敏音知岳(pinnesiridake:703.2m)知駒岳(sirikonadake:529.2m) |
ポイント 登りやすく、家族連れ向き。キャンプして、山に登って温泉に入るのも良いかな! |
道の駅ピンネシリコース |
アクセス 国道275号線を北上し、中頓別町の道の駅「ピンネシリ」を目指す。 |
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7月14日 <2001(H13)年 登り1:46 下り1:30> 北の山游詩:虫の白い家 |
停滞前線が北海道の南にあるので、北が良いかなと思って家を出た。しかし、中頓別町の道の駅「ピンネシリ」に着いても雲が垂れ下がっていた。 登山口は大きなセンターハウスかと思ったら道の駅だった。その隣に大きなオートキャンプ場がありけっこうにぎわっていた。道の駅でトイレを済ませて、登山届簿に記入する。 登山口には三吉神社の鳥居があり、ウッドチップで舗装した階段を上がる。登山道は物凄く整備され、標識も古いものから新しいものへと交換されてた。距離標識も、案内板もきちんとしているので、初心者には安心だろうと思う。道端にはウバユリの花が咲き、幽霊茸の別名があるギンリョウソウに久しぶりに会う。 ただ、始めはトドマツの植林地なので、府県の杉林よりも良いが暗く重苦しい雰囲気だ。途中にはカッコウ橋、千本シナが現れる。 |
ウバユリ(大×) | ギンリョウソウ(大×) | カッコウ橋(大×) | 千本シナ(大×) |
道端の花を見ながら登って行くと、滝、石畳、駒返しの坂、大松の曲、水松の曲案内板があった。始め、松の曲ってどんなのかなと思って耳をすませましたが、風の音でした(~_~)。水松の曲がりには大きな一位の木があり、なるほどなと感心、感心!感心したので写真は撮り忘れた。 |
エゾアジサイ(大×) | タツナミソウ(大×) | オオダイコンソウ(大×) | キトピロ(大×) |
登山道はジグザグを切って登るので急登はなく、膝を傷めている相棒にはよかった。引き続き、道端の花を見ながら登って行くと、軍艦岩が現れる。軍艦岩には展望を楽しむための梯子があり、天気の良い時にはみなさん上がっているようだ。 |
アヤメ(大×) | ヤマブキショウマ(大×) | 軍艦岩(梯子あり)(大×) | マタタビ(大×) |
道端にはイワミツバ、アイヌワサビ、ヨツバヒヨドリ、コウゾリナ等の花が咲いていた。 |
イワミツバ(大×) | アイヌワサビ(大×) | ヨツバヒヨドリ(大×) | コウゾリナ(大×) |
黄色いキヌガサギク、赤みのあるヨツバヒヨドリ、ナデシコのような花が咲いて来ると頂上は近く感じられた。 |
キヌガサギク(大×) | ヨツバヒヨドリ(大×) | ナデシコ?(大×) | ナデシコ?(大×) |
頂上からはほとんど見えず、またおいでといわれたみたい!頂上は双コブで、三角点と山頂標識のある所と三吉神社の祠と円盤のある所がある。頂上は土なので、雨後は敷物がいる。頂上には昨年大発生したホタルのような虫がいた。 |
ナデシコ?(大×) | 山頂(大×) | 方位盤 | キタボタル?(大×) |
エゾアザミやカマズミが咲く登山道を下って行くと、相棒がヘビを踏みそうになり、飛び上がる。結構大きな茶色の尻尾だった。尻尾から考えると1.5m以上はある大物だったかも。それと、植物の茎に白い泡が沢山付いていた。なんと言う虫なのでしょうか?ようやく、晴れ間があり平野部が見て来る。 |
エゾアザミ(大×) | カマズミ(大×) | 途中の晴れ間 |
下になるとツクバネソウ、コウエンタンポポ、アヤメも咲いていた。階段を下って登山口に到着する。 |
ツクバネソウ(大×) | コウリンタンポポ(大×) | アヤメ(大×) | 登山口(下道の駅)へ |
8月18日 <2010(H22)年 登り1:46 下り1:30> |
道の駅で登山届を出して登山口へと進むと、三吉神社の鳥居があり、その横に、ピンネシリ岳の登山道が細かく描かれている。ウッドチップの階段は最近の雨で流された跡がある。暫し、植林された松林の中を辿って行く。 |
登山口へ | 登山口 | 看板 | 松林 |
小沢にはカッコウの橋が架かっている。千本シナは説明板が立ち、囲いが回されていた。森の巨人たち100選にも選ばれているようだ。引き続き、暗い森の中を辿って行くと、松の木並木の看板が見えてくる。 |
カッコウ橋 | 説明板 | 千本シナ | 松の木並木(大×) |
松の木並木は一段と暗くなりカメラのオートではフラッシュが発光してしまうくらいだ。間も無く、1.5km地点の看板が現れる。1km地点の看板は見落としたようだった。次に、白樺の泉の看板があり、小さな泉があった。 |
松の木並木 | 1.5km地点(大×) | 白樺の泉(大×) | 泉 |
2.0km地点を過ぎると登山道に石が多くなり、石畳の坂になる。カーブの付け根には紅葉の滝の看板があるが滝は夏草に覆われているのか音だけが滝の存在を主張していた。登山道は駒返しの坂にさしかかり心持急になる。 |
