錦大沼公園
錦大沼(標高16.6m面積9.8ha周囲3.3km)錦小沼(標高15.6m面積2.7ha周囲1.2km)覚生沼(湿原:標高17.0m面積0.07ha 周囲 140m)西展望広場(標高90m)東展望広場(標高89m+展望台5m)

 ポイント
 遊歩道は錦大沼、錦小沼、覚生沼(湿原)の入り組んだ沼の縁を忠実に辿っている。入口の散策路は網の目状に延びていて分かり難い。西展望広場と東展望広場にも尾根筋に遊歩道が延びている。東展望広場には展望台があるが見晴は良くない。広場の方が樽前山が良く見える。遊歩道の最高地点や沼のデータは国土地理院地図とカシミールで測定した。

 アクセス
 苫小牧市錦岡の覚生川通を走りオートリゾートアルテンを目指す。その手前に錦大沼公園があり、広い駐車場やトイレがある。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2023.7.28」へ 周辺地図
東展望コース
 7月28日<2023(R5)年 一周6.825km 2:39> 
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 管理棟やトイレの前に広い駐車場がある。管理事務の近くにはハナショウブ園があるが花はもう終わっていた。トイレの横の案内板で東展望コースの辿り方を確認する。どうやら真っ直ぐ行く道はないようだ。公園の入口で記念写真を写し、覚生川に架かる清涼橋を渡ると、道標「散策路/WAKING PAT」「錦大沼/LAKE NISIKI ONUMA」「キャンプ場/CAMPING SITE」があった。取り敢えずキャンプ場の方に行って見る。道標の無い二つ目の分岐を左に曲がると、十字路に案内板と先ほどと同じ道標があった。右に曲がらなければならないところ、道標が示していないので真っ直ぐ行ってしまう。
駐車場 公園入口 清涼橋 道標
 錦大沼へは行きたくないので、道標の無い次の十字路で右に曲がると木道になる。木道が分岐する所には道標「湿原一周コース/MOOR WALKING TRAIL」「錦大沼/LAKE NISIKI ONUMA」「錦小大沼/LAKE NISIKI KONUMA」があり八つ橋らしき木道が見える。付近をうろうろしていると、道標は無いが尾根道と思われる方向に階段を見付け、上がって見ると道標「芝生広場/SIBAFUHIROBA GROUND」「東展望台/EAST OBSERVATORY」「キャンプ場/CAMPING SITE」があった。ぐるぐる回って、ようやく東展望コースへと足を踏み入れた。
木道 湿原一周コース 八つ橋 東展望台へ
 湿原から登って来た階段を振り返り、東展望コースの道標に従い辿って行く。47mのコブには境界石と道標「樹木園/GARDEN」「芝生広場/SIBAFUHIROBA GROUND」「東展望台/EAST OBSERVATORY」があった。樹木園方向には階段が下っていた。ベンチの傍を通って東展望台へと辿って行く。
湿原から 東展望コース 47mのコブ ベンチ
 地図では分からない下りでは、階段やベンチが設置されている。小さなコルは2つ目の樹木園分岐になっていて、道標「東展望台」「樹木園」「芝生広場」がある。小さくウップダウンを繰り返す尾根道の下りには階段が設置されている。大沼一周コースの分岐には道標「東展望台」「大沼一周コース/LAKE NISHIKI ONUMA WALKING TRAIL」「芝生広場」があり階段が下っていた。
ベンチ 樹木園分岐 階段 大沼一周コース
 反対側にも有料区域への分岐があり、案内板と道標「青少年キャンプ場/YOUTH CAMPING SITE」「有料区域/CAMPGROUND PAY AREA」「芝生広場」があり階段が下っていた。アンテナのあるコブには案内板があり、冒険広場とカヌー基地への道は消されていた。下って行くと舗装道路が見え出す。舗装道路の出口には道標「芝生広場」「キャンプ場/CAMPING SITE」「東展望台」がある。舗装道路の反対側には案内板と道標が見える。
有料区域へ アンンテナ 舗装道路が 案内板と道標
