於兔牛山(osousiyama 392.2m 三角点名:於壮志山) |
ポイント コルから主稜線に上がるが目印は無いので、鹿道を登る。主稜線はダニが多いので、残雪期か初冬が良いのではと思う。 |
アクセス 国道274号線(三川国道)から廃校になった小学校の前にある手押し信号を南に折れる。石勝線の線路を渡り、道東自動車道のアンダーパスを潜る。アンダーパスから直ぐ左に入る。舗装道路が切れ少し奥に入ると林道の入口がある。入口は、変形した林道の十字路になっている。林道入口には入林届ポストがある。 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2016.5.9」へ 周辺地図 |
5月10日 <2016(H28)年 登り1:37 下りクオベツ貯水池経由1:51 往復10.376km> |
入林届の目的欄に登山と〇を付け、出発する。この場所は熊の生息地なので、親の形見の昭和歌謡を流しながら歩き出す。最初は、緩やかな登りになる。途中、小さな沢もあり沢に沿って分岐していた。道端にはエゾヤマザクラやヒトリシズカが咲いていた。野の花は極端に少なく感じた。 |
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入林届 | 沢沿いの分岐 | エゾヤマザクラ | ヒトリシズカ |
登り切ると、切通しのような下りになり、下りきるとクオーベツ貯水池へ行く道が分岐する。道端には川端林道の看板が見えて来る。見上げればコブシの花が咲いていた。再び、南京錠のかかった鎖のゲートが現れる。 |
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貯水池分岐 | 林道看板 | コブシ | ゲート |
滑床のクオーベツ川を眺めながら下って行くと、飛泉橋が現れる。川岸には顔の様に見える岩が鎮座していた。板状に重なり合う岩の崖もあり、滝の様に水の音が聞こえていた。 |
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クオーベツ川 | 飛泉橋が | 顔に | 重なり合う岩の崖 |
送電線の鉄塔が現れ、川端林道から、再び、南京錠のかかった鎖のゲートを交わす。途中で、クオーベツ貯水池が見えないかと、林道を外れて試みるが駄目だった。登って行くと、コブシの花が間近に見られ、円山にある様な大木も現れる。 |
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分岐 | ゲート | コブシの花 | 大木 |
右手に地図では判別できないコブがあり、そこを切通しのような恰好で通過する。山頂のある斜面は崖状になり、崖から歯の様な石が覗いていた。見ようによっては獣の顔に見えないこともないと思う。山頂直下の道は荒れて来るが、木立が無い分、山並みが見えて来る。 |
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地図に無い右のコブ | 獣の顔が | 山頂直下の | 山並みが |
四角い歯の様な石が斜面から抜け落ちて落石になっていた。山野草が全く咲いていない所にサクラが咲いていて心が和む。道は下りだすので、コルの付近で主稜線に上がる場所を探す。かなりマイナーな山のようでピンクテープも無いが、鹿道はあったので、上に上がって見る。すると、反対側からも作業道跡があり、主稜線は背の低い笹が続いていた。その中に鹿道も延びているので、楽々登って行く。すると、愛棒が、ダニだと摘まんで見せる。早速、ダニチエックするが、ズボンにダニの行列が出来ていた。慌てて、払落し林道まで下りる。林道で、ダニを払落し、山頂を諦めて引き返す。引き返した所は、距離にして後110m、高さで12mの所だった。 |
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落石が多い | サクラ | 主稜線へ | 主稜線 |
意気消沈して、時々、ダニの残党が居ないかチエックしながら下って行く。花も山菜もないが、下りはみように遅かった。不完全燃焼のまま帰るのも残念なので、クオーベツ貯水池に寄ることにする。分岐から昭和44年11月竣工の九尾別橋を渡る。ダムの入口には鎖のゲートがあり、その奥にクオーベツダム管理橋が架かっていた。クオーベツ貯水池の水利使用標識を見ると、灌漑面積は22,607.86haと記されている。ダムの堤に立って、静かな貯水池を一望する。 |
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九尾別橋 | ダム | クオーベツ貯水池 |
貯水池の周囲には、サクラが咲いていた。橋の上から放水口を覗いて引き返す。登り返していたら、フキが目に留まったので、少し頂こうと物色していると、熊さんの一盛も見付けてしまう。最後に、林道入口のゲートが見えて何故かほっとする。 |
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サクラが | 放水口 | 熊さんの一盛 | ゲートが |
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二人の山行記録(遊びの時間を含む) 2016(H28)年5月9日(月) 曇り 往復距離10.376km 登り1:37 下りクオーベツ貯水池経由1:51 8:57林道ゲート→9:13貯水池分岐→9:15ゲート→9:23飛泉橋→9:30ゲート分岐→10:31コル→10:34山頂直下引き返し→11:21ゲート分岐→11:27飛泉橋→11:34ゲート→11:36貯水池分岐→11:37九尾別橋→11:45クオーベツダム→11:54九尾別橋→11:55分岐→12:15林道ゲート |