札 幌 連 山
 奥三角山(よこして山:354m) 大倉山(307m) 三角山(琴似山:311.0m)
 (別に三角山のページ有り)
縦走コース別 山の手 宮の森
(未踏)
大倉山 小別沢 ワレ目
自然歩道 鉱山跡

 ポイント
 市街地に隣接する縦走路なので、縦走中やそれぞれの山頂から変化に富んだ札幌市街が楽しめる。奥三角山は太っ腹な地主さんが、山頂の石垣を整備し山頂標識を設置したり、林道と自然歩道の整備もして、一般開放しているようだ(感謝感激)。大倉山ではソフトクリームも魅力だが、シャンツェの上から覗くと、ジャンプの臨場感が肌に伝わってくる。奥三角山の登山口(小別沢鉱山跡林道)を通り越して、盤渓方向へ辿れば、西高山も縦走の一山になりそうだ。小別沢はアイヌ語で「ク・オ・ペツ(仕掛け弓を置く所)」と言われている。
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
山の手駐車場発着コース

 アクセス
 北一条宮の沢通の山の手の登山口を目指す。無料の駐車場があり、安心して駐車できるが、土日祝日は混み合う。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2016.8.4」へ Google マップ
 8月4日<2016(H28)年 一周8.673km 3:17>
三角山→大倉山→奥三角山→大倉山→三角山(トラバース)
 平日の早朝だったので、駐車場は空いていた。登山口から尾根に上がると、北側の小さなコブへ道が延びていたので、少し辿って見る。コブから下へ踏み跡が続いているようだった。ジモティの勝手口なのだろうか。戻って、尾根筋を登って行くと、こぶし平にでる。この広場には、ベンチが設置され、案内板3(三の坂)がある。ここから東側の山腹に延びている登山道を辿り4方向を目指す。
朝の駐車場 北コブ こぶし平 3(三の坂)
 「三の坂」の標識が木立に括り付けられていた。表示の無い分岐は山側を辿ることにする。折り返し地点に「六の坂:望洋山道」の標識があり、折り返して登って行くと、木立の隙間から日本海が見える所がある。「七の坂」「八の坂」と登って行く。
三の坂 分岐 六の坂:望洋山道 八の坂
 登り切ると、登山道に突き当り、案内板9(九の坂)の標識がある。登って行くと東屋があり、最後の十の坂を登り切ると山頂に着いた。残念ながら、市街地は霞んで良く見えない。
九の坂:6 東屋 山頂 霞んだJRタワー
 三角点や三角点の解説板を見て、先を急ぐ。案内板7(十の坂)から8へと下って行く。ここからは、急な階段を下って行く。
三角点 三角点の解説板 7(十の坂) 階段の道が
 下りきると哲学の道分岐になり、案内板8が立っている。再び登り、階段を登り切りコブに上がると、三級基準点が設置されていた。次のコブにはボロボロの標石があった。
哲学の道分岐 8 三級基準点 ボロボロの標石
 大倉山ジャンプ競技場の分岐標識があり、下って行くと競技中で閉鎖されていた。覗くと、誰も乗っていないリフトがカラカラと音を立てて回っていた。帰りにソフトクリームにありつけないのでガッカリする。道端にあったベンチで休憩すると奥三角山が見えていた。
大倉山分岐 閉鎖 ベンチ 奥三角山
 ベンチから下って行くと、キツリフネが咲いていた。小さくアプダウンを繰り返し下って行くき、階段を下ると平らになる。平らになると昔の峠道だったワレ目がる。小別沢トンネルが出来るまでは、リヤカで野菜を運搬していたと言うから驚く。ワレ目には標識も設置されていた。少しワレ目を下って見るが、夏草に覆われていた。
キツリフネ 階段 ワレ目 看板
