野中山nonakayama(539.0m)野牛山yagyuzan(524.5m)

 ポイント
 札幌市街が一望でき、支笏湖や定山渓の山々も木立越しに見える。野牛山の山頂標識が立っているところは、実は野中山と呼ばれている(札幌・小樽ゆったりハイキングより)。
清水沢作業道ルート

 アクセス
 道道341号線(真駒内御料札幌線)の滝野神社から「滝野国有林線」に入る。最終人家の一つ手前の家に除雪スペースがあったので、お願いして路駐させていただく。ささやかなお礼として、愛棒手作りの革で作った小物入れを受け取ってもらう。
 国土地理院地図 GPSトラックは「山の地図帖2012.1.25」へ  周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 1月25日<2012(H24)年 往復スノーシュー4.879km 登り2:33 下り58>
 清水沢沿いの林道に入ると、雪が付いて松の幹がたわわに垂れ下がり、松のトンネルになっていた。バクダンを落とされないように、幹を刺激しないように慎重に抜ける。20分くらい辿ると土嚢が積み重ねられた清水沢があり、奥に滝野すずらん公園のフェンスが見えて来る。土嚢を越えるときに、愛棒は鉄筋にスノーシューを刺し転んでしまう。清水沢作業道のゲートに辿り着き奥へと進んで行く。
清水沢沿いの林道 清水沢 ゲート 清水沢作業道
 作業道のY字分岐に出ると、すっかり除雪されていた。仕方が無く、道路沿いの林の中を辿るが、やはり道路に出てしまう。仕方が無く、砂利に当らないように気をつけて辿って行く。道路から上がり易い所で、尾根に取り付く。尾根の雪は、まだ締まっていないので、落とし穴状態の所や膝まで埋まる所もあり難儀をする。尾根は、地図よりも急登に感じ、時間がどんどん経過してしまう。時計は既に、12時を過ぎてしまっていて、ギブアップまで後1時間になっていた。450mにはやせ尾根が現れ、その次には、顕著なコブも現れるが、中々野牛山に到着できない。
Y字分岐 除雪された作業道 尾根の急登 やせ尾根
 作業道と思われる道が横切るが、尾根通しで登って行く。ようやく、白旗山が望め元気が出てくる。先程の作業道の延長線なのか道端に壊れかけた二つの百葉箱が現れ、野牛山だった。百葉箱が設置されていると言うことは、作業道があり夏でも登ってこれるかもしれないと思う。野牛山山頂を通過して野中山を目指す。
作業道? 白旗山 百葉箱 野牛山山頂
 野中山までは、地図の通りに平らな主稜線を辿って行く。ようやく、野中山山頂に辿り着く、ギブアップ時間の13時に5分前だった。遅い昼食を食べながら、滝野霊園に林立するモアイ像越しに藻岩山、札幌市青少年山の家や滝野公園の展望台越しに平らな白旗山を見る。
平らな主稜線 野中山山頂 藻岩山 白旗山
 野中山の山頂は野牛山となっているので、ややこしいが、記念写真を撮す。支笏湖の山々も木立越しに見えるが、すっきりとはしない。帰りは、林の中のトレースを忠実に辿り下山する。やせ尾根が過ぎると、ジグを切って登った所は、串刺しにして下って行く。除雪された作業道は、スリップダウンするのが怖く、スノーシューズのまま下って行くが、石に当らないようにと注意しながら下って行く。
野中山の山頂 林の中を やせ尾根を 除雪された道路

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2012(H24)年1月25日(水) 曇り 往復スノーシュー4.879km 登り2:33 下り58
 10:23駐車場所→10:47Y分岐(ゲート)右→除雪した作業道→11:12作業道から尾根へ→12:43野牛山→12:56野中山13:18→13:25野牛山→13:53作業道へ→除雪した作業道→14:00Y分岐(ゲート)→14:16駐車場所