中沢(三角点名:507.0m)

 ポイント
 なだらかな林道を辿って行く初心者ルート。山頂直下は、東側は少し急で倒木や起伏が多く登り難いが、西側はなだらかで作業道が山頂まで延びている。山頂に「常盤小雪MP12」と書かれた謎の看板がある。
奥常盤4・5号林道ルート

 アクセス
 国道453を札幌から支笏湖に向かい、常磐を過ぎて、カーブを右に行くと、真駒内スキー場(休業中)がある。さらに、奥(空沼登山口方向)へ進んで行くと、左に分岐する道があり真駒内川に架かる橋を渡る。路駐スペースは橋の袂と奥常盤4号林道入口近くにある。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2012.1.18」へ 周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 1月18日<2012年(H24) 往復スキー+ツボ足8.310km 登り2:20 下り50>
 真駒内川を渡ると、ブルで雪を押した跡があり広い駐車スペースがあり路駐させていただく。準備を終え、スキーを担いで林道入口へと足を運ぶ。林道入口近くには、もっと広い駐車スペースがあり、損したような気分になる。林道は冬のためゲートが開かれその傍に、蛍光塗料で書かれた「奥常盤4号」の看板が立っていた。誰も、辿ったことの無い雪の上を辿って行くと岩の路頭が見えていた。
林道入口 看板(大×) なだらかな
 林道からは冬木立越しに、常盤の民家や野牛山が見えて来る。途中で、P377mに延びる林道があり寄り道をする。林道から外れて登って行くとピークに着いてしまう。ピークから下りて奥常盤4号林道に合流する。時折、真簾峠P651.8mが山らしい姿を現すが、平らな尾根に延びる林道を辿ることになる。
野牛山 P337m 真簾峠P651.8m 再び林道へ
 ウサギの飛び跳ねた足跡や雪が付き白い大蛇のような格好の倒木を見ながら、真っ直ぐ延びている林道を辿って行く。林道はやがて分岐になり、「奥常盤5号」の看板が立っていた。
ウサギの足跡 白い大蛇?(大×) 分岐 奥常盤5号(大×)
 方向を変えながら、奥常盤5号を辿って行くと、今度はリスが慌しく横切った足跡がある。真簾峠のP651.8mも山らしく見えて来る。適当な所で、林道から離れ尾根に取り付くことにすると、作業道に出てそのまま山頂へ向かえるかと期待したが、何時の間にか作業道が無くなり、傾斜が増しだす。倒木や起伏も加わって、登り難くなってくる。登り易いルートを見付け、何とか登って行くとピンクのテープが垂れ下がった山頂が見え出す。
リスの足跡(大×) 真簾峠P651.8m 林道から尾根へ 山頂が
 山頂に上がると看板が見えるので、山頂標識かと思いながら近づくと「常盤小雪MP12」と書かれた謎の看板だった。一応、その看板の前で記念写真を撮し、昼食をする。山頂からは、冬木立越しに藤野富士が見え、目の前の木の上では黒と白の横縞模様のアカゲラの雌と思われる鳥が木を突いていた。
謎の看板 山頂(大×) 藤野富士 アカゲラの雌(大×)
 頭の上には、航空測量に使ったと思われる板が木立に打ち付けられていた。昼食を終え、下山するが登って来たルートはスキーを楽しめないので、作業道と思われる西側の斜面を下って行き、無事、奥常盤5号へ合流できた。後は、歩くスキー状態になったり、緩傾斜を滑り降りたりしながら帰る。
航空測量の跡? 西側の斜面 奥常盤5号へ 林道を滑る

山行記録冬山2へ   次野牛山・野中山へ   アソビホロケール山へ

 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2012(H24)年1月18日(水) 晴れ 往復スキー8.310km 登り2:20 下り50
 9:37林道入口→9:43分岐左へ→10:05分岐右へ→10:18P377→10:29林道合流→11:07分岐奥常盤5号右へ→11:30尾根へ→11:57頂上12:30→12:37奥常盤5号へ→12:59分岐奥常盤4号へ→13:20林道入口