紋別岳(865.6m)

 ポイント
 頂上まで全線舗装の作業道路が付いているので、迷うことは無く、展望も良い。
NTT作業道(シリセツナイ川)ルート

 アクセス
 札幌から支笏湖畔に向かうと、温泉街に入る手前のシリセツナイ川を渡り、上りカーブの左側に紋別岳の登山口の道標がある。札幌方向からは見難い。
  国土地理院地図 周辺地図
 12月21日<2003(H15)年 積雪20〜40cm 往復ツボ足8.433km 登り3:19 下り1:26>
 登別方面の軽い山へ行こうと、支笏湖にさしかかると、モラップ山から日が出て、銀色の支笏湖が顔を出した。空は青空だったので、急遽、紋別岳に変更する。
 登山口に着くと誰もいない。気になっていた積雪は20〜30cm程で、スキーのトレースと2人くらいのつぼ足の跡がある。これを辿るとなんとかなると思った。途中の作業道から山頂がちらっと見え、振り返ると樽前山が見えていた。
駐車場から支笏湖を 登山口 作業道から山頂が 振り返ると樽前山
 山頂や支笏湖は木立越しに見えるが、後半はすっきりと見えるようになる。登って行くと支笏湖、樽前山、風不死岳、恵庭岳が見えてくる。 
山頂が木立越しに 支笏湖が木立越しに 山頂を望む 恵庭岳を望む
 支笏湖の奥に樽前山と風不死岳が見えるようになる。見上げると青空の下、樹氷が綺麗だ。途中に、気象観測装置もある。トレースは吹雪いたのか消えているところもある。おまけに、最後の1kmではトレースが尾根に上がってしまい。相棒は急なところは膝に良くないというので、ラッセルを開始する。北側は意外と積雪があり、膝まで埋まる。人の揚げ足は上手いが、自分の足はなかなか上がらない。あえぎながら、頂上を一周半し、頂上へ着く。先程の尾根に上がったトレースは頂上まで到達した痕跡がなかった?
支笏湖と樽前・風不死 樹氷 気象観測装置 ラッセル
 頂上は風が強かったので、建物の陰で食事をする。頂上からは、光る海、王子の発電所のある水明郷、丸山遠見、モラップ山、樽前山、風不死岳、多峰古峰までが良く見えた。圧巻は、幻想的な樽前山と支笏湖が織りなす光の競演が見事だった。恵庭岳は霞んできていた。
頂上(大×) 水明郷とダム 光の競演 恵庭岳
 下山途中で、後続者にラッセルのお礼を言われると、疲れが和らいだ。今日の反省としては、紋別岳の登山道が全長4.8kmあることが頭に入っていなかった。無雪積は舗装道路なので時間がかからないが積雪期はそうは行かない。帰りは送電線の下から下った人もいた。

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2003(H15)年12月21日(日) 晴れ後曇り ラッセル20〜40cm 往復ツボ足8.433km 登り3:19 下り1:26
 7:51駐車場→11:10頂上11:32→13:08駐車場