西民の山(251m)
=手稲山塊=
コース別 宮丘公園芝生広場 宮丘公園南斜面 西野西公園 ネオパラ登山口
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=

 ポイント
 西野市民の森のピークを略して西民の山(251m)とした。西民の山の登山口は、ネオパラ山登山口、西野西公園、宮丘公園の3か所ある。宮丘公園案内板の南西隅に▲印があり、市民の山の登山口となる。
 山頂には手造りのベンチがあるが、展望は無い。最近、東側から直登する道が出来たり、西側の上追分山(385m)とも登山道で繋がった。
 国土地理院地図  周辺地図
西民の山
宮丘公園芝生広場コース

 アクセス
 朝起きて山の支度をしていたら、雨が降って来て、出鼻をくじかれる。パソコンで雲の動きをチケックするが、今日は駄目なようだ。一旦は諦めかけたが、思い直して近くの西野市民の森へと車を走らせる。
 北1条宮の沢通に入口のある広い駐車場(7時〜19時)は平日にもかかわらず、満車に近かった。
 7月13日<2011(H23)年 往復5.344km 登り57 下り1:00>
 駐車場の周囲に広がるパークゴルフ場でプレーをやっている人達を横目で見ながら、芝生広場へと上がって行くと、階段んの上に「標高89.472m」のプレートが埋まっていた。芝生公園では人々が朝の散歩をしていた。芝生広場の向こうには市民の森のピークが見えていた。舗装されたメイン通りを辿って行くと手稲峰が見え、その山麓に風車がせっかちなときの流れを押し戻してでもいるかのようにゆっくりと回っていた。
駐車場から 標高プレート トンネル上を 手稲峰
 左側には三角山と大蔵山へと繋がる稜線が見え、その後ろに藻岩山の一部が見えていた。「展望広場580m/トリム広場530m」の標識が現れたので、トリム広場の方へ下って見ると、また、「←トイレ/展望台550m/展望広場510m/トリム広場320m」の標識が現れる。引き続き下って行くと、「春の小路」と彫られた自然石が現れるが、トリム広場の方へと下って行く。道は上追分川の右岸沿いへと下って行く。下りきると上追分川に橋が架かっていて一般道からもトリム広場に入れるようになっていた。橋の下からも湿性植物観察ポイントからの道が合流してくる。トリム広場は北斜面コースでもあるようだ。
三角山 春の小路分岐 上追分川入口 北斜面コース
 鉄棒などの遊具が設置されているトリム広場を登って行くと、一般道からの入口が現れるので、一般道に出て見た。この上に木が敷かれた春の植物観察デッキがあり、傍にある看板によると、春にはキクサキイチゲ、エゾニリンソウ、エゾエンゴサクが咲くようだ。「春の植物観察デッキ」と彫られた自然石の標石も設置されている。
トリム広場 上追分川上の入口から 観察デッキ 観察デッキの標石
 「春の小路」と彫られた標石の鎮座する分岐があるが、丸太の階段を登って行くと、再び、分岐になるが、そのまま真っ直ぐ進む。道がカーブしだすと、「西野市民の森散策路入口/至西野8条10丁目約2000m」の看板が立っている散策路の入口に到着する。熊出没注意の看板の架かる遊歩道を奥へと進んで行く。
春の小路の標石 丸太の階段 遊歩道入口 熊出没注意
 天気が悪い性もあり、薄暗い遊歩道を、小沢を超えたり、笹が刈られて間もない道を辿って行く。木立の合間から西野市街、五天山、奥三角山(よこして山)、砥石山の三角山が見えるようになり、最高地点に到着する。ベンチに座って、昼食と思ったが、蚊やブヨが舞っていて断念する。奇跡的に一輪だけさいていたクルマユリを見て下山する。
西野市街 最高地点 ベンチ クルマユリ(大×)
 下山中に、三角山、大倉山、藻岩山を見ながら下って行く。下りは、刈られた笹で、足元が見えない所があり慎重に下って行くと、入口に到着する。
 帰りは、公園内の尾根に延びる道で下ることにして、北斜面コースで展望広場を目指す。展望広場は名ばかりで展望は無い。
三角山 下って 入口を振り返る 展望広場
 展望広場からトイレの横を通って、展望台に向かうと、展望台からは市街地が眼下に、その後ろに薄っすらと樺戸の山々が見える。
 芝生広場に辿り着き、ベンチに座り手稲の山々を眺めながら、遅目の昼食を食べる。帰りは、遊具広場から水生植物の小路に下りて、駐車場と思い遊具広場に下って行くと、小学校の生徒の生き生きとした声が聞きこえて来る。昼休みが終わったばかりの中庭には誰も居ないが、水の腐った池があり、その回りには立ち入り禁止のロープでも張られているようだ。札幌も財政難のようだが、もう少し綺麗にして欲しいと思いながら、下に下りようと思ったが、遊歩道の手入れがされていないようなので、止めて帰る。
トイレ 展望台 展望台から 遊具広場
宮丘公園南斜面コース

