精進川河畔公園・天神山(89m)

 ポイント
 精進川河畔公園の西側は平地になっているので、何処からでも入れそう。東側は河岸段丘なので、北口、氷池口、公園口、りんご橋口、精進川の滝口、精進橋口(未確認)から入ることになる。橋の名前は、りんご橋以外は便宜上勝手に付けた。解説板の詳細は精進川解説板群に載せている。
 天神山には二つのピークがあり、最高地点は相馬神社境内、もう一つは太平山三吉神社(平岸天満宮)の裏に三角点:平岸がある。石碑の詳細は天神山緑地に載せている。

 アクセス
 国道453号沿いに無料の天神山駐車場がある。奇麗なトイレも完備されている。
 国土地理院地図 精進川緑地・天神山のGPSトラック - 野山の地図帖 Google マップ
 10月17日<2024(R6)年>
精進川時計回り2.4km 54 反時計回り2.1km 31 天神山駐車場往復0.3km 14 天神山1.731km 44
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 天神山の駐車場から精進河畔公園へと向かうと、オオバヤナギの大木が目に入って来る。公園に女性がいたので、精進川河畔林の入口を聞くと直ぐそこと指を指して教えてくれた。その傍にスキー山(58.8m)と呼ばれている高みがあるので、早速登って見た。精進川沿東線にりんご橋の入口があり、下って行く。59段を下りきると、川を越えて左岸に下りる。下りた所に案内板が設置されていた。
精進河畔公園 スキー山 りんご橋 案内板
 案内板の傍に「景観の復元」の解説板がある。コンクリートの護岸が無くなり自然河川に近くなった精進川の左岸を北上して行く。二枚目の解説板「オオバヤナギ」が現れる。ナナカマドは真っ赤な実を付けていた。
景観の復元 左岸を北上 オオバヤナギ ナナカマド
 中の島2条4丁目線を挟んでかつら公園がある。ヤナギの並木を北上すると、解説板「川とまちの変貌」や工法を開設した案内図がある。
かつら公園 ヤナギの並木 川とまちの変貌 案内図
 親水広場の解説板が現れると、左岸沿いの遊歩道が終わる。その傍に公園橋があり右岸に渡る。河畔公園には行かず、右岸の未舗装道路を北上する。動物の様な形をした木の傍を通ると、コンクリートの護岸に柵が付けられていた。
親水広場 公園橋 動物の様な 護岸に柵
 カモは人との距離が保たれるので安心して泳いでいた。水門を過ぎると、氷池橋になる。が左岸沿いには遊歩道がないので、右岸を辿って行く。氷池が近づくと、東屋のある広場になり、木の段が目に入って来る。
カモ 氷池橋 東屋 木段
 76段の木段を登りきると精進川沿東線の氷池入口に出る。再び、下って行くと、エゾリスが草むらに隠れるところだった。階段からは氷池が見下ろせた。氷池には観察デッキが突き出ていた。その入口には解説板が設置されていた。
氷池入口 氷池 デッキ 解説板
 水面は不思議な模様だったが、カモの隊列が模様をかき消していた。目の前にカラスがいて動じることなくこちらを見ていた。横から氷池を眺め北へ向かう。紅葉した桜並木があり、ライオンズクラブが八重桜45本寄贈した時の看板がある。
カモが カラス 横から氷池を 八重桜45本
 白石・藻岩線に突き当たるとトイレもある北口になる。道路を横切ってさらに公園が延びているようなので、道を渡って行くと個人宅に突き当たる。引き返して、北口の西側を辿ると、氷池跡の解説板と案内板がある。西側から桜橋を渡り、桜並木を南下する。
北口 個人宅 氷池跡 桜橋
 サクラの紅葉を眺めて、氷池を通り過ぎて未舗装の道を帰る。この辺りは護岸の石垣が残っている。目の前が明るくなると公園だった。ここから引き続き右岸沿いを南下する。公園には二本の道があり、右側の道を辿って行く。公園内の分岐から戻って見ると、パーゴラの手前に庭園があり、石段が上に延びていた。
さくら並木 未舗装の道 公園に出る 石段
 石段を登って行くと精進川東線の角に出る。出た所には看板「精進河畔公園」の看板があり、上と下の公園が繋がっていた。引き返して、パーゴラを潜り公園を一回りする。りんご橋を潜り黙々と辿って行くと、滝見橋見えて来る。
公園の入口 パーゴラ りんご橋を 滝見橋が
 滝の河畔沿いの道は、伐採作業中で通行禁止だった。その横に丸太の階段(丸太30、石10)があるので登って見たら個人宅の横に入口があった。
滝の河畔沿い 精進の滝 丸太の階段 個人宅の横に
 再び滝を横から見ながら下って行く。滝見橋を渡ると、二枚の解説板がある。滝を見て左岸沿いの道で引き返す。
滝を横から 滝の解説 左岸沿い
 清流沿いの解説板を眺めながら、りんご橋へ戻って行くと。川の復元の解説板があった。その傍に案内板があり、駐輪場もあった。
植物解説 清流 川の復元 りんご橋と駐輪場
 リンゴ橋の前から藻岩山が良く見えていた。りんご橋を登って、終わるはずだった。トイレを待っている間にGPSを見たらログが無かった。仕方がなく、愛棒に駐車場で待ってもらい、一人で反時計回りで回ることにする。下の公園は一周しないで、パーゴラの道を辿った。一周し終わって、手押し信号を渡り天神山の駐車場で、愛棒と落ち合う。
藻岩山 リンゴ橋 トイレ 手押し信号
 駐車場の案内板を眺めて出発する。インターロッキングの坂を登って行く。展望広場から市街地を望むが展望は僅かになっていた。
案内板 インターロッキング 展望広場 展望僅か
 下の展望広場から上の展望広場に上がっても展望は僅かだった。生垣の柵に付けられた山頂標識と記念写真を写し、すぐ下の展望デッキに下り、市街地を眺める。
下の展望広場 市街地が僅か 山頂標識と 市街地が
 相馬神社に上がり、標高89mの最高地点を目指すが、特定できなかった。2基の石碑を眺めて引き返し、さっぽろ天神山アートスタジオの敷地に入り日本庭園を眺める。日本庭園には池があり鏡の様に映えていた。
相馬神社 アートスタジオ 日本庭園
 庭園には滝もあり、何処から流れて落ちているのかと、脇道を登って行くと大きな岩があった。どうやらおの岩の下から流れているようだった。上は緑地の境界線になっていて、一周して滝に戻る。アートスタジオの庭には真っ赤に紅葉したモミジが見事だった。
境界 紅葉
 もう一つのピークのある三吉神社裏の三角点を目指す。遊戯広場の近くからは地下鉄の地上部分が見える。林檎日記の久保栄文学碑や石川啄木の平岸リンゴ園記念歌碑を眺める。
平岸120年碑 地下鉄が 林檎日記 啄木歌碑
 最後に、三吉神社の裏手にある三角点:平岸を訪れる。帰りは休憩広場を上から眺め、分岐の道標を通過して駐車場へ下って終わる。
三吉神社 三角点:平岸 道標 駐車場へ