 道標の支柱に「小別沢トンネル」の表記があるが、トンネルの真上ではないようだ。道が登りかけになると、奥三角山の分岐になる。「ここから先は私有地です。自然歩道ではありません。札幌市」の標識から延びる急傾斜を登り切ると、山頂への道に出る。山頂は石垣で補強され広くなっていた。
小別沢トンネル 奥三角山分岐 急登 山頂
 山頂からは、荒井山、神社山、円山、藻岩山が見えるが、霞んでいた。
                     ←大
荒井山              神社山 円山               藻岩山
 山頂にはベンチ、標石、山頂標識もある。ベンチに座って休むと、神社山と円山が重なって見える。帰りは小別沢鉱山跡から帰ろうと林道を下って行くと、「←鉱山林道」「下山道」の標識が立ち木に打ち付けられていた。尾根道から鉱山林道に下って行く。
ベンチと山頂 山頂標識 神社山と円山 林道の標識
 「盤渓小学校2km/小別沢→福井2km・宮の森2km」の道標も現れる。奥三角山に直登する分岐を過ぎると、「盤渓・小別沢→福井・宮の森→」の道標も現れる。小別沢鉱山の小屋があるはずだがと探しながら下って行くが見当たらなかった。下って行くと十字路になり「盤渓・小別沢→福井・宮の森→」の道標が木立に括り付けられていた。
林道の標識 分岐 林道の標識 十字路
 小別沢鉱山の入口に下りると、入口には「蟠渓小1km←→福井1km・宮の森1km」「←奥三角山」の道標があった。小別沢の入口に下ると、大きな看板には、奥三角山の鉱山口にも登山道が描かれていた。畑の傍に延びる自然歩道を登って行くと、奥三角山の分岐になる。「ここから先は私有地です。自然歩道ではありません。札幌市」の標識が立つが、山頂から延びる下山道になっていた。
小別沢鉱山の入口 標識 小別沢の入口 奥三角山下山道分岐
 再び、奥三角山の入口を通過し、小別沢トンネルの上を通過すると、2つの境界石が埋まっていた。大倉山が近づくと、後ろに宮の森シャンツェが見え出す。ベンチのピークに上がると、トンボが飛んでいるので、蚊から解放される。大倉山は素通りしようと思たが、ジャンプ台の傍に延びる木道から飛ぶところを見えないかと下って見るが、かなり下らないと見え壮に無いので止める。哲学の道の分岐から三角山をトラバースする。
小別沢トンネル 宮の森シャンツェ トンボ 哲学の道分岐
 岩場を超えながら下って行くと「哲学の道」の道標がある。看板4(四の坂)が現れ、次に、登った分岐を通過する。こぶし平から果樹園の方に下る道を通り、登山口に着く。
岩場 標識 4(四の坂) 登山口へ
縦走コース別 山の手 宮の森
(未踏)
大倉山 小別沢 ワレ目
自然歩道 鉱山跡

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 二人の山行記録
 三角山駐車場発着コース(三角山・大倉山・奥三角山)
 2016(H)年8月4日(木) 曇り 一周8.673km 3:17
 6:46駐車場→6:48北コブ→6:57こぶし平B→三の坂→7:03分岐→7:08望洋山道(6・7・8の坂)→7:14E→九の坂→7:22F→十の坂→7:26三角山7:29→7:30F→7:35G哲学の道分岐→7:40三級基準点→7:50境界石→7:56大倉山7:58→8:50ベンチ→8:12ワレメ→8:15小別沢トンネル上→8:18分岐→8:30下山道へ→8:32奥三角山8:36→下山道→8:40鉱山林道分岐→8:44直登コース分岐→8:46十字路直進→8:56鉱山入口→9:00小別沢入口→9:15下山道分岐→9:25奥三角山分岐→9:28ワレ目→9:44ベンチ→9:46大倉山9:52→9:56境界石→10:02三級基準点→10:05哲学の道分岐→10:13C→10:14分岐→10:17こぶし平B→10:20分岐左:果樹園へ→10:23駐車場