 道標「カヌー基地/CANOEING AREA」「樽前半島/TARUMAE PWNINSULA」「東展望台」がある。この舗装道路は乗馬のトレッキングコースでもあるようだ。ここからは、道標も案内板も分岐も無いので、ひたすら登って行く。虫が纏わりついて煩いので、防虫網を被る。愛棒の背中にダニが付いていると思ったがシカシラミバエの様で払い落しながら辿る。傾斜が緩むと目の前が開けてくる。東展望広場には展望台があり、放牧地の奥には樽前山が見えていた。
乗馬のコース 東展望広場 展望台 樽前山
 早速展望台へ上がって見るが、周りの木々が大きくなったのか展望は無かった。放牧地の柵の所には道標「西展望広場/NISHITARUMAE HIROBA GROUND」「樽前山/MT.TARUMAE」「錦大沼/LAKE NISIKI ONUMA」がある。階段を下って行くと、沢に下りる。ここで、西展望広場に行くか迷うが、余りにも暑いので、半分で止めることにする。沢の奥には砂防ダムが連なっているようだが、通行止めにもなっていなかった。案内板と道標を眺めて乗馬のトレッキングコースを下って行く。
展望台 階段を 案内板 西展望台へ
 歩き出して、直ぐにタヌキの溜糞がある。沢はコンクリート槽になっていて枯れていた。道端にはモミジガサが咲いていた。大木の切り株を模したトイレが現れると、錦大沼の東西遊歩道の分岐になる。分岐には案内板と道標「東展望台」「芝生広場」「樽前半島/TARUMAE PWNINSULA」がある。西野遊歩道は階段から始まっている。ここからは東側の遊歩道で帰ることにして、樽前半島を目指す。
沢沿いを モミジガサ トイレ 樽前半島へ
 樽前半島の分岐には道標「東展望台」「樽前半島」「キャンプ場」がある。はんとうを下って行くと、壊れかけた丸太のベンチのある広場で終わっていた。以前の展望台は何処だろうと探したら岸辺に残骸を見付ける。引き返してメイン道路に戻ると、先ほどの分岐から数十歩もない所にでる。そこには案内板と同じ道標があった。カヌー基地が近づくと、カヌーに乗った子供たちが、声をかけてくれる。我々も手を振って応える。
半島分岐 広場 以前の展望台 カヌー基地
 カヌー基地の案内板は一番新しいが、道標「センターハウス カヌーのりば」「樽前半島」「錦大沼一周コース」は隠れていた。入り江はグリーン色をしていた。ベンチを通過して、次に自然観察台だと思ったらいつの間にか通過して、キャンプ場の分岐になる。遊歩道から僅かに覗く沼を眺めながら辿って行く。
案内板 グリーンの ベンチ 沼を覗く
 覚生沼が近づきだすと、今日一番の錦大沼が見えて来る。芝生広場とが近づきだすと分岐になり、道標「錦小沼/LAKE NISHIKI KONUMA」「大沼一周コース/NISHIKI ONUMA WALKING TRAIL」「湿原/MOOR」がある。この分岐から芝生広場を目指す。
錦大沼 木道
 芝生広場に出ると、いきなり暑くなり、引き返す。八つ橋を横目で見て、階段を上がり分岐へ戻る。分岐から高見へ登って行く階段があり登って見る。高見には丸太のベンチがあるが、展望は限られている。出来た当時は、木々が小さかったので沼が良く見えたのだろうか?
芝生広場 湿原から分岐へ 分岐から上へ 高見の上
 高見から木立越しに沼を眺めて下って行く。帰りは湿原一周コースを辿って行くと木道の分岐になる。八つ橋へは行かずに尾根道の階段を目指す。階段の近くにはタチギボウシが咲いていた。朝も通った所だったが、道を探していたので目に入らなかった。
高見から沼を 覚生沼 木道 タチギボウシ
 

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 二人の山行記録(遊びの時間含む)
 2023(R5)年7月28日(金) 晴れ 一周6.825km 2:39
 8:27駐車場→8:30清涼橋→8:32キャンプ場へ→分岐→8:34散策路へ(左)→8:38十字路→湿原へ→8:45東展望台コースへ→8:49樹木園分岐→8:55樹木園分岐→9:00大沼・キャンプ分岐→9:06鉄塔→9:13芝生・キャンプ場分岐(舗装道路)→9:31東展望台9:25→9:40西展望広場分岐→9:56東西分岐(WC)→9:57錦大沼一周コース→10:02樽前半島分岐→10:06樽前半島10:07→10:18カヌー乗り場→10:31キャンプ場分岐→10:42芝生・湿原分岐→10:45湿原分岐→10:47芝生広場→10:50高見へ引き返す→10:57湿原(覚生沼)→11:06駐車場