 山側に上がる | 自衛隊分岐(左折) |
4月20日 <2008(H20)年 登り42 下り35> |
町内の男性に「天狗山」の道を尋ねると、温もりのある函館訛りで親切に教えてくれた。そして、車では無理だと言う。お礼を言って車で舗装道路を上がって行くと、左手にお墓があり、間もなく橋の手前で分岐する。教えられた通り、左折し砂利道に入る。何処まで車で入れるかと思いながら進むが、一寸広くなった所に車を停めて歩くことにする。 まだ、車で上がれたと思いながら砂利道の作業道を登って行くが、間もなく、崖崩れで道幅が狭くなったり、ラグビーボール大の石が道の真ん中に転がっていたり、雨裂があったりという状況になり、普通の自動車では無理だと納得する。道に落ちている車の運行に支障をきたしそうな石を手で除けながら登って行く。 一息入れながら振り返ると、白神市街が一望される。道端にはキタコブシも咲いている。 |
駐車場所から海を | 作業道を登る | 白神市街を | キタコブシ |
コンクリートの土留めのある所を登って行くと、パラボラアンテナのある山頂が見えて来た。道は分岐し、下にもアンテナがある所を通過する。作業道は本当に車で上がれるだろうかと思う位、一段と傾斜を増して来る。道端には、カタクリも顔を出す。 |
山頂が見えて | 下のアンテナ | 作業道を登る | カタクリ |
キクサキイチゲやタチツボスミレも顔を出す。いよいよパラボラアンテナに近づくと、白神岳が山の肩越しに見えてくる。 |
キクサキイチゲ(大×) | タチツボスミレ(大×) | パラボラアンテナ | 白神岳を |
作業道の終点から、山頂に向かって踏み跡を辿る。虎刈りの植林地はカタクリの群落になっている。山頂に上がると、津軽半島が海峡を挟んで煙って見えていた。 |
作業道から踏み跡 | カタクリの群落 | 山頂 | 津軽半島 |
黄色いキバナノアマナと思われる花も咲いている。山頂から白神岳を遠望し、縦走路を探す。見た限り、323mのコブ近辺以外は道が目でも見える。323mのコブは少しの間藪漕ぎになるかもしれないと愛棒と相談する。相談の結果、行くだけ行くことにして、一歩植林地の虎刈りを歩き出すが、意外と歩き心地が悪い。 思い直して、縦走を諦めて下ることにする。愛棒は直ぐに、踵を返して下って行く。私は折角来たので、山頂からまず、海岸線の小さな岩礁を撮す。 |
キバナノアマナ(大×) | 白神岳 | 下る | 海岸線の岩礁 |
眼下には自衛隊の基地が見え、遠くに、気になる雪を冠した「大千軒岳」の一部と「七ツ岳」と思われる山影が見える。頭の上では鷹が盛んに輪を描いて滑空していた。 |
自衛隊基地 | 大千軒岳の一部? | 七ツ岳 | 鷹(大×) |
松前市街地や松前の丸山、松倉山越しに真っ白な「七ツ岳」のパノラマを撮す。 |
松前市街地 丸山 松倉山 七ツ岳 |
真っ白な「七ツ岳」の次に、丸い「池ノ岱山」、独特の形をした「岩部山」、アンテナの建っている「白神岳」、その手前の323mのコブを撮す。 |
七ツ岳 池ノ岱山 岩部山 白神岳 323mのコブ |
「岩部山」は本当に独特の形をしていると思いながら、愛棒の後を追い下山する。何故か、山頂を振り返り一枚撮す。分岐の付近には、自衛隊の施設と思われる建物があり、電気柵で囲われていた。注意書きの看板もあるので、十分注意する必要がありそうだ。分岐からアンテナの所まで辿って見ると白神市街が一望出来た。下のナンテナを振り返り下って行く。 |
岩部山 | 山頂を | 白神の市街 | 下のアンテナ |
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二人の山行記録(遊びの時間を含む) 2008(H20).4.20(日) 白神コース 晴れ 登り42 下り35 9:15駐車場所→9:33アンテナ分岐→9:54作業道終点→9:57頂上10:21→10:41下のアンテナ→10:56駐車場所 |