奥三角山(よこして山:354m)

 ポイント
 冬や春先の山頂から札幌市内や樺戸山塊、芦別岳、夕張岳が一望できる。
小別沢鉱山跡ルート
時期 12/3 3/7

 アクセス
 小別(こべつ)沢線沿いに小別沢会館があり、その反対側の道に入る。会社の構内のような状況の道を奥に進んで行き、駐車スペースを見付ける。
  国土地理院地図  周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 12月3日<2012(H24)年 往復ツボ足2.369km 登り52 下り32> 
 盤渓林道の沢沿いに駐車スペースを見付けて、盤渓林道の入り口から山に向かう。林道沿いには樹種の名前を書いた札が打ち付けられていた。真っ直ぐ延びる林道を辿って行くと、広場になり左側に荒れた林道が分岐する。そのまま、真っ直ぐ登って行くと鉱山跡の建物が現れる。大きな方の建物からタヌキが顔を出す。
盤渓林道から 標識(大×) 林道を 鉱山跡
 タヌキを見ようと近づいて行くと、頭を隠して尻隠さずの状態で困っていた。フラッシュの光で、驚いて床下に脱げてしまう。仕方がなく、林道に戻って登って行くが尾根が透けて見えてくると、左側に方向を変えトラバオース気味に登って行く。林道からは百松沢山と神威岳が見えて来る。林道の法面には柱状節理のような岩が顔を出す。
タヌキ トラバース 百松沢山 岩が
 砥石山も見えて来る。道端には赤い実が綺麗に見える。林道は遊歩道から登って来る尾根道に合流する。尾根道を登って行くと山頂が見えて来る。
砥石山 赤い実 尾根道へ 山頂
 山頂に上がると、樺戸山地、芦別岳、夕張岳のパノラマが展開していた。眼下には三角山、荒井山、神社山、円山、藻岩山が見える好天に恵まれた。
                     ←大
三角山 樺戸山地         芦別岳 夕張岳          神社山 円山
 真っ白なピンネシリと隈根尻山、芦別岳、夕張岳が望まれ、札幌の郊外にはモエレ山も見えていた。
ピンネシリ・隈根尻山 芦別岳 夕張岳 モエレ山
 市内にはテレビ塔がビルの谷間状態で見えていた。頂上で円山をバックに記念写真を撮す。最後に荒井山を見て下って行く。帰りがけ遊歩道の入り口に立っている自然遊歩道の看板を見ると、鉱山跡の林道は一般道として記載されていた。
テレビ塔 頂上(大×) 荒井山 自然遊歩道
 3月7日<2018(H30)年 往復ツボ足2.263km 登り50 下り25>
 盤渓林道沿いの駐車スペースに車を停めて、小別沢鉱山跡への入口を見に行く。雪面には、スノーシューのトレースが確りあるのでツボ足で登ることにする。長靴で登って行くと、エゾマツの樹名板が打ち付けられた樹にキツツキが突いた穴があった。スノーシューのトレースは直ぐに主稜線に向かって登りだすが、ツボ足では辿ることができないので林道を登ることにする。広場状の地形に来ると、下山口の道標がある。その上には小別沢鉱山跡の建物が二棟見えて来る。
小別沢鉱山跡の入口 キツツキの跡 林道分岐 鉱山跡
 鉱山跡の建物を過ぎると、倒木があるので、上の林道へ直登する。奥三角山の主稜線に向かってトラバース気味に山腹を進んで行く。主稜線にはトレースが延びていた。山頂に上がると、ベンチが奇麗に除雪されていた。辺りの木々も北側を除いて奇麗に切られているので見晴しが良い。北側には木立越しに日本海が覗ける。
バイパス 尾根道へ 山頂 海が
 札幌市街や荒井山、神社山、円山、藻岩山が良く見えていたが、遠くは霞んでいた。
                     ←大
荒井山        神社山 円山             藻岩山
 藻岩山から山側にコバランド、三菱山、砥石山、ワレ山と連れなって見える。
                     ←大
藻岩山        コバランド    三菱山 砥石山 ワレ山
 山頂では、孫と一緒なのでマックを食べる。山頂標識には「奥三角山(よこして山)」と表記されていた。裏にはその由来が書かれていた。外国企業に買われて登山禁止になった山もある中、山を開放して頂ける地主さんに感謝して山頂を後にする。鉱山跡の分岐には「盤渓/小別沢→福井/宮の森→」の看板がある。
山頂標識 由緒書き 山頂 鉱山跡分岐
 
小別沢遊歩道コース

 アクセス
 小別(こべつ)沢線沿いに小別沢会館があり、その反対側の道に入る。会社の構内のような状況の道を奥に進んで行き、駐車スペースを見付ける。
 2月11日<2001(H13)年 スキー 登り55 下り46 >  北の山游詩:スポットライト札幌の街
 つぼ足で登ったかなり前の足跡があったが、スキーで登ったのは私たちだけのようだった。尾根取り付きの看板前と、尾根の急登はシールを付けていても真っ直ぐに登ることはできなかった。
                     ←大
荒井山        神社山 円山
 尾根道の急登手前で鹿が山頂方向から下りて来て、慌ててひき返した足跡が頂上まであり、我々が追いかけた格好になったので、ちょっと困ったようだ。風紋(シュカラブ)や雪庇も小さいながらあった。
 頂上は狭いので、スキーを落とさないように慎重に雪に刺した。頂上に座って、ビル座同定して楽しんだ。我々で奥三角山、いや札幌を独り占めだった。帰りはスキーで滑り降りるには急で木もあるので、びびりながら下りた。
 最初のコブにも寄ってみたが、五天山の採石後がなんとも哀れな姿でに見える。
宮の森シャンッエを望む 頂上(大×) 途中で五天山を望む
 =奥三角山の名前=
 2002年12月7日に加藤さんが奥三角山へ行ったときに、山頂標識があって、「よこして山」と書かれていたということです。もともと、奥三角山も札幌の山々に記述されていますが愛称です。どちらが良いでしょうか?私は奥三角山かな?

山行記録冬山2   次円山へ   アソビホロケール山へ

 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2018(H30)年3月7日(水) 晴れ 往復ツボ足2.263km 登り50分 下り25分
 11:08鉱山跡口→11:34鉱山跡→11:53尾根へ→11:58奥三角山12:2012:45鉱山跡口
 2012(H24)年12月3日(月)晴れ 往復ツボ足2.369km 登り52分 下り32分
 9:42鉱山跡口→10:06鉱山跡→10:31尾根へ→10:34奥三角山10:4611:18鉱山跡口
 2001(H13)年2月11日(日)曇り スキー 登り55分 下り46分
 14:03遊歩道口→14:58奥三角山15:25→16:11遊歩道口