標津岳(1061m) ![]() |
ポイント 長い林道を走り、長い平坦な登山道を登る。景色は霧で全く見ていない。 |
モシリベツ線林道コース |
アクセス 養老牛温泉市街の真ん中に流れるモシベツ川沿いに標津岳の看板が設置されている。この林道「モシリベツ線」は良く整備されているが、夏にはフキが繁茂して両脇を覆っている。道幅は狭いので、対向車には十分気を付ける必要がある。 登山口には広い駐車場があり、立派な看板と登山届ポストがある。駐車場には無いよりましな電話ボックスを改良したトイレがある(平成15年秋に新築との情報有り)。 国土地理院地図 周辺地図 |
7月19日 <2003(H15)年 登り1:59 下り1:15> 北の山游詩:悪戯妖精の楽器 |
愛棒を温泉で下ろして、林道を走り登山口へ着く。誰も居ない登山口で準備をする。 |
養老牛温泉市街の看板 | 登山口 |
登山道は最初、フキが覆っていて、霧雨で濡れた葉を掻き分けて進む。見る見る間にズボンがびしょ濡れになる。 登山道には距離標識が1km間隔で立っていた。入ってすぐ6kmの標識がある所を見ると、総延長6km以上はあるらしい。また、赤い矢印も親切に木に取り付けられていた。4kmの標識が現れるころ小尾根になり、ようやく隣の山並みが見えてくるが霧の中だった。 |
5kmの距離標識 | 赤い矢印 | 4kmの距離標識 | ようやく見える山並み |
3kmの標識を過ぎると、背の低い笹原となる。天気が良ければ景色を楽しみながら登って行けるところのようで残念だった。 |
ようやく見える山並み | 3kmの距離標識 | ツルアジサイ(大×) | 背の低い笹薮に |
この大きなコブ(P672m)までは真北に登っていたようだ。このコブを巻いて、西に進路を変えて行く。一旦、下りになると、清水沢に着く。清水沢には、シナノキンバイソウが沢を彩っていた。 |
笹原が広がる | 清水沢 | シナノキンバイ(大×) |
清水沢から直ぐに2kmの標識となり、最後の尾根に目指して西進すると、展望台が現れる。ここも霧で何も見えなかったが、晴れていれば根釧原野を一望できたようだ。 |
霧が濃くなる | 2kmの距離標識 | 展望台 |
尾根筋を辿ると、最後に1km標識が現れる。この1kmは繁茂したハイマツの枝が丁度、頭の位置にあり、手で除けながら進むが、上半身がずぶ濡れとなった。その水が体を伝わり、最後に靴の中に入り、靴の中が水浸しとなった。靴が歩く度に、グジュー、グジューと鳴った。たまに、シューと鳴く(~_~);童謡にもあるとおり、野道では靴が鳴るのだった。 尾根筋には本来白いはずのマルバナシモツケ、ゴゼンタチバナ、イタドリ?までもピンク色を帯びていた。 |
最後の1km標識 | ハイマツの尾根道に | マルバシモツケ(大×) | ゴゼンタチバナ(大×) |
頂上がまだかと思って、GPSで確認するが、GPSで表示された頂上を越えて、まだ、奥に進む。やがて、頂上の広場が顔を出すと、古い山頂標識が左隅に佇んでいた。新しい山頂標識は入口と同じデザインで、広場の奥に鎮座していた。 |
ピンクのイタドリ?(大×) | 古い山頂標識 | 広い山頂 | 新しい山頂標識 |
下山していると、娘からと愛棒から電話が入った。愛棒には2時間後に迎えに行くと約束する。 |
=温泉考= 相棒は私が登山中に、ホテル「養老牛」の露天風呂で保養する。シャンプー石鹸、コインロッカー付きで500円だった。他の所は、朝10時では掃除中なので断られた。 |
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二人の山行記録 (遊びの時間含む) モシリベツ線林道コース 2003(H15)年7月19日(土) 霧雨 登り1:59 下り1:15 10:33登山口→10:48頂上まで5km→11:08頂上まで4km→11:30頂上まで3km→11:43清水沢→11:45頂上まで2km→12:04展望台→12:12頂上まで1km→12:32頂上12:47→13:06頂上まで1km→13:10展望台→13:18頂上まで2km→13:20清水沢→13:30頂上まで3km→13:41頂上まで4km→14:02登山口 |