清陵丘陵 (三角点:峠636.7m・清原牧場588.8m) |
ポイント スキーで滑る所は殆ど無いが、木の無い真っ白な丘陵地帯は幻想的だ。 |
広島峠ルート |
アクセス 国道276号線(大滝道路)の広島峠に広い駐車場があり安心して駐車する。広島峠の両側は伊達市内だが「安平町大滝清原牧場」が広がっている。 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2010.12.21」へ 周辺地図 |
12月21日<2010(H22)年 往復スキー4.396km 登り1:22 下り32> 北の山遊詩:白ウサギの切り絵 |
道路を辿って行くと、直ぐにロープのゲートがある。今年は口蹄疫で関係者以外立ち入り禁止だったようだ。ストックを付くと、コツンと道路に突き当たるが、積雪は湿り雪で20cm位の所もあり、ラッセルが堪える。 間もなく、三角点(清原牧場588.8m)が見えて来る。雪に埋まった標石を掘って探すと、直ぐに頭を出してくる。このコブを越えると、丸太の柵の牛を管理する施設が見えて来る。 |
道路を | 三角点が | 三角点 | 牛を管理する施設 |
電柱に沿った道を辿って行くと、今日の目的地となる三角点(峠)が見えて来る。目の前の雪が突然動いたと思ったら白いウサギが跳ねていた。笹がバックの時だけ、白いウサギの形が分かるが、真っ白な雪原では全く見えない。ウサギの足跡を見ると前足を前後にして飛び跳ねているようだ。沢状の地形の奥には牧場の建物が見えて来た。施設の建っている所が昔の集落があったところなのだろうかと思いながら、少し下って行き建物に辿り着くと、個人の住宅のようにも見える。ピークにバイパスしようと、道路から離れて、真っ直ぐ登って行く。 |
最高地点が | ウサギの足跡 | 牧場の建物が | ピークを |
道路から離れて、建物の方を向いたら立派な石碑が目に付いた。近づいて見たら清原農場の歴史を刻んだ碑だった。最高地点は一列に植えられた防風林の上に見える。防風林沿いの柵には有刺鉄線は張られていなかったが、その下に眠っていたので、注意して横断する。 登り切ると平らな雪原が広がっていて何処に三角点があるのか分からなかったが、反射板とタンクのある尾根に、白く尖ったものを見付ける。近づいて行くと三角点だった。手で雪を払うと三角点が出てきた。早速、三角点と記念写真を撮す。 |
石碑 | ピークを | 三角点 | 三角点と(大×) |
白老三山を見ながら、昼食には早いので温かなココアを飲む。時折、天気が良くなり、反射板の左右に、ルスッツのスキー場がある貫気別岳、尻別岳が見えて来る。空を見上げると雲と太陽が遊んでいるかのように光が動き回っていた。沙流山と津軽実不も見え出すが、風が強くなってきたので、ピークを後にする。 |
白老三山 | 反射板 | 雲と太陽 | 沙流山と津軽実不 |
白老三山を見ながら、ホロホロ山に向って下りだす。時折、光が走る真っ白な波状の丘陵は白黒の世界で別天地に見える。ピークからテレマークターンを3回すると、防風林に下りてしまう。後は、ホロホロ山と徳舜瞥山が見えるようなるのを祈りながら、トレース通りに帰る。 |
ホロホロ山に | 波状の丘陵 | ピークから | ホロホロと徳舜瞥 |
=丘陵考= この牧場のある丘陵地帯は北海道的で、景色も良いので、展望所を造って開放して頂きたいと思う。 |
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二人の山行記録 (遊びの時間含む) 2010(H22)年12月21日(火) 曇り 湿り雪10〜20cm 往復スキー4.396km 登り1:22 下り32 9:29駐車場所→9:52三角点:清原牧場→10:25拓魂不滅碑→10:51ピーク(三角点:峠)11:22→11:29拓魂不滅碑→11:44三角点:清原牧場→11:54駐車場所 |