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 二人の山行記録
 2024(R6)年10月17日(木) 晴れ
 精進川時計回り2.4km 54 反時計回り2.1km 31 天神山駐車場往復0.3km 14 天神山1.731km 44
 9:37天神山駐車場=1回目時計回り=9:45りんご橋入口→左岸へ→9:50左岸終点橋を渡り右岸へ→9:54木の橋→9:56氷池入口→9:01氷池→10:04西野白石線入口→橋を渡り右岸へ→10:13公園→10:18公園入口→10:21パーゴラ→公園一周→10:24りんご橋を潜る→10:28精進川の滝→10:30精進川の滝入口→10:33橋を渡り左岸へ→10:39りんご橋入口=2回目反時計回り=10:43りんご橋入口→10:47精進川の滝入口→10:51りんご橋を潜る→10:53公園入口→10:54パーゴラ→10:58氷池入口→11:氷池→11:02西野白石線入口→11:02西野白石線渡り終点往復11:05→11:08木の橋→11:09橋を渡り左岸へ→11:14リンゴ橋入口→11:20天神山駐車場→11:28展望広場→11:34相馬神社→11:36山頂標識→11:37展望台→11:40日本庭園11:44→11:46開基100年碑→11:53啄木碑→11:55三角点→11:59分岐→12:04天神駐車場