 アクセス
 西野屯田通から多目的広場の入口に入る。
 10月30日<2014(H26)年 往復4.025km 登り45 下り34>
 道路の一角に「宮丘公園」の看板が立っている。舗装された道路を辿って行くと、多目的広場の中に公園の案内板が立っていた。多目的広場の向かって右側から登ることにする。足元には「南斜面コース」の標石があった。林間広場を横目で見ながら登って行く。
看板 案内図 標石 林間広場
 葉の落ちた林の中を、所々に名残りの紅葉を見ながら登って行く。分岐を2越えると、道端に樹木を解説した看板が現れる。。
紅葉 葉の落ちた林を 樹木の解説 林間広場
 平らになると林間広場に到着する。林間広場から展望広場に登り、西野市民の森の登山道を目指す。広場から一番左側の道を下るはずが、真ん中の道を下ってしまったので、トイレに下りてしまう。仕方なく、Uターンする格好で登山口を目指す。
林間広場 展望広場 トイレ 登山口
 登山口には「西野市民の森散策路入口/至西野8条10丁目約2000m」の看板が立っている散策路の入口に到着する。名残り紅葉を探しながら辿って行くと小沢があり丸太の階段を登って行く。道端の木の幹には、「H23.10.5痕跡」と書かれたテープが垂れ、無数の穴が開いていた。
道標 紅葉 小沢を 痕跡
 落ち葉を綺麗に除けた跡もあるが、何を捜した跡なのだろうと思う。小さなコブを一つ越えると南斜面に回り込んで行き、三角山、藻岩山、札幌ドームが見えて来る。
痕跡 遊歩道を 三角山と藻岩山 札幌ドーム
 最高地点の直下になると、大きく方向を変えて登って行く。この辺りにも残り紅葉があり、主稜線に上がると、再び西に方向を変え最高地点に到着する。ベンチのある所は、主稜線を少し西に行くとあった。
最高地点へ 紅葉 最高地点 ベンチ
 ベンチに座っても展望は無いので、直ぐに下りだす。下りでは、すっかり葉が落ちてしまった木立越しに市街地を眺めながら帰る。途中、樹木の名盤もある。再び、小さなコブを登り返す。途中で、山一番の大木を見上げる。
市街地 名盤 コブ 山一番の大木
 登山口に戻って、今度は真っ直ぐ展望広場に登って行く。展望広場に出たところには、標石「北斜面コース」があった。展望広場では体操をしている男性や犬を放して散歩させている男性もいた。何と言う犬種なのかペッタラコイので驚く。
 林間広場からは、西側の道を下って行く。途中、セミの解説とトンボの解説の看板が立っていた。
公園に 北斜面コース セミの解説 トンボの解説
西野西公園コース

 アクセス
 西野西公園を目指す。案内版や道標は少ない。
 6月9日<2011(H23)年 往復1.968km 途中撤退> GPSトラックは「2011.6.9」の地図帖へ
 野球場の様な西野西公園前に駐車して、東側に回り込み丸太の階段を見付ける。そこから入ったがアマニュウの藪で、最近誰も通っていないようだった。奥へ進むと公園の一角に出てしまう。どうやらこちらから来た方が良かったと思う。更に、アマニュウの藪を漕いで行くと、右手から道が合流して来る。更に、奥に進むと、今度は分岐になり、道なりに進んで見ると、遊歩道の標識があり、少し安心する。
西野西公園 丸太の階段 アマニュウの藪 唯一の標識
 オドリコソウ、コンロンソウ、クサノオ等を見ながら下って行くと、「この先私有地につき通り抜けできません」の看板が立っていた(正解はこの道を辿る)。仕方が無く、戻って送電線下に延びる管理道を辿ることにする。
オドリコソウ(大×) コンロンソウ(大×) クサノオ(大×) 看板
 遊歩道から作業道に入ると奥で分岐するので、右側の道を辿ることにする。すると、鉄塔の下に辿り着き、目の前に西民の山(251m)が見えていた。市街地や西野上(三角点名)も見え一息付く。
作業道が分岐 251m峰 市街地を 西野上を
 次の作業道を探すと、沢に向かって下っていた。沢を越えるとコケイランが咲いていたが、ここからアマニュウの藪が凄くなる。次の高みに上がろうと団扇でアマニュウを切りながら藪を漕いで行くと、愛棒が何か黒い物が飛んでくると言い、悲鳴を上げる。振り返って見たら、ズボンにダニが数十匹蠢いていた。慌てて、払い落とし、自分のズボンを見たら、ダニが付いていた。慌てて払い落とし、引き返すことにする。鉄塔の下に戻ってダニチケックをし合うと、私の帽子に3匹付いていた。もう、意気消沈して引き返す途中、JRタワーを見る。
沢に下って 沢が コケイラン(大×) JRタワーが
 公園の一角に辿り着いて、再び、ダニチエックをするが居なかったので、ほっとする。公園の展望台から三角山、大倉山、奥三角山、藻岩山、五天山、砥石山、安部山を見渡して終わる。
                             ←大
三角山 大倉山 奥三角山        藻岩山 五天山 砥石山     安部山
 札幌市街地で、こんなにダニが居るとは思わなかったので、ショックだったが、熊騒動もあるのも肯けた。
ネオパラの登山口コース
ネオパラ登山口
 夏山の西野上山を参照ねがいます。
コース別 宮丘公園芝生広場 宮丘公園南斜面 西野西公園 ネオパラ登山口

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2014(H26)年10月30日(木) 曇り 南斜面コース 往復4.025km 登り45 下り34
 13:04駐車場所→13:13林間広場→13:16展望広場→13:20WC→13:23登山口→13:26沢→13:33コブ→13:49最高地点13:54→14:07コブ→14:11沢→14:14登山口→14:18展望広場→14:19林間広場→14:28駐車場所

 2011(H23)年7月13日(水) 曇り 宮丘公園コース 5.344km 登り57 下り1:00
 10:42駐車場所→芝生広場→11:00トリム広場→11:12登山口→11:39最高地点11:44→12:06登山口→12:10展望広場→12:20展望台→12:34芝生広場12:52→13:00遊具広場→13:02駐車場所
 2011(H23)年6月9日(木) 曇り 西野西公園コース 往復1.968km 途中撤退
 10:22駐車場所→10:27分岐→10:30分岐→10:34立ち入り禁止の看板→10:35分岐まで戻る→10:43鉄塔→10:50引返し→10:55鉄塔→11:01分岐→11:09公園見晴らし台→11:12駐車場所