白神岳(352.5m)

 ポイント
 パラボラアンテナの作業道を吉岡峠経由で辿ると、下北半島が一望出来る。
町道松浦峠線コース

 アクセス
 国道228号線の福島町吉野にある「吉野母と子の家」の前に車を停めさせていただき、「新山商店」脇の舗装道路(雨裂があり普通の車では無理)を辿る(白神側は良いようだ)。
 国土地理院地図 GPSトラックは「2008.4.20」の地図帖へ Google Map
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 4月20日<2008(H20)年 往復9.619km 登り1:25 下り1:35> 
 始め、「新山商店」脇の舗装道路を登って行き、最終人家を過ぎると杉林になる。町道だけあって、整備されていると思いながら登って行くが、普通自動車では越えられそうにもない雨裂が出てきて車で来なくて良かったと思う。道端にはシラネアオイが顔を出し始める。
新山商店脇を 舗装道路を 杉林を シラネアオイ(大×)
 道端にはナニワズ、ヒトリシズカが顔を出す。何時の間にか一枚岩の壁を通過すると、オオサクラソウが岩の割れ目で咲いていた。
ナニワズ(大×) ヒトリシズカ(大×) 岩の傍を オオサクラソウ(大×)
 大きなエンレイソウも現れる。山頂が見え出すと、吉岡峠の分岐になり、今度は、山頂を目掛けて真っ直ぐ辿る。
エンレイソウ(大×) 山頂を 吉岡峠分岐 山頂を目指して
 振り向けば、松浦市街地が谷の下に、真っ白な大千軒岳と七ツ岳が見えていた。
松浦の市街地を 大千軒岳と七ツ岳 大千軒岳 七ツ岳
 天狗山からの縦走路や松前藩時代の古道のある320mのコブ、天狗山を見ながらUターンをしてい行く。方向が180°変わって来るとアンテナの施設越しに「大千軒岳」が見えて来る。山頂直下では更に180°角度が変わってNHKのアンテナ施設に突き当たる。
320mのコブ 天狗山 大千軒岳が アンテナ群
 頂上へは施設の法面伝いに登って行く。山頂には背の低い笹の中に三角点があった。北側には独特の形をした「岩部岳」その左右に三角形の「池ノ岱山」と「知内丸山」が海に突き出た恰好で見える。下北半島は相変わらず煙って見えていた。
山頂直下 三角点 池ノ岱山・岩部岳 下北半島
 南には「天狗山」、北には真っ白な「大千軒岳」を見る。写真を撮し終え、昼食にしようと思ったら、愛棒が、三角点の周辺は座り心地が悪いと言うので、NHKの門前のコンクリートに陣取る。少し遅い昼食だったので、急いで食べてしまう。
 食べ終えて、再び、ジグザグに付けられた作業道を「天狗山」を見たり、「大千軒岳」を見たりしながら早々に下り出す。
天狗山 大千軒岳が 天狗山 大千軒岳を見ながら
 323m峰が正面に来ると、また、180°向きを変えて「池ノ岱山」「岩部岳」「知内丸山」を見ながら下って行く。帰りは、ネコヤナギを見上げたり、道端のタチツボスミレを見たりしながら下る。
323m峰を見ながら 池ノ岱山・岩部岳 ネコヤナギ タチツボスミレ(大×)
 キクサキイチゲ、カタクリ、オオヤマフスマの花も咲いていた。特に、カタクリは色も濃く、うつむかないで咲いていた。吉野への舗装道路を下ると、道を教えてくれたご婦人がネコの散歩をしていたので、お礼を行って後にする。
キクサイイチゲ(大×) カタクリ(大×) オオヤマフスマ(大×) 吉野へ

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 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 2008(H20)年4月20日(日) 町道松浦峠線コース 晴れ 往復9.619km 登り1:25 下り1:35
 11:26駐車場所→12:17吉岡峠→12:43古道分岐→12:51頂上13:11→13:16古道分岐→13:41吉岡峠→14:46駐車場所