オコタン崎(293.4m) |
ポイント オコタン崎へ向うまで、林道を辿る。オコタン崎へ南下する所からは、藪は無く何処でも歩けるので尾根を辿る。ミズナラの巨木の周辺には大木や大岩が多い。三角点:岬がある。 |
アクセス 札幌から国道453号線を走り、幌美内から道道730線で丸駒温泉を目指す。林道の入口に数台、手前に2台程度路駐出来るスペースがある。 国土地理院地図 GPSトラックは「山の地図帳2021.10.13」へ 周辺地図 |
10月13日<2021(R3)年 往復7.567km 往路1:36 復路1:51> |
丸駒林道のゲート前に一番乗りだった。最初は、立派な林道だったが、直ぐに林道が崩落した跡地になる。まるで賽の河原の様な雰囲気がある。晴れていれば、恵庭岳が望めるはずだがと思いながら奥の林道に上がる。再び、良い林道になるが、それも束の間で、林道の崩落地になる。 |
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ゲート | 崩落地1 | 奥に林道が | 崩落地2 |
林道は崩落していないが、沢には潰れかけたコルゲート管が見える。このカーブの沢を越えると、藪の中に真っ黒な雄シカがいた。こちらを一瞥して、悠然と音もたてずに藪に姿を消す。林道に「人口補整林」の看板1が現れる。道標や標識が一切ないので、新鮮に思える。看板の字は何が書かれていたのかわからない。再び、同じ様式の看板2(1.2km地点)が現れる。道端に、シカのヌタ場を見付ける。およそ1.6km地点から、僅かにササ被りが見られるので、刈込ハサミを取り出して、刈りながら歩く。 |
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人口補整林1 | 看板2(1km地点) | シカのヌタ場 | ササ被り始め |
逆さになった林班の看板も現れる。これを越えると林道の最高地点400mに達する。最高地点辺りで、地図から道の表示が無くなり、シカのヌタ場やタヌキの溜め糞が現れる。谷の方向は結構急に感じる。奇麗な紅葉になった所もある。 |
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林班の看板 | シカのヌタ場 | タヌキの溜め糞 | 紅葉 |
コケの奇麗な急な谷の間からは湖面も覗けるようなる。法面にはウロコの様に剥がれそうな露岩や岩抱きの木も見えて来る。最後の看板が現れると、ササが無く何処でも歩けそうな所に出る。まだ、オコタン崎への尾根ではないと思い右へ辿ってしまう。少し行くと、下に道らしいのが見えて来るので下って行く。少し下ると、尾根から外れていることに気が付いて、大きな二つの岩の間から尾根に向かう。 |
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湖面が | 露岩 | 岩抱きの木 | 看板(左) |
尾根筋には看板があり、何処でも歩けそうな所になる。下って行くと、巨木が見えて来る。巨木を回り込んで樹洞のあることを確認する。これが、オコタン崎のミズナラの巨木なんだと確信する。幹周りは6.9mあるようだ。近づいて、アメリカインディアンの呪文「knok on wood」を唱えて、一族の安泰を願う。写真では対象物が無いので、大きさが伝わり難いが、樹洞に人が入れる大きさがある。尾根伝いに、岬を目指すが、西に逸れてしまい、目の前に大きな岩が見えて来る。 |
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どこでも歩け | 巨木 | 巨木の樹洞 | 大きな岩1 |
尾根伝いには大きな岩がゴロゴロあり、最後の大岩を乗り越えると、紅葉した木々の間から湖が見えて来る。 |
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大きな岩2 | 大きな岩3 | 大岩を越えて | 紅葉と湖 |
歩き易い裸地の奥に三角点:岬が見えて来る。三角点から愛棒に電話すると繋がった。三角点から湖畔に下りようと、尾根伝いに下って行くと、地図からは読めない細尾根になり、転がり落ちかねないので引き返す。尾根上にある小さなコルから、千歳川の両脇にあるシリセツナイ山、キムンモラップ山とモラップ山が覗けた。 |
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三角点が | 三角点:岬 | 紅葉 | キムンモラップ山 |
今度は、この小さなコルから、湖畔目掛け西へと下って行く。湖畔に下りて水辺をジャブジャブ歩く。この為に、今日は長靴で来た。対岸には、美笛、丹鳴尾、丹鳴岳、フレ岳、漁岳、奥譚と展開していた。 |
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美笛 丹鳴尾 丹鳴岳 フレ岳 漁岳 奥譚 |
岬までは湖畔を辿るだけでは行けそうもないので止めた。奥譚の方も湖畔からは行けそうに無いが、湖畔の大きな岩や支笏湖グランドホテルの建物が見えていた。帰りは、尾根を目指して登って行く。帰りは、余裕が出たので、大岩や大木を眺めながら登り返す。 |
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オコタン崎 | 大岩 | 大木1 | 大木2 |
巨木を探していた時には目に入らなかったが、次から次へと大木が現れる。 |
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大木3 | 大木4 | 大木5 | 大木6 |
来た時に迷った分岐らしき所を良く見ると看板から左だった。タヌキの溜め糞もあった。次に来る人のために、倒木を集めて、左に誘導するように置いた。帰りは、ササの切り忘れを見付けては切りながら元来た道を戻る。帰り道、唯一の道標となる矢印を見付ける。一番初めの沢からは、恵庭岳の一部が覗けた。 |
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ここから左だった | タヌキの溜め糞 | 矢印 | 恵庭岳を |
岬で出会った巨木・大木達 |
HYML仲間のIzumidaさんによると、巨木の周辺で、6m以上1本、5m以上8本、4.5m以上7本、4m以上25本、3m以上38本が見つかっていて、2m以上を含めると100本を越えるそうです。異色では、2.9mを越すエゾマツもあるようです。今回は、そのほんの一部を見ただけのようです。 |
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巨木の東面 | 巨木の西面 | 大木1 | 大木2 |
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大木3 | 大木4 | 大木5 | 大木6 |
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山行記録 2021(R3)年10月13日(水) 晴れ 往復7.567km 往路1:36 復路1:51 6:36林道入口→6:39林道崩落→6:43林道崩落→6:55人工林看板→6:58人工林看板→6:59シカのヌタ場→7:10ササ被りを切りながら→7:14班境界標→7:19シカのヌタ場→7:25タヌキの溜め糞→7:32露岩→7:36岩抱きの木→7:38看板の左が正解→7:49看板→7:52巨木7:56→8:12三角点:岬8:18→8:31湖畔8:34→8:46大木→8:48大木→8:50大木→9:01大木→9:02大木→9:05大木→9:09看板の分岐迷わないように倒木を置く(タヌキの溜め糞)9:14→9:29立ち木に矢印→10:01崩落→10:05崩落→10:09林道入口 |