2.0km地点(大×) | 石畳の坂 | 紅葉の滝(大×) | 駒返しの坂 |
ペンケ山やパンケ山も見えて来る。曲がりには大松の曲の看板はあるが大きな松は見当たらない。少し夏草の生い茂った斜面に登山道が延びている。ノリウツギの白い花も咲いていた。次に、水松の曲になるが、小さなオンコがあるだけだった。 |
ペンケ・パンケ山 | 大松の曲 | ノリウツギ(大×) | 水松の曲(大×) |
ジグを繰り返りながら登って行くと、軍艦岩が見えて来る。軍艦岩に気を取られてしまい、登山道を踏み外してしまい、体半分落ちてしまう。胸の所にポケナビを入れていたので、クッションになり胸を強打せずに済んだが、ポケナビが壊れていないかと、胸の痛さよりも心配するが、大丈夫だった。 気を取り直して、梯子で岩の上に上がって見るが、景色は木立に阻まれ良くはなかったが、山頂が覗けた。軍艦岩そ過ぎると稜線上の登山道となり、景色が目まぐるしく変わりながら、山頂を目指す。 |
軍艦岩 | 岩の上に(大×) | 稜線 | 山頂を |
。山頂直下で岩場になり、夏草の中にハイオトギリが咲いていた。山頂は最後の最後まで見えず、山頂に飛び出す格好で到着する。 |
岩場 | ハイオトギリ(大×) | 山頂直下 | 山頂(大×) |
まず、三角点のある山頂に上がり、主稜線の奥にポロヌプリ山、手前に松音知岳を望む。主稜線の外れに偉茶忍山を見る。 |
主稜線 ポロヌプリ山 松音山 偉茶忍山 |
南側に転じれば、山頂にパラボラアンテナのある函岳、隣のペンケ山、パンケ山が望める。 |
函岳 ペンケ山 パンケ山 |
今度は、奥の宮がある山頂に行って見ると、以前あった方位盤がなくなっていた。ペンケ山、パンケ山が大きく見え、奥にイソサンヌプリ山が望めた。 |
ペンケ山 パンケ山 イソサンヌプリ山 |
東側は松音知の平野部が望める。奥の宮から、主稜線伝いに登山道が延びていたので、一人で行ってみようと、歩き出すと木の幹に頭を打ち付ける。それに怒ったのか、スズメバチが一匹耳元を掠めて飛んで来た。足早に奥へと進むが、追跡してくるので、奥に巣があったら大変だと思い、山頂に引き返す。 |
松音知の平野部 ポロヌプリ山 |
奥の宮を撮し、山頂に引き返して三角点を撮していたら、キアゲハが飛んで来た。キアゲハを追いかけていたら、再び、スズメバチが近づいて来るので、早々に、山頂を後にする。 |
奥の宮 | 三角点 | キアゲハチョウ(大×) | 山頂を後に |
軍艦岩の所で、再び、スズメバチに接近され、団扇で扇いで飛行体制を崩した隙に、脱兎の如く駆け下りる。ようやく、スズメバチから開放され下っていったら、今度はヘビの出現で愛棒が飛び上がる。黒い蛇を踏むところだったと言う。再び、何事も無かったように冷静を装い下って行くと、再び、黒いヘビが岩場に居た。カラスヘビだと思うので毒がないので一安心だが、今年は、ヘビやスズメバチによく会うと話しながら下って行くと、札幌から来た男性一人とすれ違う。 |
=ピンネシリオートキャンプ場考= ピンネシリ温泉「望岳荘」は部屋数は10部屋、01634−7−8111、日帰り入湯料金はシャンプー、石鹸付きで一人310円だ。残念ながら露天風呂はない! |
二人の登山記録(遊びの時間も含む) 2010(H22)年8月18日(水) 晴れ 登り1:56 下り1:15 8:40登山口→8:53カッコウ橋→8:57千本シナ→9:10松の木並木→9:12/1.5km地点→9:18白樺の泉→9:26/2km→9:35紅葉の滝→9:46大松の曲→10:01水松の曲→10:10軍艦岩→10:36頂上10:51→11:05軍艦岩→11:14水松の曲→11:21大松の曲→11:30紅葉の滝→11:33/2km→11:38白樺の泉→11:44/1.5km→11:46松の木並木→11:54千本シナ→11:56カッコウ橋→12:06登山口 2001(H13)年7月14日(土) 曇り、ガス 登り1:46 下り1:30 9:53登山口→10:11/1km地点→10:21/1.5km地点→10:34/2km→10:50/2.5km→11:16軍艦岩→11:39頂上12:17→13:13/2km→13:22/1.5km→13:29/1km→13:47登山口 |
知駒岳(532m) |
ポイント 車で頂上まで行ける手軽な散策コース |
頂上(大×) | 隣のコブ | 頂上から平野を | コウリンタンポポ群落 |
知駒岳を登る道からは敏音知岳が良く見える。頂上からは隣の擂鉢山の変わった山容が楽しめる。頂上近くの駐車場までは広い舗装道路で、道路脇にはコウリンタンポポ、マ−ガレット、タンポポ、ツメクサなどで彩られていて綺麗だった。頂上は手稲山のようなアンテナ群が鎮座している。結構、遊歩道化した道があり面白いかもしれない。 |
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