来馬岳(1040.1m) |
ポイント カルルス温泉コース:「サンライバスキー場」のゲレンデを登り、五合目から登山道になる。 鉱山町コース:展望が無く、花も少ない笹の生い茂った登山道を辿る。現在、倒木が多く笹も一段と生い茂って荒れているようだ。 オロフレ峠からカルルス岳(1077m峰)を経由して縦走できる。 |
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鉱山町コース |
アクセス 登別市の幌別ダムの奥に進むと、鉱山町があり、幌別来馬川に架かる鉱山橋の右手前に看板がある。来馬岳の看板は小さい。 この幌別来馬川沿いの舗装道路を進むと、今度は左手に看板があり、砂利道の林道へ入る。この林道は狭いのと山菜採りの車が多いので、すれ違うときには慎重に。 |
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国土地理院地図 GPSトラックは「山の地図帳2004.5.16」へ Google マップ |
5月16日<2004(H16) 往復10.648km 登り3:24 下り3:05> |
登山口に着くともう8台位の車が停まっていた。随分人気のある山だと思ったら、登山者はわれわれだけで、タケノコ採りの連中だった。霧のかかった道を登って行くが、最初は林道跡とは思えないほど岩がゴツゴツと出ていて、湿っているので歩き難い。これで、距離が長いとなると結構大変だと思う。道がジグザグを切るころ、笹薮がざわめくがタケノコ採りの人だった。 タケノコ採りのエリアを抜け、単調なササだけの道を歩いていると、大きな木が出てきた。よく見ると木の中にキノコが埋まっているように見えた。 |
登山口 | 登山口から駐車場を | 霧のかかった道を | キノコが埋まって? |
霧の中を彷徨って歩いていると、淡いピンク色した「オオバナエンレイソウ」が顔を出す。なかなかの美人なので写真を撮る。小さな沢を渡って林道を横切る。林道には迷わないように道標が設置されていた。また、林道を横切る。ここにも道標がしっかり付いていた。霧が晴れかかるとようやく山頂が見えてきた。見えてきたのは良いが、GPSを見るとまだ6割位しか来ていない。登別山岳会の資料では登り2時間15分とあったが、既に2時間が過ぎていて一寸焦ってくる。登別山岳会のタイムはハイカーには当てはまらない。 |
淡いピンクの(大×) | 林道を横切る | 林道を横切る(大×) | ようやく山頂が |
登山道は笹薮に隠れ掻き分けて進む。救いは霧が晴れて山頂が見え出したことだった。山が近くなると、急になり、滑りやすい粘土地を登って行く。急なところには本当の鎖が設置されていたが、笹の中に隠れて見えなかった。残雪も現れ高度が上がったと実感できた。鎖場には大きな岩もある。 |
笹の茂った道 | 山頂が見え出す | 残雪の鎖場 | 岩場の鎖場 |
岩場を過ぎると笹薮がなくなり、ツバメオモトが多い尾根に上がる。ツバメオモトはまだ蕾だった。ここから直ぐ頂上だった。頂上はまだ誰も居ないので、記念写真を撮らず、早々に昼食をとる。頭の上は青空になったが、依然として雲海の上にいて展望が利かない。 |
岩場(大×) | 頂上直下 | 山頂標識 | 雲海が広がる |
時折、オロフレ山の頭が見える程度だった。突然、スキー場方向から登山者のご一行さんが登ってきて、賑やかになる。空も飛行機が飛行機雲を引き連れて飛んできた。よく見ると、飛行機の機体も真っ白だった。気になった隣の1035m峰は良く見える。道があるはずなので行ってみると、登って来た登山道よりも良い道が続いていた。道標は一切無い。 ご一行さんに心配されないように、鉱山町から来たことを告げ下山する。鉱山町の方向には山頂に道標が木にくくり付けられていた。 |
オロフレ山が | 真っ白な機体と雲 | 隣の1035m峰 | 山頂から下山 |
鎖場は鎖に掴まり慎重に下る。途中で室蘭岳やカムイヌプリが望まれた。小沢を渡り、ようやく登山口に着くともう既に誰も居なかった。この登山道は「タイライ来馬線歩道」と言い、全長5406mあるらしい。 |
鎖場を下る | 室蘭岳が顔を | 小沢を渡る | タイライ来馬線歩道 |
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二人の山行記録 2004(H16)年5月16日(日) 曇り後晴れ 往復10.648km 登り3:24 下り3:05 8:32登山口→10:06分岐1→10:17分岐2→11:34鎖場→10:06分岐→11:56頂上12:29→12:41鎖場→13:54分岐2→14:04分岐1→15:34登山口 |